katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

キウイ教室と体験用の奇妙な魚のサンプル

2017-07-15 06:37:31 | モザイク教室
今日はキウイ教室。新しい部分に・・・となり、奥に見える対岸部分をやったんだけれど、資料になるようなお菓子の箱だったり、色々と話をすると、宇多田さんのCMなんかに出てくるような・・・・なんて事を言うので、沼や池って言うよりも渓流とかに近いんじゃないの?って話になる。

すると割と思ったような画像を見つけて・・・奥は暗く逆行になったように見えるって事になり、今までよりも濃くする事になったのね。ただ、遠くははっきり見えない・・・ここが大事できちんと切れてしまうキウイは、ついついきちんと葉っぱや枝、茎、どんな形でも切れてしまうのね。

それを小さいパーツにすれば良いんじゃなくて、微かに見えているはずなのね・・・ボヤッと。だからきちんと切っちゃダメなのね。フワァと見たいな、きちんと切らない・・・曲がり真っすぐとかみたいな・・・それについてはかなりウミウシで見せたと思うのね・・・。

いずれにせよ、ストライクじゃなくてボール、100点じゃなくて65点とか、きちんと出来る人が、意識して質感を落とす。上手くなった人のテクニックだと思うのね。最初基本はきちんとね・・・と、きちんと徹底的に見に付ける為に繰り返す。するときちんとがいつしか普通になる。

それが身に付いた人が、今度はいかにきちんと外すか?なのね。今度は意識をきちんとしない・・・と意識しないと、きちんとは普通になっちゃっているから、いくら外したつもりでも、ついついきちんと寄りになってしまうのね。しかも本人は外したつもりでも、きちんとした人が外してもたかが知れてる

・・所が、まだ外せると緩め過ぎると、今度はヘタな人?ってくらいに外し過ぎちゃったりもする。要するに上手くなった人は適度に外すって・・・この適度が出来なくなっちゃうのね。むしろきちんとした事を切る方が簡単ってね。その外した点数が65点みたいな感覚を目指すのね・・・。

松本ちえこさんってアイドルがいて、恋人試験って歌の歌詞の中で、0点なんかじゃ許さない、100点取る人大嫌い、知っているのにワザと間違える65点の人が好きぃぃ・・・・って出て来るんだけれど、そんな感じなのね。あはははは。ただ100点も難しいし、0点だって出来る人には苦痛なのね。

つまりもっと出来るのに、抑えてこの位かな?・・・って65点狙いって中々難しいもので、きちんと65点がこの位?って意識しないと、80点になっちゃったりするかもね・・・・。例えばね、テニスをやる人なら簡単に判るんだけれど、全力で打ち返す・・・100の力で・・・これを繰り返す。

その時ね、ドロップショットってバシッって打つんじゃなくて、ポコンって感じに力は入れないって言うのは、拍子抜けするのね。これが音楽なら1拍開けるとか、きちんと同じタイミングだからこそ、この違和感が効果的になる・・・そんな話。

そんな中、数日前から悩んでいた体験用のサンプル・・・作家katsuは自分を出す事での評価もいくらかあったりするが、先生katsuは提案下手なのね。勿論、これは?これは?とやってはいるが、決まった時間の中で、初めての人が一体どの位出来るのか?となると、俺の全力でやってはいけない。

さっきの話と全く一緒なのね。だからと言って安全寄りにすると、こんなの簡単・・・と魅力的には見えない。常にその会場で一番遅れていたとしても必ずそこそこの結果が出るようなサンプル・・・そんな事を踏まえて、俺のスタイル・・・つまりタイルを切る・・・これは外したく無いのね。

張るだけの指導料はどうも気が引けてね・・・勿論、下地を作っているのだからその技術料って言えば、当日張るだけの指導ってのもありなんだろうけれど、タイルを切るなんて一生無い体験な訳で・・・。張るだけなら一度教われば、材料を買ってすぐに一人でも出来る。

そうしている人達もいっぱいいるしね。やっぱり教わった人は、教わった分、お金を支払ったんだから、技術を会得して貰うべきって考えちゃうのね・・・。そんな理由からどうしてもぺきぺきを使いたくなるのね。柔らかくて誰にでも切れるから。ただどうしても初めてで上手くは切れないし、

ガラスタイルやビーズとか、色んなきらびやかな素材と比べると、上手く切れないとどうしても見栄えが落ちるし、それによって2極化するのね。切れたぁぁ、楽しかったぁぁぁって言う人と、自分の作った今の作品が思ったグレードにならなかった・・・こんな場合ね。

