ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

むかし、竹取の翁というものありけり・・・

2012年03月13日 00時23分10秒 | お茶作り
こんばんわ!
今日は、ちょいと寒いですね!

『こんちは!箕(み)はいらんかね??』・・・新茶の季節を前にすると・・・毎年、やってきます・・・箕などの竹製品を作っては行商にくるオジサンだ。
昔のお茶作りっていうのは、畑での摘みとりカゴから、製茶工場内での茶葉の持ち運びに使う箕まで竹で作られているものを使ってきました。それが、茶刈り機になり、箕ではなくコンベアーになりました。
ですが、僕のうちの茶工場は、昔の機械ですので、まだ竹の箕などを使います。
使っているうちに、竹製品はどうしても虫が入ったりして痛むことがありますので、新しいものを買うことになります。

今回はこれ↓。頼んで作ってもらいました。


↑おじさんが、きれいに編んだもの。いい仕事ですね。・・・あとは自分で紙を張って。お茶を仕上げるときなどに使う入れ物になります。手が掛かるわりに、安くやってくれました。

竹取物語のような昔から、竹はいろんな道具作りに利用されてきました。最近では、プラスチック製品が代用になってきました。でも、竹製品でないといけないものがあります。
需要は減りつつあり。なかなか、生計をたてるのは難しいかもしれないけど、こういったものもこれから若い世代に引き継いで欲しいと思います。

メジロ、旅行記は次回に先延ばします(ー_ー;)

お疲れさまです!では、おやすみなさい!