河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

エフゲニー・オネーギン ボリショイ・オペラ3 1989-7

2007-02-01 22:08:00 | 音楽

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1989年ボリショイの3本目は、室内楽的美しさを持つこの劇。

7141516日の三日間連続で上演された。

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チャイコフスキー作曲

叙情劇

エフゲニー・オネーギン

37

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エフゲニー・オネーギン/

ユーリー・マズローク

 イーゴリ・モローゾフ

レンスキー/

 アルカージー・ミシェンキン

 アレクサンドル・フェージン

タチヤーナ/

 マクワーラ・カスラシヴィーリ

 ガリーナ・ボリーソワ

オリガ/

ガリーナ・ボリーソワ

 タチヤーナ・エラーストワ

クレーミン公爵/

 エフゲニー・ネステレンコ

 ゲオルギー・セレズニューフ

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マルク・エルムレル指揮

ボリショイ歌劇場

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チャイコフスキーのひたすら流れ続ける美しいメロディーの数々。

室内楽的な装いのオペラでありながら、時折、縦に盛り上がる音楽のダイナミック・レンジが印象的。

1幕第2場のタチアーナの部屋での静かな音楽。

チャイコフスキーの静かさが身にしみる。

2幕第2場の決闘の場さえ美しい。

メト座の河童は、オペラ・ゴアーズのおばさんが、この場面になるといつも前もって、耳に手をあてピストルの音をふさいでいたのが印象的だったのを覚えている。わざとらしさがなく、この人たちはこのオペラをいったい何十回観たのだろうかとうらやましくなったものだ。

3幕のグレーミン公爵は、歌い得く、というか効果的というか。

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バブル期のNHKは、この公演も生中継した。

1989716()

この日の公演も丸ごとDAT化したが、いまのところ河童蔵で行方不明になっている模様。

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静かに燃えるこのオペラはこのCDで聴きたい。

ジェームズ・レヴァイン指揮

ドレスデン・シュターツカペレ

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メトロポリタン・オペラの主が1987年頃収録したCD。ドレスデンというのがなかなか渋い。音楽の出来上がりもシックなたたずまいでよい。

ただし、このCDなかなか見かけない。初期盤はグレーっぽい紙ボックス・ケースにはいっている。

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オペラのストーリーを独自の観点から書いているサイトがあります。

「すずめの部屋」で検索すればでます。少し長い文章ですが非常に知恵がつきます。

おわり

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