だいぶ経ったが、まだこんなもの。中将は前回のまま放置しており、どちらかと言えばこの狸の作業を進めていた。ただ、途中に行事などが何回かあり、昼間から酒を飲んで寝込んでいたりしていたので、作業そのものは少しずつしか前に行かない。もっともこれも暇つぶしだから、特別急ぐこともないために作業が遅れていったにしても、あえて不都合はないのだ。
結局、詳しい図面がないこともあってか、カラーコピーやイメージを見ていても、あまり前には行けないのが実態であり、「遅々として進まない」日が多いのである。先生から貰ったコピーと本物の狸の形が大きく違いすぎるのも、作業を遅らせる原因の一つだ。更に正面図や側面図もカラーコピーとは形が違っており、立体がつかめない。
これらをイメージして、カラーコピーに似せた方がよいのか手書きの図面に忠実に彫った方が良いのかも、よく分からない部分と言える。
結局は来週の能面塾で、先生に聞きながら彫った方が失敗を避ける方法かも知れないために、いまいち自分の判断で彫って行くことに躊躇してしまうところなのだ。
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