河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

752- セミヨン・ビシュコフ ニューヨーク・フィルハーモニック1984.3.13

2009-01-21 00:10:00 | コンサート

Scan10006_2

 

 

1983-1984シーズンに聴いた演奏会から書いてます。

今日はラファエル・クーベリックがキャンセルした演奏会の模様。
 


 

1984313() 7:30pm エイヴリー・フィッシャー・ホール

 

ベートーヴェン/序曲「プロメテウスの創造物」
 

リスト/ピアノ協奏曲第1

 ピアノ、アレクサンダー・トラッツェ

 

ラフマニノフ/交響曲第2

 

セミヨン・ビシュコフ 指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック

本来はラファエル・クーベリック指揮による「我が祖国」全曲の予定であったが、hairline fracture in right wristのためキャンセルとなり、わけのわからない若い指揮者の登場となた。是非クーベリック指揮、スメタナ/「我が祖国」全曲を聴きたかったのだが、いたしかたない。

曲は全くエントロピーの極致みたいなまとまりのないプログラム・ビルディングとなってしまった。

なにか団員に指揮者の方が試されているようでもあり、その雰囲気がなんとなく聴衆に伝わってくるようでもあり、何故か変なこころもちとなる。

リストなどはピアニストともどもただ馬力のみで勝負しているような傾向があり聴いていて疲れた。ポエムのかけらもなかった。

ラフマニノフはおそらくこの指揮者の十八番なのであろう。なかなかの手さばきであった。しかし、このとりとめのない曲にとりとめのない解釈をしてもどうしようもない。今日は途中で席を立った人が非常に多かった。
おわり 

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。