河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

783‐ 昔の華金 L-Mnhttn

2009-03-06 01:09:26 | 日記・エッセイ・コラム

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金融危機というのは、14番あたりが震源地ということはないでしょうが、マネーを操ってきたところにかわりはない。
一階がアレキサンダーのデパートで、地下がコートランド駅だった6番は既にありません。六千度の熱で圧縮されたわけです。
カパコとお昼よくいった空中レストランも粉砕。あすこからみるスタチュー・オブ・リバティーは絶景でしたけど。
あすこらへんは様変わりしたものの、その周りはそんなに変わってないでしょう。
10番12番13番14番15番に囲まれた一角は、ブロードウエイの見晴らしも良く、楽しい時代でした。
向かいはトリニティーチャーチなんですが、いつも心の中では懺悔してましたよ。将来の悪事の懺悔をあらかじめしていたということになるのでしょうか。。
ここらへんは週末はゴーストなタウンになるのですが、華金のファイブ・オクロック過ぎれば、コンサートのない日は、とりあえず、フルトン・マーケットまで歩いていって、そこの野天の広場で一杯ひっかけ、そのあとはなるようになる、みたいな感じで。
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バッテリーパークまでは歩いて10分もかからないので、ここもお昼休み散歩がてらうろうろしてましたね。自由の女神を同じ目線で見ることができてなかなかいい眺めです。
2番のシティーホールに行く途中に、J&Rという電気屋レコードショップがあって、ここも頻繁に行きましたね。CDの黎明期で日本のCDがかなりの価格で並んでましたね。初期はDENONレーベルのCDが多かったですね。そう言えば、TEACのX2000R、つまり4トラックのオープン・リール・デッキなんですが、あれ、ここで買いました。アメリカ仕様で電圧が高いのですが、現地で使う分には問題がありませんが、日本に持ち帰ると問題が出ます。昇圧機が必要になります。今でも動いてます。。
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ウォール・ストリートとリバティー・ストリートの間にチェンバー・ストリートというのがあるんですが、周りのビルがあまりに高く日が射すことはなく暗くてちょうどよかったんでしょうね。上から見ているとよくコケインのやり取りしてる人物を見ることができましたね。ブラジル産の純度100%近いのが5グラム程度で20ドルとかって聞いたことがあります。河童は仕事以外ではクラシックの演奏会のことしか(。...。。)興味がなかったので、どうでもよかったですけど。
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仕事に熱中すればするほど、華金の解放感は何ものにも代え難いものでした。
今の時代、六本木で真夜中、うろうろする西欧人の気持ち、よく理解できます。それにたむろする日本人の、特に女性の気持ちもだいたいわかります。田舎の子たちが東京に出てきただけで外国人とイージーに接触できる場所、そこにイージーにいけるだけで国際的感触をある程度味わうことができるんですね。これってほぼ錯覚なんですけど。でも悪くはないと思いますよ。積めばいいんです。経験を。。
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ということで、華金のコンサートは良し悪しなんですが、とりあえず今日は行く予定です。
おわり

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1 コメント

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こんにちは (黒鍵)
2009-03-06 15:50:22
こんにちは
今夜の新日本フィル=ハーディングにいらっしゃるそうですね。河童メソッドさんの評を早く読んで見たいものです。(的確な評ですから)
たしか、新国立に3公演行かれるようですから、なかなか時間が取れないでしょうね。
私は明日の演奏会で番外記録を見つけ出し?拙い、的外れな感想を、一足先にブログに掲載します。それでは、素敵な週末を!
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