河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2048- ハフナー、マーラー5番、ダウスゴー、新日フィル、2016.1.27

2016-01-28 00:51:28 | コンサート

2016年1月27日(水) 7:15pm サントリー

モーツァルト  交響曲第35番ニ長調ハフナー  5′9′3′4′

Int

マーラー  交響曲第5番嬰ハ短調  12′、14′、17′、9′+15′


トーマス・ダウスゴー 指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団


NJPの場合はプレイヤーの自発性をどれだけ引き出せるか、指揮者の才能が特に問われます。
ダウスゴーの見た目の指揮具合は、同じく新日フィルを指揮したスピノジとクリストフ・ウルリヒ・マイヤーを混ぜたような雰囲気です。こんな感じの指揮者がこのオケにはあっていそうな雰囲気はあります。

前半のモツハフナーは小編成で締まっていて、以前、ハルトムート・ヘンヒェンが振ったモーツァルトを思い出しました。引き締まっていて小気味いい。リハーサルをしっかりこなしている指揮者とオーケストラを感じます。リハは厳しく本番解き放つ。
このモーツァルトも後半のマーラーもリハーサルで全部やりつくしている感じですね。

マーラーの3楽章中間部のワルツは際どさの極み。かなり変形していたが、双方ともにやりつくした感あり。
全体としては、なんだかモヤモヤしているようでいながら、妙にメリハリがあるのか、スウィングしているのか、ノリがある演奏でしたね。
弦のチリチリ感、ブラスは一本ずつが骨太。
第2楽章のビッグサウンドのティンパニの締め、ユニークでした。
おわり


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