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シルバーウィークというこの妙な名前の連休は久しぶりに何もやることのない休みの連続となったので頭を空っぽにしながら、目耳だけは早く活動を始めてしまうのか、フジテレビ日曜朝7時半からの新報道2001を見る羽目になってしまったが、出演する議員に混じって喋りたがる、昔はそうでもなかったが最近は出しゃばりで耳触りな中間アナウンサーが煽る中、自民党の山本有二は民主党前原誠司国交相に、今頃そんなこと言ってたら国民にバカにされますよ、という苦言にもかかわらず、はたまた聞えていたのかどうかも分からないが、たしかにこの自民党は本当に終わるのではないかと妙に納得してしまった。
ググってみたら山本議員は民主党が議席を取れなかった高知の出らしく、そのような自負もあったのか、それでもテレビで完全に煽られてしまって自分がどのような立場で昔と同じことを喋っているのかさえも自覚症状として無いのなら、ホントにホント、自民は終わるのだろうと思った。
近視眼的で、世界は政治でしか動いていないと思っている人たちは自民にも民主にあまたいることだろう。でも、国民をこの程度のレベルでしかないと思ってスピーカーし続ける自民の品位と知識を疑う。権力の側にしかいたことがないと他が見えない、判断の基準が一部欠けてしまっている、システムとしてそうなってしまっているんだろうが、そこが自民の蓄積されてきてしまった悲劇と言えなくもないし、また怠ってきた多様性に対する努力の欠落もこれまた取り戻せないぐらいブラックホール的質感の大きさになってしまっている。
これでは、自分で作ってしまった逆風をものともせずオウンゴールを的中させた麻生さんとなんら変わるところがない、早い話が今テレビに出す人材ではなかったのだ。自民さんよ、まだ人間だけでなく河童さえバカにし続けるのか。まいったまいった。
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それでこのような話がクラシック音楽とどう関係があるのかといわれれば、全くない。あえて言えば、この暇な5連休、巷は芸術の秋で一歩外に出れば演奏会は数知れずあるが、テレビではろくな音楽番組がない、見るものがない、だからしかたなくみている政治番組もこの体たらく、いや、体たらくなのは番組のほうではなく出演者のほうだった。そういう意味では放送それ自体は正解だったのかもね。
おわり
