ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

2020年→2021年 感謝で終わり感謝で始まり※狩猟や肉など苦手に方は閲覧注意です。

2021年01月06日 12時09分00秒 | HUNTER×HUNTER
どうも。
※最初に、狩猟や、睾丸を見たくない方はご遠慮ください。

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

緊急事態宣言が東京近郊で出されるとか。
本当に、罰則とかする前に影響を受けるところにそれなりの保障を用意して欲しい。廃業や倒産で日本のチカラや働く場を奪わないでもらいたい。この国の政治が少しでも国民に向いてもらいたい。政治の仕事をして欲しい。

さて、12月も下旬になった頃・・・イノシシをもらって肉には満足しつつありますが、罠師としては捕りたいと思い、ベテランに聞きました。『イノシシってどこにいるんですか?』
ベテラン『今から来れるか、教えてやら。』
と、ベテランについていきました。
確かにいるわ!

市内や区内であっても、知らないところはいくらでもあり、ベテランの教えてくれたところなどイノシシの気配を探してワナをかける場所を探しました。

不思議な光景や、知らないトココトはいろいろありますね。

↑山の中で見つけたときは・・・アオザメました。

↑とある作物のオドカシみたいです。仕事納めの元カットモデルさん?


↑独特な生え姿。調べてみると、トウチクという竹みたい。いろいろ使えそうですが園芸観賞用なのかな?


↑緑が美しく。節が長い。太さは缶コーヒーくらいでしょうか?

12月の終わり。ワナを4ヶ所仕掛け、1週間ほど経つか経たないか・・・
今日は、父とボカシ肥の仕込みもやる予定だし、ワナの見回りして帰るかなっと。

うーん、掛かってない。

こっちは・・・笹が生えてて、あれ・・・こんな笹が寝てたっけ!?よく見ると・・・

掛かっているやんけ!まぁまぁデカイ。

残りのワナを見て、自宅に帰り、道具を積んだ軽トラに乗り換えて・・・再び、現場に。

イノシシのワナ猟師を始めて、自分が人から教えてもらったこと、ネットで学んだことを常に更新、取り入れながらやっているなと感じます。

大きめなイノシシですが、無理しないよう生け捕りに挑戦してみます。

鼻取りやロープラチェットを使ってみました。


↑紹介しよう!鼻取りポン(仮)
ワナに掛かったイノシシの鼻を簡単にククることができるニューウェポン。


↑ロープラチェット
カチカチカチカチとイノシシを引き寄せてやまない、便利な道具。


↑イノシシに見立てた木の角材もこの通り。2つのウェポンを接続し、ラチェットゆにつないだロープを立ち木に縛りカチカチ引っ張れば・・・カンペキなハズ。

実戦投入しました!


↑鼻も取れました。イノシシがかわいそうですけど、銃も持たない人間が安全に捕まえるには鼻を取るのが一番ではあります。


↑ロープラチェットもしっかり仕事しました。


↑積み込みの際は試してみたかった滑車を2つ使ったやり方。lifeという映像が美しい狩猟生活のYouTubeチャンネルさんで学ばせていただきました。ロープラチェットもかな。


↑赤いとこに滑車をつけると二人でも上がらないイノシシが楽に積載できます。狩猟以外でも使えそうな知恵ですね。片方にフックの付いた連なった滑車の2つにロープを通した吊り上げる道具もありますね。



↑この時は生きていました。帰りがけ、車を止めては周りのワナを回収しているうちに首のロープが効きすぎてしまい、呼吸が止まりました。なので、急いで放血しました。血抜きに不安が残る、最大の反省点です。


↑冷やかし場の限界か?脚が出ていますので、重石を載せておきます。


↑鼻取りポン(仮)は一撃で殉職してしまいました。
最初から、むかってくるイノシシにぶち当てる使い方はせずに、、止まっているイノシシの鼻に瞬時に当てて使う予定でしたが。イノシシも鼻に何かぶつかるとブイと鼻を突き上げるので強度が欲しかったですね。
すでに、鼻取り一筋の後継モデルも製作済み?!


↑小腸を裂くには、腸裂きという刃物もありますが、こうした笹やボールペンのキャップなどを先に付けると楽だよとベテランに教えていただいたことも実践しています。


↑なかなか大きいイノシシ オス。解体も大変です。1人でやります。
イノシシを懲らしめたいとかそういう気持ちは一切なく、畏敬の念というのでしょうか。
もちろん、作物は荒らされたりしますので・・・複雑なわけですが。

前脚が折れていたのでおとなしかったですが、でなかったら?油断せず対峙する際、気をつけないといけません。
※背景がごちゃごちゃしてますので、モザイクをかけています。


↑広い山で小さなワナに掛かってくれた奇跡を感じます。


↑呼吸が止まって、急いで放血した際、心臓を突けていました。本当にマグレですが。


↑睾丸を食べてみます。こういうのが入っているんですね。
※僕はゲテモノ食いが好きなわけではなく、食べれる部位を探しています。


↑切るとこんな感じです。刺身でも食べれるようなので、ひと切れ食べてみました。
僕は、こういうものがめちゃくちゃ好きでもないので、、
いろいろなリスクを考えますと生食はオススメしません。


↑焼くとシイタケみたくなります。ほろほろしています。


↑スペアリブの肉を残す捌き方に。
後ろのモモの1本は冷凍庫の空き容量を考えて生ハムっぽいものになる予定です。


↑元日の解体作業は、皮剥ぎ、肉を洗ったり~ラップまで終えて午前3時過ぎ(^o^;)暇だなっ。
まぁまぁのお肉だとは思います。また配ったりしないとです。
今度は5~15%の塩水で肉の血抜きをしようと思います。その方が血が抜けるらしい。


↑街にも来ていけないし、狩猟にもモッタイなくて着れないという、、ワークマンで発見した狩りチャンネルのNozomi氏のモデル。
長袖でもよかったと思う今日この頃。


↑YouTubeなどlifeさんや狩りチャンネルさん、晴れのち山さん、ドワーフ松本さんなど、いろいろな狩猟チャンネルありますけど、、狩猟が身近になるといいです。狩猟って本来の命営みにおいて大事なことなんですよね。規格のように作られたブタたちがラインで吊るされて加工されていく、パックに入れば肉になるんですが、生きた命なんですよね。
本当に感謝しないとです。
農業や狩猟を通して、そうことを強く感じます。

いろいろなモノコトをいただいたり、教えてもらったり、感謝しかありませんね。

今年もお茶農家を頑張りつつ、狩猟したり・・・etc。
一国民として、真実はひとつ、なんなのか自分の頭で考えていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。