ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

今シーズン、2頭目のイノシシ。

2021年01月21日 13時40分00秒 | HUNTER×HUNTER
どうも。

アメリカの大統領選ではいろいろと考えました。世界はいろいろあるらしく、台湾のチン○ンだとか半導体だとか正直なにがなんだかわからないことが多いです。そんなことを考えつつも、、自分のすることを楽しみながらいきたいものです。

さて、2頭目のイノシシが獲れました。
※ワナ猟は免許が必要であり、危険が伴います。マナーやルールをお守り下さい。

で、最近は、イノシシが少ないものの、気配があるところに数個仕掛けると数日から1週間前後で掛かる不思議な感じです。

1月のある日、冷凍庫のすき間も小さなイノシシなら入りそうなので・・・家から数分のところに仕掛けてみました。気配の主はカモシカかもしれないですが。ホームです。

ワナを埋めて数日の雨の日。
見回りしたら、雨次第で全国陶器市でも行くかなぁと思いつつ。

斜面を登って・・・あっ、『おはようございます。』・・・掛かってます(゜ロ゜)

しかも、まあまあのデカさ。

うちに帰って軽トラに乗り換え、荷物を積んで・・・いざ!

紹介しよう。今回のスペシャルウェポンは・・・

鼻取りデカ 雪平さん です。


↑以前、殉職した鼻取りポン(仮)の柄を使います。仕組みは同じです。

↑100均で300円なので浮いちゃってしょんない雪平鍋を加工しました。


↑押し板は、木にしました。


↑柄もとられ、底に穴も開けられたラーメンすらも作れなくなったベテラン鼻取り一筋刑事の雪平さん。
張り込みはあんぱん。取り調べはカツ丼。立て籠り犯には故郷のお袋さん。鼻取りにはオレ。
実力は・・・


↑小型イノシシを模したテストでは・・・スゴい!スゴいよ!雪平さん!

いざ!実戦へ!

イノシシもいろいろいまして鼻を前にだすやつから、下に向けたまま、突っ込む時だけ鼻を持ち上げるやつ。
今回のイノシシは後者であり、突進してきたら鼻に当てるタイプの鼻取りならいいですが、僕のは鼻にポンっと当てるだけの作りで、そこまでの頑丈さも大きさもない。
このじれったいやり取りに、やけを起こせば雪平さんは殉職してしまいそうです。

こりゃ、一番シンプルな方法でいきます。
棒の先に輪状にしたワイヤーをぶら下げてイノシシを鼻などを取る方法です。

すると、一撃!これが一番カタイかもです!


↑木にワナワイヤーが絡まり助かりました。ロープラチェットと相まって、しっかり保定。
生け捕りしようと思いましたが、上手く縛れないので、安全第一でその場で止め刺ししました。


↑掛かりどころは良いですね。


↑あれだけのイノシシが暴れれば、ワイヤーも痛みます。


↑暮れに捕まえたものと同じくらいでしょうか。こちらの方が歳は多く、皮を剥ぐと、脂は少なめ。盛りなのか、エサはあまり食べてないようでした。
ホルモン類からオス臭はしたものの、肉からは僅かにでしょうか。
解体からラップするまで、昼前から夜中すぎになりました。
しかしながら、冷凍庫が一杯なので加工に精を出します。
自分が好きでやっていることなので、あまりいうことではありませんが、、デカいイノシシは、捕ってからも攻撃力が高いのでエネルギーと時間を取られてしまいます。皮剥ぎも大変だ(*_*)


↑肉はとりあえずラップで巻いて冷凍。これが良さそう。これは、もらった小型のイノシシの肉。


↑切れ端並べると、斑入りの椿みたいです。


↑時間があればラップ肉を半解凍してスライスしてパックするとやっぱり使いやすいですね。

ジャーキー、ハム、生ハム、ベーコンの加工にも精をださねばなりません。

↑ワンピースずっと見てないですがスモーカー大佐を出すことに。


↑モクモク

↑燻製のチップはこういうのが楽ですよね。でもスモーカー大佐には小さいかな。


↑さまざまな樹種のこういうチップも売ってますね。


↑今回は昨年拾ってきた桜の枝を使います。


↑硬めのジャーキーというよりは干し肉。



↑生ハムは冷燻を狙いますので、桜の枝を燻す感じで燃やします。温燻にはオガライトなどを足すと熱が上がります。


↑生ハムに初挑戦です。鰹節みたいになる人もいるみたいですが、生ハムみたいになると良いなと。食べるのは1年後でしょうか、これに加えて今回のモモも一本生ハムにしました。
生ハムや燻製は今の気候が良さそうです。
生ハムが上手くできたら、お酒飲めませんが、ワインでも始めたいですね。

自然にあるものを美味しく。大切にしたいものです。

ありがとう、イノシシくん。