河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

871- パスカル・ロジェ、ラヴェル、シチェドリン、カルメン、外山雄三、N響、1977.9.17

2009-07-28 00:10:00 | コンサート
1977年9月17日(土) 14:00 NHKホール

シチェドリン(ビゼー原曲)  舞踏音楽「カルメン」組曲

ラヴェル ピアノ協奏曲

ラヴェル/ボレロ

ピアノ、パスカル・ロジェ
外山雄三 指揮 NHK交響楽団


シチェドリンのカルメンについては前回ブログに書きましたので省略。ユニークな曲だ。
ラヴェルの協奏曲を弾いたロジェは、曲のせいかもしれないがラーンキよりいいのではないか、などと思ったりした。
ボレロはやっぱり生に限るなぁ。ソロプレイヤーを見ながらこのきわどい曲を聴く楽しみは格別だ。みんなおんなじような旋律のソロを弾いたり吹いたりするので、誰かがミスをすると全員失敗したようなそんな気にさせてくれる曲。だから誰もミスは許されない。あやしくぎこちないのはトロンボーンだろうね。ブラス群のソロはこの楽器がうまくいかないとだいなし。
当時のN響はブラスの腕が今一つで、トップで今現在の腕以上の人はいないだろうね。トランペットはブルックナーのスケルツォになると必ずやってしまうし、ホルンの著名な千葉さんも顔真っ赤にして苦しそうに吹く姿が必要以上に‘苦音’のように錯覚させてくれた。
おわり





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