katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

高洲のサークル再開とDucatiのモザイク

2020-06-18 07:45:28 | モザイク作家

今日は午後から高洲のサークルが再開となったのね。何か月ぶりなのかな?先月までは公民館自体が他所の地域からの入館規制があったんだけれど、今回から解除になったらしく、いよいよ再開と言う事になったのね。

しかしながら、急きょなんで、果たして集まるかな?と思ったけれど、のりちゃんがオンラインの参加となり、1人欠席だけなんて出席率が高かったのね。そんなこんなで、いつものように駐車場に止めると、お昼過ぎからの利用は珍しい事な

んだけれど、車の数が相当少なく、もうここからいつもの雰囲気では無い感じはしたのね。それから入り口で検温をしてから部屋に入るも、扇風機があって換気対策だろうか?それと除菌セットが渡され、まずはその作業から始まったのね。

それと当然ながらみんなマスク・・・それでもみんな口を揃えて会えてよかった・・・って。これを1つ取っても、ここの人達はモザイク以外の仲間意識があるのが伝わるし、その上でのモザイクって点では、ここに来たい意識が高まるのね。

要するに単なる趣味なら、単純に自分の中のランキングは簡単に下がる。こんな環境下では、危ないから・・・って言うのなら、安全が確保された感じがするまで辞めようって意識が高くなり、再開は遠い道のりになったりもする。

所がここは、趣味のモザイクではあるのだけれど、仲間意識が高い。こんな場合、みんなに会いたいから・・・って言う、モザイクとは違う魅力がある訳で・・・これは、ちはやふるのアニメで、原田先生の言葉の中に、最初はそう言う仲

間がいるって言う事は結構重要な事で、一緒にって気持ちが続けるって気持ちに繋がる・・・これが相当な覚悟じゃないと、1人で続けるって言うのは中々難しく、こんな状況下で、さっ行こうか・・・とは中々ならない事が多いと思うのね。

例えば食事。この買い物は嫌でも行かなきゃならない。むしろ何としても家を出る。例えばペットのエサや散歩。これも家族と言う人がいるのだから、かなり上位。こうして、スーパーや薬局みたいにどうしても・・・って場所は生きる為に

直結するもの・・・って事になる。しかしながら、震災と同じ事で、衣食住が整えば良いのか?となると、それでは人では無くなってしまうもので、それらが揃い安心となってくれば、娯楽と言うものが必要となって来るもので・・・。

つまりそこに属するのね・・・俺もモザイクも。だから相当順位は低い。ただその低さをカバーしてくれるのが仲間意識だったりして、そうした具合で集まってくれれば、来たらモザイクやるでしょ?こんな当たり前の事なんだけれど、みんな

集まらなくても自宅で1人やる・・・そんな事が出来る人は中々いないのね。それが趣味と言うくくりならね。それが労作展のように宿題なんて事になると、くくりは趣味では無いから、やらなくても良いや・・・の選択は無い訳で。

つまりその強制力みたいな縛りがやる気に繋がったりするが、それが縛りって言葉だと、若干嫌な気分になるでしょ?でも、やる事にはなるのね。でも趣味・・・縛りは無い。所が仲間って言うくくりがあると、じゃ私も行く・・・。

こんな事で重い腰が浮いたりもするし、もし自宅でやっていた人とやっていない人が出くわしたら?えっ?って気持ちになったりして、それが1つの刺激になったりすると、それが連鎖になり、より励んだりしたとしたら?それこそがライバル。

向上心なんてものになったりするもので。これが例えば仕事などで、人に接する人なら、趣味くらい、人に気兼ねしないでやりたい・・・こんな気持ちなら気ままに来られる個人レッスンの方が良いんだろうね。

けれど、グループにはグループの良さもあって、中々難しいけれど、みんなに引っ張られたりすると、良い意味では色んな人の作品を見られて刺激になるし、向上心にも繋がるし、心が折れ掛けていても、私もそうだった・・・って経験談も

聞けたりもする。しかしながら、逆な面は、気兼ねしてしまったり、気を使い過ぎてしまったりすると、疲れちゃうし、そしてこんな事が多々あるが、人と比較されるのが嫌だから・・・なんて理由なのね。ただ、例えばそれが嫌なら、早く

サンプル教室的なみんなと同じものを作る事から足を洗わないとなのね。そりゃ同じモノ作ったら、誰だって比較しやすいでしょ?そしたら切る事が上手い人が一番上手く見えるのね。それを色だよ・・・って言う人がいるのなら、じゃ子供に

素晴らしい色を決めた通りに切らせてみ・・って話。絵画ならその通りって言うけれど、モザイクって言うのは人の作った色の選択であって、それ程の差は少ない。けれど切るって技術は大きく影響するのね。例えば赤1枚で、りんごとトマト

を表現して見て・・・となったら、色が同じなだけに、いかに輪郭の線通りに切れるか?になる。それが技術だったりするから。勿論、俺が切る側の先生だからだけれどね。これが大きい作品を作ったり、素敵な素材を使ったりする先生なら、

