カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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「S.A.S.ジープ Part1」

2015年11月20日 | 製作日記 SASジープ

小学生の頃、ミリタリーキットの中でも特に“ソフトスキン”と呼ばれる
装甲板で覆われていない系の車両が好きだった。戦車とかのAFVに比べて
シャーシやエンジン、内装等の再現度が高くメカ的に興味深かったからだ。
…今でも好きかも知れない。最近も“キューベルワーゲン”や“シュビム
ワーゲン”を旧版のキットと作り比べる意味で組み立てたりしてて、
「次は“ウィリスMB”かな…」と思ってたんだ。
そんなある日中古模型店でこの“SASジープ”を見つけたので
「あ、荷物とか多くて濃いし、こっちにしようか」と購入。…旧版キットだけど。
当時これを作った時は荷物がいっぱい付いているので「安価で一番楽しめるなあ」
と思ったんである。そりゃもうミリタリーキットの魅力再発見、くらいの一品だった
のデス。

↓見れば見るほど古いキットである。
価格表記を見ると“400”(矢印)。リアルに自分が小学生の頃のヤツだよ(^^A。
割引価格で360円なのな。実際これを中古屋で買った価格はも少し高かったけど。
誰かが長年積んでたのを売っぱらったんだな。

↓!わ!いよいよ古いぞ。チューブの接着剤が入ってる!(^^まあそうだろなぁ

↓こんだけ古い金型だとタミヤといえど部品精度は当然当時のレベルなわけで、
いろいろ発見すると思います。資料写真とか見てて最初に思いついたのが
しょうもないDU。先ずはココ(矢印部)に穴をあける。

↓車体の顔とも云える、フロントグリル。SASジープは冷却効率アップの為
グリル2本の他は切り取ってあるのが特徴だ。でもなんだかパネルが分厚い。

↓裏から縁を角度45度くらいで削り込んで薄く見えるようにとかもがいてみる。

↓最近このテので必ずやるのが「タイヤをきった状態にする」こと。
自動車はだいたいこの方が自然でカッコイイと思うので今回も例に漏れず。
…でこれはフロントの車軸部品。

↓一旦、写真のように分解~。

↓プラ棒を斜めカットしたようなのを噛ませる(白い部分)。

↓シャーシに組み付けるとこんな。
ステアリングのロッド(車軸の上の棒)は0.8mm径の真鍮線である。

↓車輪を右側にきったのはドライバーのおっさんがいかにも右にきってるような
カッコに見えるから。ちょっときり過ぎかなあ。あんまり曲げるとタイヤの裏の、
プラモっぽい形が見えてしまうけどね。
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