620‐ラッパ吹きがタバコを吸っていいのか。NYP 1983.9.20 その2
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前回、1983年9月20日のニューヨーク・フィルハーモニックの模様を書きました。
そのときのプログラムの見開きにある広告が、たばこ。
なんというか、なんとも言えない香りの広告です。
この時すでに、健康のために吸いすぎに注意しましょう、という文字が見えるので、やっぱり進んでますね。
この時代、日本だと、サラリーマンは、まだ、自分の机でタバコを吸えた時代ではないでしょうか。
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肺を酷使する管楽器の連中でもタバコを吸う人間がいるが、あれは体に良くない、というか音楽演奏に良くない。昔はブラバンの管楽器高校生も吸ってる人間がいたりしたもんだが、あれは表現音楽に悪影響をもたらす。清い音楽表現には透き通った肺が必要だ。
タバコを吸う歌手もいるが、あの超絶テノールのヴォルフガンク・シュミットってヘヴィー・スモーカーじゃなかったかしら。。こうなると手に負えない。
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ということでその昔から、マガジンや小冊子にはよくタバコの広告がでていたんですね。
いくら悪くても、その誘惑には勝てないということか。
下の写真は、1934年1月13日のニューヨーク・フィルハーモニック公演プログラムの裏表紙。
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