katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

小学生のリピーターさん教室とお教室や夏の子供用小物サンプル

2017-07-22 07:06:39 | モザイク教室
今日は小学生のリピーターさん教室。今までは脚を2本と体を少し・・・ってペースだったけれど、今日は脚は無し。そんな訳で完成予定だったんで、もし頑張って終わるようなら、やりたい・・・って言ってた木工教室もやるよ・・・だから頑張ってね・・・・って事でスタートになったのね。

ただまだ低学年。3時間をずっと休みなく集中・・・なんて辛いし、大変なんだけれど、それでも何とか予定通りに目地もしても時間が余ったのね。じゃ表に出てバックの木を切ったりするよ・・・・ってな事で、1時間弱木工教室となったのね。ただ、のこぎりやらトンカチやらって木工じゃないのね。

ジグソーでガタガタなラインで木を切る。サンダーでエッジの立った角を削る。バーナーで木を焼く。こんな工程をやったのね。まぁ爆音だし、モザイクの時のように呑気な教え方じゃなく、手が取れちゃって救急車だかんなっ・・・ほらっ、しっかり持てよっ・・・良く見てっ・・・って話。

ほぼ職人の時みたいなね・・・・怪我の知れているモザイクなら軽いおふざけは見逃せるけど、電動工具の木工は油断なんて有り得ないのね。ただ、楽しかったじゃ済まないのね。楽しいのは無事に怪我無く終えて、そこそこの結果になった時であって、何しろこっちも必死なのね。

しかも、当然教えたら一人で支えなくやらないと、やった気持ちにもならない・・・と思うと、自転車乗りの練習みたいに、そぉぉっと添えてた手を離さないとならないし・・・・キッザニアじゃなくて、大工体験のかつが教えるカッザニアみたいな感じね。あはははは。

そんな中、どうだった?って聞くと、お母さんも本人もまさかの電動工具の木工だったんで、ビックリだったみたいで、爆音にも落とした木がガタンって落ちた音や、切りかすが飛んで行く迫力に戸惑いがあったみたいだったけれど、でも楽しかった・・・って。

バーナーで木を焼くのも、これで回転寿司の炙りは焼いているんだよ・・・こんど炙りのお寿司良く見てみて。こんな感じに焼けているから。なんて、これなの?・・・木とお寿司の道具が一緒?・・・なんて本当にぃぃ?って感じの目をしてたのね。

そんな後、またアトリエに戻って、枝などのパーツを買って置いたんで、取り付けたい部分の配置決めをして、余白に小さめなものをもう1つ増やす事になって、何にする?って聞くと、トカゲ・・・となる。すると、何も見ずにサラサラって描き出すんだけれど、何か俺の知っているものと明らかに違う。

ん・・・何を描いているんだろう?・・・と、資料を見せて、普通トカゲって、こんな感じなんだよ・・・って言うと、ん・・・違うって言うのね。ん・・・トカゲの名前知ってる?って聞くと、コモドオオトカゲって。あぁぁぁ、確かにトカゲだけれど・・・。

ちなみに知らない人に説明すると、名前通りにオオトカゲ。メーター級のもので、有名な所ではイッテQでイモトさんが追い掛けられていた、あの恐竜の小さいみたいなあれね。そもそも、オオトカゲなんだから、大きく無ければ特徴を生かせないのね。

つまり大きい特徴のものを小さくする場合、SDガンダムのように、元の完成度の高いものをコンパクトにした時に、デフォルメって大袈裟に少し滑稽にも思えるようなフォルムにしないとならず、完成度合いは可愛いって感じを目指すのが好ましいのね。

所が今完成した虫は、かなりリアルな完成度。つまりゴルゴ13みたいなリアルに、まるちゃんが同居って感じになる。だから、やはりここもリアルにした方が収まりが良い。そこでこだわるのは、大きなものを小さくするのでは無く、小さなトカゲをその本物よりも大きめに作る。

それの方が多少大きいとしても作りやすくなる。そんな訳で描き直し。しかも、何故描き直しなのか?は、簡単な話で、今まで時間を掛けて作った作品のグレードが素晴らしいのに、ここで時間があるから追加って増やすと、たった数時間のものが同居する事になる。

つまりトッピング感覚。それがおかしな事になると、トッピングで味付けが台無しなんて事になり、何も付けない方が良かった・・・になり兼ねない。あくまで本体が良く見えるようなトッピングにならないとね・・・。それには本体に負けないように・・・。

って言うと、何だかとても難しくなるような気がするんだけれど、一体何を頑張るか?って言うと、ついついモザイクを・・・と言いたくなるけれど、違うのね。頑張っても本体の虫を数時間で超える事は無理なのね。じゃ何を頑張るのか?それは下絵のグレードを上げるのを頑張らないとならない。

要するにモザイクの時間は比較にならないのだから、いかにアイデアと、それに見えるか?って輪郭だけでトカゲと判る事が出来れば、仮にアイデア部分は、色んな色でクラッシュ・・・なんてやったとしても、輪郭で判るのだから、色が違ってもトカゲと判るはず。

だから一番頑張るべきは、輪郭でトカゲと判るしっかりしたライン・・・ここ。そんな訳で何度も描き直しをさせたのね。正直、結構へこたれていたけれど、後2回。たった6時間の中でどうしたら、本体のトッピングとして相応しいものに出来るか?それが下絵なのね。

でもそれなら本体は時間が掛かるのだから、もっと下絵に時間を掛けるべきだったんじゃないか?って質問されそうだけれど、それは違ってて、いくら上手く描けてもそれが切れる保証は何処にも無い。それはしっかり切れるようになってからで十分なのね。

それがこの本体を切れるようになった・・・それを確認した上での、輪郭勝負って話なんで、そのグレードの下絵になれば、今のこの子なら、何とか多少小さめのパーツも切れるだろう・・・って前提なのね。いずれにせよ、後2回。それで彼との夏は終了なのね。

そんな後、私用でさくらとキウイがやって来て・・・2人が話をしている横で、体験サンプル作り。


まだまだ今月中は子供教室用のサンプル作り。

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