大きい作品をドットって言う並べる作り方なら、切る技術が問われない分、人との差は色になる。何色を選ぶか?しか差は生まれないから。それと素敵な新素材を使う先生なら、常に新しい素材を見つけて、いかに提案し続けるか。

これはすごく大変な事で、一定の値段の中で、新作サンプルを作り続けるって言うのは、簡単過ぎれば飽きられるし、難し過ぎれば諦められてしまうし、俺はデイ・サービスで修行中なんだけれどね。ただ、お洒落な新素材ってタイルは無い

けれどね・・・いつも目先を変えた工夫のみだけどね・・・。話は戻って、個人には個人の良さもあるし、グループにはグループの良さがあり、個人には個人のもろさがあり、グループにはグループのしがらみみたいなものがあったりする。

いずれにせよ、きっかけはどちらでも良いけれど、食わず嫌いな事もあるから、いつもとは違うスタイルなんて経験も良いし、逆に安定したいつものスタイルなんて言うのも、今の自分の環境にあったスタイルで・・・って事で。

さてそんなこんなのキョンキョンから。例えばひまわりって何色?まっ普通黄色って言うでしょ?これがね、ぺきぺき以外ならもう少し色数も多いから、グラデーションなんて言葉も使いたくなるんだけれど、ぺきぺきは切りやすいけど、

色数が少ないのね。それでメインのひまわりに黄色を沢山使ってしまったら、重なったひまわりに何色使う?って事になるのね。そこがテクニックなのね。重なった部分に黄色を使うと被ってしまって、どっちもひまわりに見えなくなるのね。

だからいかに、メインのひまわりに被らないように、重なったひまわりを作るか?となったら、何しろ花びらを均等に切って形で見せるって技術をキープしつつ、黄色じゃ無い色で影に見せるのね。それに見せるひまわりと、それを引き立てる

ひまわりと・・・みたいに。ひまわりは黄色だから・・・じゃなくてね。さっきの順位の話と同じ。何を優先するか?なのね。何しろ選択なのだから・・・モザイクって言うのは。それを同じぺきぺきのキウイの場合では、

今度は赤やピンクのバラだらけの絵。だから似たような色ばかりになる。キウイの趣味で言えば薄いとか、綺麗とかって色を使いたくなるんだろうけれど、バラとバラの隙間とか、葉っぱとかに濃い目の有り得ない色を入れる事でクッキリさ

せるテクニックを使うとなると、大袈裟に言えば黒なんて悪く無いし、ピンクの脇ならこげ茶なんてのもありだと思うし、勇気があったら、黒の目地なんてのも1つの案かもね。さっきのキョンキョンの場合、花の数が少ないから、バックの

スペースが多い。それなのに黒なんてえぐくなるでしょ?安心なら、黄緑とか青空とかみたいに水色とか可愛いと思うのね。それが上級者のキウイとなると、そのバックの隙間は少ないし、花は同じ色が被りっ放しとなると、いかにこの花は

こっち、こっちの花はこっち・・・って分断してやらないと、何処から何処までが1つの花?って事になるのね。これがぺきぺきでは無くて、1cmタイルやガラスの色数の多い作品のお母さんになると、

色数が多い分、花と花の境目のグラデーションなんてテクニックを使えるので、微妙なバランスを取りやすいのね。元に戻って、同じぺきぺきでも、被るって事の無いはっきりした絵のオンライン参加ののりちゃんは・・・

こう言うハッキリとした絵には、ぺきぺきは向いているのね。これは絵の選び勝ちって感じなのね。ただそれだけでは無くて、三者三様で、花びらを統一させて切る練習のキョンキョン、上級者のキウイの花びらのレロレロみたいな切り方の

テクニックとか、のりちゃんのボンネットや窓の1枚切りや、タイヤのピザのような切り方など、ありとあらゆるパーツのオンパレードみたいに、それぞれが同じぺきぺきで、それぞれの課題みたいな作品になっているのね。

それがお母さんとタピオカの作品のように・・・

1cmタイルやガラスを使うと、より繊細な仕上がりになる。ただ当然、切るのが難しいけれどね。更に言えば、同じぺきぺきを使ってキウイのように比較されても上手く見えるって言うのは、相当な腕前って事でもあるけれどね。

とは言え、そもそもここは質の高いモザイクだらけで、何処にも趣味感が感じられないのね。ただ上手いって感心する。それはひとえにみんなが仲間って意識が高いから、作る時の姿勢が違っていて、弱気になった人へハッパ掛けたり、

楽をしようかな・・・なんて人に、ダメって引き留めたり、良かった時にはみんなで褒めたり、全ての感想が良くも悪くも素直に表現するって事がきちんとなされているから、その評価がみんなに反映されているのね。個々の作品がみんなの

刺激になっているからで、しばらく振りにみんなの作品を見て、改めて凄いな・・・って俺も刺激になったし、またこうして集まれて良かった・・・って言うのが本音。そんなこんなでアトリエに戻ってDucatiのモザイク。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする