2018年5月13日(日) 3:00pm NHKホール
ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61 22-8+9
ヴァイオリン、クリスティアン・テツラフ
(encore)
JS.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調BWV1003から アンダンテ 5
Int
シベリウス 4つの伝説 20-9+8+12
パーヴォ・ヤルヴィ 指揮 NHK交響楽団
●
ブラスが細かい動きを作ることなく鋭いアタックと引き延ばしを繰り返すシベリウス独特の響き。やや硬めで明るく引き締まったスキニーサウンドに変化したN響のシベリウス。筋肉質で精度の高い演奏はインターナショナルなシベリウスで、ヤルヴィがしたかったことはこのオケで実現している。ベースにもっと力強さが欲しいと思うが、彼のサウンドバランスはというのは上から下までおしなべて同じような圧力進行が理想なのだろう。
規模の大きな4つの伝説があっという間に終わったような錯覚。研ぎ澄まされた演奏にナイフにでも触れる思い。
前半のテツラフのベトコンは、睡眠不足でこちらのエンジンがかからずで、申し訳ない。
おわり