さて、うるさい孫連中も帰って、じっくりと作業が出来る環境になった。それからほぼ一週間ほど経ったのだが、なかなか大変な作業が続いているところ。口の中の作業だが、前から言っていたように困難な作業であることには違いない。
全体的には、その形が見えているので、作業としては口の内部の一部分に集中している形になっており、気合いを入れながら毎日を過ごしていると言うあたりかな。で、それが大変でもある。ただ、実はもっと大変な作業が予定されているから、この程度で元気が無くなっているわけにはいかないところだ。これは「顔の周囲の彫刻部分」だ。
最初に見てもらった参考写真を見ると、その大変さが分かる。それを思えば、今から憂鬱になりそうな気がする。これらの作業を含めて「完成は9月いっぱいか、それ以降」と予測しているところ。
今日21日の段階。一応は口の中の造作を終えたと思っている。口の中で2~3日と思っていたのだが、えらや顎を含めた部分には1週間以上もかかっている。いや、もっとかな。
獅子口の特徴でもあるこの部分には、相当に時間がかかっているが、これはやむを得ないだろう。ここが出来上がることで「獅子口」の力強さも表現されるので、手を抜くわけにはいかないという具合だ。
で、顎から舌の部分に何やら「補修作業」が行われた形跡が見える。実は、この部分の裏彫りをしていたら、ひびが入って割れてしまった。それを急遽、補修した結果が上の写真。まあ、最初からこの付近には材料のひび割れば見えていたし、いずれは補修作業が必要だな・・・とは思っていた。それが早めにきたと言う具合。更には、ここ以外にも複数のひび割れがあるので、今後はその部分の補修もする事になろう。
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