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ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

身体中がいと痛し(>.<)

2017年07月20日 21時08分02秒 | 野良(畑)しごと
こんにちは!
最近、数日、合間合間に土手の梅の木を剪定しました。実付きが悪いうえに採れない木なので低くしようかと(*_*)茶畑の防霜ファンの電線にも枝がかかって来てるので。


↑山ぎわの茶畑の上に木の枝がかかると、生育不良などなりますので、コサ切りには使えそうなハヤウチを手に入れました。高枝切りばさみなどはテレビショッピングのイメージでどうなんだろう?と思っていたんですが、ロングセラーのメーカーの品は違いますね。


↑6.3メートルは頼りになります。全部伸ばすとさすがにツラいです。


↑ザクザク切れます。目立てもできるらしい。



↑高回転2スト最高!気分はジェイソン?今まであまり使ってないんですが、そろそろ使いたいお年頃(^_^;)チェーンソーも使ってみました。古い機械です。

その他、ノコギリなどで枝を切りましたが。
すごい量の剪定した枝が・・・それらを鉈で刻みました。
のちに無煙炭化器で炭にして、土作りに役立てる予定です。
鉈で衝撃を受けながら刻んだため、身体は疲弊しました。上半身の節々が痛いっ。
少しタフになれたかなと思います(笑)。

裾刈りという作業

2017年06月10日 08時06分00秒 | 野良(畑)しごと
こんにちは!
少し前の作業は裾刈りです。
一番茶の後は、茶の木の列の間が茂ります。それを刈り落として行きます。
本当にお茶が良かった時代は、畝間を刈り落とす幅すらもったいないと思ったり。広くしすぎると土の乾燥を気にしたりしました。
今は、作業しやすく歩きやすいようにやや広めにしています。
近所の方に譲っていただいた裾刈り機はかなり刈り落としの幅が利きますので助かります。


↑どこが畝間(茶の木の列の間)かわからない状態。


↑裾刈り機を用いて。


↑こう立てて使いやす。


↑これで歩きやすいようになりました。



【蛇足】


↑今年は家の裏の紫陽花がキレイに咲いています。


↑夏は体力勝負。イノシシのようなラブライバーの正直さんにいただいたジャガイモ(小さいのは皮付きのままで)とイノシシ肉のカレー。おかげで元気いっぱい\(^-^)/



明日・明後日はお茶の行商に。&タマネギを植えてみました。

2016年11月14日 10時47分29秒 | 野良(畑)しごと
こんにちは。明日(15日)明後日(16日)はお茶の行商に東京埼玉方面に出掛けます。月1ペースで、お得意様のお宅を車で回り、お茶をお届けします。よろしくお願いします。


さて、秋も深まる(暦の上では冬?)の今日この頃。タマネギやニンニクなどは植え時ですね。
タマネギは貯蔵でき、よく使う野菜ですし。ニンニクも貯蔵でき、買えば高いですし。植えて育てれば、かなり良いですね。

今植えて採れるのは、6月前後と、栽培期間が長いので春先には草に埋もれるなどの心配があります。草とりを絶えずすればいいのですが、春先はお茶農家の仕事が忙しくなってきますので、ほったらかしにしてしまうこともしばしば。今回は、黒マルチという防草、保温、保湿をできる資材を使い栽培してみます。


↑牧之原市内海側の砂地で栽培されてのかな。苗も新鮮なものがいいですね。ネオアースという品種で6月に収穫すると翌年3月まで吊るして貯蔵できるようです。ただ最後の追肥時期と、このネオアースに関しては収穫のタイミングが貯蔵性を短くする特徴があるようです。タマネギは、収穫時期になると葉が倒れてくるのですが、ネオアースはその前後数日くらいのタイミングに収穫しないと、本来の貯蔵性は発揮できないので注意が必要みたいです。気をつけないといけんですね。


↑タマネギをマルチを張って定植しました。萎びていますが、水をあげると起きてきます。
タマネギなどを植える間隔は15cm間隔で近いですが、タマネギはタマネギ同士助け合うようです。かといって近すぎると、ペコロスなどのように小さなタマネギになるので難しいですがマルチにはすでに15cm間隔で穴が開いていますので楽ちんです。
300本植えましたので、美味しいタマネギがたくさん採れるといいのですけど。

では、また。

やじろべえ

2015年06月27日 23時23分43秒 | 野良(畑)しごと
こんにちは。
しばらく前の作業ですが・・・茶畑においては3年に1度、人間の作業のしやすさと茶の木の樹勢のために“台切り”という作業があります。深さ的には“中切り”というのが正しいと思うのですが・・・。枝葉をザックリと刈り落とし、新しい葉をつけさせるというもので、春の一番茶後に行います。2人で持つバリカンを用いた中切り機は重く、枝を刈る振動と相まって作業者にハードな仕事となります。茶農家にとって1番目か2番目に大変な作業かもしれません。

『台切りしんどいっす。』と泣き言ばかりいって、大変なほうをオヤジにやらせている僕を見かねて、先輩農家の加藤さんが『やじろべえ貸してやるわ!』と申し出てくれました。
ドランゴンボール世代には懐かしいせんずをくれる“やじろべえ”。と・・・、それではなく茶刈り機の補助具のことだそうです。


↑やじろべえ 『オッス!オラ、悟空。』のそれではなく、(株)ナガノという牧之原市の会社製造のアルミ製の中切り機の補助器具です。アルミというのはめちゃ軽くていいですね。


↑こんなかんじに取り付けます。


↑エンジンの重さは車輪にかかり、振動も軽減するので・・・とても助かります。楽なほうをもちろんやるのは僕です(笑)。なんだかコツがいるようでやじろべえの側はラクなのにオヤジはやりたがりません。こんなラクなのに。


↑茶農家にとってもっとも頑丈なバリカン。作業中、誤って触れれば・・・指がポロリもあります。危ないですね。農作業だけでなく世間の工場など怪我することはあってはなりませんので、休憩などをしながら作業しましょう。


↑これくらいまで刈り落として終了です。

こういったエンジンなどの動力に頼らず、作業がラクになるのってすごく素敵だと思います。試行錯誤があってのことだと思います。ほんとに小規模茶農家の救世主です。
もっと早く知ってれば、よかったです。
お茶農家のみなさんいかがでしょうか?

【オマケ】 ガーベラの長持ちのさせ方
農家仲間の大塚農園さんよりガーベラの長持ちのさせ方を教えていただきましたので載せたいと思います。
大事なのは毎日の手入れだそうです。


↑水は水道水で良いけど、切り口が浸かる程度でよい。写真では少し多すぎるくらいかもしれません。吸うのは切り口からですから多く入れる必要もないんですね。1日か2日に1度、水に浸かった部分くらいを切ってやると腐りにくいそうです。それをこまめにしてあげると、時期によってはひと月は持つようです。夏ではなにもしなければ数日で腐りますが、これをやると2週間以上は持ちますよ。


↑ガーベラ、かわいらしくていいですね。



【お知らせ】
6月29日(月)、30日(火)は東京埼玉方面にお茶の行商に出掛けます。
ので、どうぞよろしくお願いします(^^)



草刈です。

2014年12月23日 15時09分25秒 | 野良(畑)しごと
どうも、草刈です。と、いいたいぐらい父は、草刈りをしています。
僕も、そんな草刈りが結構好きでしてね。草刈りは、クセになります。
茶草場農法という農法がありまして。茶園に隣接する草刈り場の草を茶園に敷くことでいろんなメリットがあります。本来ススキ等が茂ることによって生えづらい、背丈のない草や様々な生き物が生きる豊かな生態系がある草刈り場となり、敷き草をし土づくりをした茶園より採れるお茶は美味しいという農法です。リンスインのメリットみたいなものですね。茶草場農法は昨年、世界農業遺産に認定されましたのでより頑張りたいと思っています。
とはいっても、茶畑に隣接する草刈り場は当園にはあまりないですので、川の土手の草刈りをすることが多く、草刈りをした川の土手はきれいになります。

最近は、父が、『○○ちゃんち、茶畑のとこのススキいらんていうで、おまえ刈れや!』ということで、喜んで刈りに行きました。1人で刈り、束ねることを考えると、やはり草刈りは手刈りに限ります。



↑ここの草を刈ります。


↑僕は、硬い草は叩いて切るので、両刃の中厚鎌が好みです。使ってからは研いで、また使います。


↑草刈りをしていると、あっというまに木のように育つ木があります。そういうのは、この登り鎌で。


↑この鉈も頼れる1本。普通の鉈よりも刈り払い作業しやすい形状。薪作りなどにも使えるので一生モノ。


草刈りは達成感があります。そして、やっぱり体動かすのは気持ちいいですね!


My hobby is・・・

2013年11月18日 07時14分40秒 | 野良(畑)しごと
こんにちは。

土日はJAハイナン榛原の農協祭でした。僕は土曜に農協青壮年部の焼き芋やお茶の販売ブースにて参加しました。暇をみては、リンゴや落花生やコンブ、ゴボウなどの各地の産物を買いつつ、nozomiガール“NEed(ニード)”を初めて見ました。両日とも餅投げをして、おしまいでした。土曜は晴天に恵まれ、暑いくらいでしたが、来場者が多く賑わいました。
高校時代のバイトの先輩にも、毎年農協祭で会います。いつまでも若々しい。僕の方が老けてるような・・・例年通り焼き芋を買ってもらいました。ありがとうございました(^^)
また改めて、農協祭については、“サイちゃん”という静岡県青壮年連盟(?)のマスコットキャラクターなどもブログに載せたいです。
まあ、そんな農協祭を終えると、居酒屋で慰労会があります。
後輩君からこんな質問が・・・『趣味ってなんですか?』
僕的には『生きることが趣味みたいなもんだ。』と言いたかったけど。後輩君が「この人何?」と思いそうだったのでやめときました(苦笑)。
『バイクやら料理やら、時間の隙間で楽しんでいて休日がしっかりあって“趣味”ってものを楽しむってわけじゃないんだよね。』と言うと、農業つまり自営業をする後輩君もそんな感じらしい。きれいな趣味なんて持っていないようだけど。実際、困るのはお見合いの時ぐらいじゃないでしょうか?
『ご趣味は?』
『草刈りです。楽しいですよ。』
『・・・は?』

父に教わった草刈り。もう草刈りは趣味みたいなもんです。スポーツです。
農業世界遺産に登録された茶草場農法の茶草場なんてきれいなもんじゃないですが、川の土手草をお茶づくりに用いています。


↑勝間田川の土手。草に種がついてきているけど、茶畑の敷き草に使います。


↑川がようやく見えました。ちびまるこちゃんの川田さんには遠く及ばないが、川が好きです。最近魚が減りました。コイが2匹ぐらいと、時折ナマズ、よく見るとヨシノボリみたいなのがいます。オイカワがたくさん昔はいて、石でも投げればエサだと勘違いして集まったり、夕方になると水面を飛び跳ねたのに。フナもどこに行ったんだろう。なんだか寂しい。
川の草刈りをすることで川が見え、川に近づくことができるようになります。きれいな川でもないですが、川に親しんでもらいたいとも思いつつ草刈りしています。

【オマケ】

↑川沿いの柿の木に木のハシゴが掛けられていました。


↑電柱に貼られていて・・・迷い犬かなにかかと思ったら・・・ナニコレ?。ビックリマン関係ですかね??近所の先輩の息子さんが探しているらしい。見つけたら連絡したいと思います。警察に!
ただのヘンタイ筋肉ムキムキオッサンですな。パンツくらいはかせてあげてくれ(笑)












サツマイモ収穫!

2013年10月15日 07時17分10秒 | 野良(畑)しごと
こんにちは。
『どうも吉田類です。今日は・・・』と、始まる。“吉田類の酒場放浪記”やその女性版の“おんな酒場放浪記”を見るのが好きです。僕は、お酒は飲めませんが(笑)。最近、多いバラエティーのスペシャル番組とかは敬遠しがちです。そういうときは、NHKやBSの番組を見ます。賑やかいのは苦手です。“あまちゃん”よりも“ごちそうさん”のほうが僕的には好きかもしれません。どうでもいい話でしたね(苦笑)


こらぁーたまげた、でもこまっつーな・・・そんなひとりごとがでてしまった。
先日、サツマイモを植えた畑の一部分を掘ったときのことです。

今回掘った品種は、“ベニハルカ”・・・はるかという名前はかわいいと思う。蜜イモというネットリ甘い系のイモに分類されるだろうか?とにかく美味いイモです。
そして、手堅く“紅高系”・・・収穫後、しばらくすると甘くなってきます。貯蔵にむくそう。


↑イモ掘りの楽しみ。少し土をどけると、大イモを予感させるお顔が拝見できます。


↑なかなかのおイモだ。僕のイメージしていたベニハルカちゃんと違う。


↑全体的に本数少なく大イモ傾向・・・芋づるの植え方が問題だったんでしょうな。もう少し細くて小さくて、蒸したり、焼いたりして食べるにいいサイズをイメージしていました。天ぷらや大学イモ、スイートポテトなどには良さそうです。

【オマケ】身の回りの秋や行商での写真












これから台風26号が近づくそう。気をつけてお過ごしください。



草刈りは・・・趣味みたいなもんだ(^^)

