河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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1290- 映像と音楽<ミュージックトゥデイ21>サマー・フェスティヴァル2011  2011.8.27evening

2011-09-04 23:44:19 | インポート

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2010-2011シーズン聴いたコンサート観たオペラはこちらから。
2010-2011シーズン
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サマーフェスティヴァル2011
<ミュージック・トゥデイ21>
映像と音楽
2011年8月27日(土)7:00pm
ブルーローズ、サントリーホール
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1.『G線上の悲劇』
九里洋二 映像監督(1969)
一柳とし 作曲(1961)
演奏、録音録画の再生
声、オノ・ヨーコ
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2.『オートノミー(Autonomy)』
松本俊夫 映像監督(1972)
湯浅譲二 作曲(1972)
演奏、録音録画の再生
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3.
映像『ゴーランド』
加藤到 映像監督(1981)
音楽『フォーリング・スケールNO.2』
藤枝守 作曲(1975/2011)改訂版初演
ピアノ、砂原悟
エレクトロニクス、有馬純寿
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4.『ラメンント(哀歌)』
中村慈延 映像、作曲(2008/2011)改訂初演
ソプラノ、持松棚世
ヴィデオ
エレクトロニクス、有馬純寿
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5.
映像『理性への回帰』
マン・レイ 映像監督(1923)
音楽『理性への迷路』
望月京 作曲(2007) 日本初演
演奏、アンサンブル・ノマド
指揮、佐藤紀雄
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6.『フルイド・カリグラフィー』
山口智也 映像監督(2010) 日本初公開
藤倉大 作曲(2010) 日本初演
ヴァイオリン、花田和加子
ヴィデオ・アドリブ
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7.『フィルム・ストリプスⅡ』
飯村隆彦 映像監督(1966-70)
鈴木治行 作曲(2011) 世界初演
演奏、アンサンブル・ノマド員
指揮、佐藤紀雄
ライブ・エレクトロニクス、有馬純寿
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わからない音楽が多い夏の行事だけれど、とりあえず映像監督と作曲家がだいたい登場するという妙なお得感がある。久里さん一柳さん湯浅さん望月さん・・・・、みんなラフな格好で曲が終わるたんびに前に来てご挨拶。
ブルーローズは狭いホールだが、ステージ台がないため一番前が一番見晴らしがいい。じっくり聴かせていただきました。といっても、耐え難きを耐え、のような曲もごろごろ。
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『G線上の悲劇』はアニメ映像の意味不明。音楽もわけわからず。これはこれで調和していると言えるのだろうか。
『オートノミー』これはもっとわからない。偶発性の波の映像、そしてミュージック・コンクレート。なにがなんだかさっぱりわからない。
『ゴーランド』+『フォーリング・スケールNO.2』ここでちょっとメリーゴーランドというリアルな世界、それと、音楽はライブになったのでわかりやすくなった。少し冗長だけれど。
『ラメント』ソプラノ・ソロで歌われる。だんだんわかりやすくなってきた。イージーというわけではない。
『理性への回帰』+『理性の迷路』3分という短いものだが、アンサンブル・ノマド結構なメンバーの編成になる曲。映像は1923年というといかにもそれらしき感じ。音楽の方が先をいっているような心持ちだが、望月が作っているわけで当然といえば当然。映像ともどもインパクトあり。
『フルイド・カリグラフィー』単調さを競っているような感じで長すぎる。
『フィルム・ストリップスⅡ』音楽と映像を合わせる必要がないというか、最後の曲になってようやく破壊がきた。再創造はいつになるのかしら。
おわり

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