大体こんな感じの人は、絵が上手かったり、色んな分野で結果が出たりした人だったりするのね。けれどタイルを自由自在に切れるか?となると、固いものがそんなに繊細に切れるはずも無く・・・つまりいつものようにならない・・・だから気持ちがこんなもんかぁ・・・になって行くのね。

それが初めての事だから・・・って謙虚な気持ちで臨む人は、ただただ切れた事や、お花に見えたぁ・・・みたいな、出来た事だけで嬉しいって気持ちになれた人だったりするのね。これを防ぐ為に考えたのが、木の枠で輪郭をキープする事で、必ずモチーフに見えるって下地を作ったのね。

ただ、当然良い事と悪い事は背中合わせ。銘木部分が多いと言う事は、和風色が濃くなる。つまり和風のお好きじゃない人には敬遠されるし、モザイクってイメージから遠のく・・・つまりタイル部分が少ない・・・って事でね。けれど体験って何時間その人は持つのかなぁ・・・?

宿題ってある程度目的意識が高く、時間を掛けるのなら、必ず結果は出るけれど、数時間で1日の結果・・・ん・・・・確かに見栄えは大事なんだけれど、目的は作るだから見栄え重視になるのはねぇ・・・勿論、切らないスタイルは、図案を考えるって事なんだけれど、それを教えるのは誰?

どんな人?そしてどんな技術がいるの?・・・となる。だからそっちでは無いな・・・俺は・・となり、切る技術を優先し、その技術を持ってして各自の画力で一体どんなものが作れるのかな?・・・って教え方になったのね。確かに前者は切らないのだから、ビギナーズラックもある。

しかし、最初から切るって言う事は、苦労の仕方はあれど、切る行為に難しさはある。諦めないでやらないと終わらないのね。張るだけならさっさと張るで何とかなる。つまり全く意味の違う事になる。こんな事をずぅぅぅぅっと考えながら、サンプルを常に考えている訳で・・・。

そんな中、今回も考えている最中に、CDが売れずにアーチストは新曲を出しづらく、リメイクしたり、ベストを出す事が多い・・・なんて話を思い出したが、そもそもベストを出せる時点で売れた実績のある人だと思うのね。つまり俺には当てはまらない。

けれどリメイクして・・・ここは引っ掛かる。つまり必ずしも昔の下地が悪かったとは限らなければ、今の俺の進歩とか進化した技術で、あの時とは違った垢抜けたものにはならないか?・・・・となった時に、目の前にあったのがキウイに貰ったお弁当の袋・・・その柄がペーズリーだったのね。

そう言えばペーズリーでチャームなるものも作ったっけな・・・と思いつつ、ペーズリー柄ってどうなの?ってかぐやに聞くと・・・ん・・・と言い返事は無く、でもなぁ・・・・と画像を見ながら作っていると、それが生き物に見えて来たのね・・・。


それを魚に見立てて作ると、ペーズリーねぇ・・・・と渋い返事のかぐやが、可愛いぃぃって言うのね。まだ垢抜けないけれど・・・って。そこで更に色々とやっと答えの出ぬまま、明日キウイさんに見せて見れば・・・となり、見せると、えぇぇぇって顔はしたが、面白いって。

若干、へこみつつ、何度も並べ替えたりしていたら、何か海外の民芸品みたい・・・って言うのね。それは昨日かぐやも言ってたのね。じゃいっその事、その方面で考える・・・って事にして、そうなるとこの位は大丈夫、これも平気・・・と割り切れる。

そもそもが、何処かで子供達やそこにお金を出すお母さんの顔を意識しつつ、遠慮だったり、モラルだったりを気にする余り、ふざけ過ぎだろっ・・・これは・・・って気分が多めだったと思うのね。これもまた65点狙いの話と一緒なのね。

もっとふざけて良いんじゃないの・・・的発想。しかも2人は俺の事情も十分分かっている中での発言・・・信用出来る。ってな事で、恐る恐る引け腰で張り終わったサンプルがこれ・・・。


これをアトリエの体験用にしようかな?・・・と思っている。勿論、子供用でも十分行ける。しかも、このペーズリーの形・・・クチバシ付けて小鳥にもなるし、ツノを付けてカブトムシにも・・・勿論、柄に専念しても良い。十分バリエーションもあるし、額があるから高級感もある。

だから夏の学校の宿題にも十分対応出来る。ただ凝った分、イベント用では無いけれど、これがもし行けるのなら、既に体験用の下地も考えてある。
折角何処にも行かない状況になったんだから、ラプンツェルのように来客者からアイデアを頂く素直な心じゃないとね・・・あはははは。

段々髪も長くなって来たし、katsuさん髪の毛降ろしてぇぇぇって言うのにも、対応出来るようになったんで、俺も魔法が使えれば良いんだけれど・・・・。

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