河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

2586- ラフマニノフ、PC2、小林愛実、シンフォニー2番、西本智実、日フィル、2018.7.14

2018-07-14 23:30:13 | コンサート

2018年7月14日(土) 6:00-8:15pm みなとみらいホール

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18  12-12-12
  ピアノ、小林愛実

(encore)
ショパン 夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作  4

Int

ラフマニノフ 交響曲第2番ホ短調Op.27  19-10-14-15

西本智実 指揮 日本フィルハーモニー交響楽団


小林さんのピアノはお初で聴きます。
弾きっぷりがいいですね。慎重さと大胆さを兼ね備えていてそれらが交互にあらわれる。曲の山谷とよく合っていて自然。作品の一番良いところが次々と光る。
太くて透明なラフマニノフ。角度が効いていて甘さもある。角砂糖のテイスト。悩ましくもだえるピアノ、熱々圧力、耳をそばだてる静謐さ、振幅の大きな表現。
ラフマニノフ満喫しました。アンコールも絶品。

シンフォニー。西本さんは久しぶりに見る。音の出を待つようなところ、点火だけするところ。オーケストラのドライヴ感はあまり無くてプレイヤーの自発性がそうとう浮かんでくる。指揮者の近場にいる弦は活発、遠い所にいるブラスセクションはやや混濁。総じてスケールのある演奏ながら、譜面の中の出来事といったところか。作品を押し上げるような主張とかドラマが欲しい。
おわり

 


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