2013年07月08日 06時29分27秒 | 野良(畑)しごと
こんにちは。
最近、梅雨明けなどもするのかなと思いつつ、夏の本番を感じています。

川の土手草も伸びてきて、暑さの中ですが草刈などもしていきます。
とはいっても、父の方が、草刈りを趣味にするほどの人間です。僕はまだ嗜む程度です。草むらに分け入るだけあって“草刈り道”は険しい道のりなのです。

最近では世界農業遺産として茶草場農法が認定したようですね。静岡県中西部で、行われている農法のようです。茶畑に隣接した草刈り場の草を茶の栽培の敷き草にし、草刈り場には人間が草刈を行うことで背丈の低いカタクリなどの貴重な植物が生えることが出来るという、人にも自然にも優しい農法です。
敷き草をすると、雑草が生えにくくなったり、小動物、土壌生物、菌類のはたらきで土が軟らかくなります。土が豊かになります。
僕は、ミミズがいるような土で作物を作りたいと常々思っています。


↑自宅近くの勝間田川の土手です。川が見えません。刈るしかないでしょ(笑)
とはいっても、僕自身は嗜む程度の人間、新しく植えた茶の木の敷き草や、家庭菜園に使う分だけ、とりあえず刈りとりました。
草刈り機使うと束ねるのに苦労するので、主に鎌を使います。


↑今年のニューフェイス・・・冬、ふるさと祭り@東京ドームにて購入しました。岡山の鍛冶屋さんの鎌。厚めで両刃の鎌が好きです。僕の鎌としては、少し高かったです。切れ味、使い勝手は良いです。この鍛冶屋さんの登り鎌かナタを欲しいが・・・いつか欲しい。
最近も農業機械の展示会で土佐の鎌を買ったのです。長く持ちそうです。


↑ハートマークの刻印がかわいらしい。


↑草に混じって木のような植物があっというまに大きくなります。そんな時は普通の鎌を使うと痛むので、登り鎌で切ります。それでも太い場合はノコギリで切ります。

肥料など、海外からの輸入が多いと思います。そればかりに頼っては農業は継続できないと個人的には思っています。草や、家畜の堆肥等、地場にあるものを工夫して農業に生かしていこうと思います。

ヨーロッパの沿岸地域では、海藻を海から持ってきて畑に敷いて鋤きこんで作物を作ったりするようです。テレビで見たことがあります。大規模な農業では無理ですが、そういうのもあるんですね。きっと、それも日本の草刈も昔から続けられていたことですね。これからも続けていきたいです(^^)


抜根するのは大変だ。

2013年06月14日 06時54分17秒 | 野良(畑)しごと
こんにちは。
最近、茶畑を植え替えようと、大半はトラクターに根ごと耕してもらいました。トラクターでは耕しきれない隅の茶の木を抜いているんですが、なかなか大変でした。


↑チェーンブロックを掛ける用の三脚を使いました。道具好きな祖父のワイヤーウィンチ使用。
地づらで切ってあるので、ワイヤーをかけるにも幹がなくてやりにくかったです。
最初は、トラクターを頼まずに自力で全部抜こうとしたんですが、抜いた茶木の処分を考えると、ハンマーナイフで細かく粉砕してもらうことにしました。すべて抜根するのも大変ですし。


↑それまで大地に根付いていた根を抜くのは大変ですな。

なんでも機械化が進んでいるけど、楽しすぎちゃよくないですね。断然、力仕事が好きな僕でした。
熱中症に気をつけつつ、白く塩の浮いた黒のTシャツを楽しみに眺める、そんな季節ですね!



改めて植える準備

2013年06月11日 07時19分08秒 | 野良(畑)しごと
こんにちは。
最近、改植準備をしています。改植とは、改めて植えることです。老齢化した茶の木を若い木に植え替えたり。品種を替えたり。

普通ですと、茶の木を抜いて、土を掘り起こして水はけを改善するため暗渠掘ったりして、何千本の苗木を植えて、敷き草や水をかけ完了!となるわけです。
今回、僕の場合は、数本の苗木を元にだんだんに畑をうめていこうという作戦です。何年かかることでしょうか・・・


↑トラクターの後ろに付いたハンマーナイフであっという間に、茶の木が粉砕されていきます。仕事人にお願いしました。


↑この畑は、僕が父から実践畑として奪った初めての畑です。とても思い入れのある茶の木たちです。ですが、もう少しレベルアップするためには改植をせなければなりません。
地づらまで粉砕された茶の木は、この後、さらにロータリーで耕され根が起こされます。
写真のこの状態・・・茶の木の生命力は強く、地づらまで切られても芽が出てきます。むしろ勢いよく。

抜いてしまった茶の木の分まで、価値のあることをしたいと思います。