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昔のデニス・ラッセル・デイヴィスだけしか知らなければ、今になってブルックナー全集もハイドン全集も作るとは思えない。最近は廉価盤なれどいろいろと出てきて楽しい。
しかし、少し前に出たハイドンの交響曲全集の粗末なつくりには失望。棒に失望ではない。CD制作会社のやっつけ仕事なんだろう。輸入盤ではほかにも粗雑なものにたまに出会う。アンドレ・クリュイタンスのベートーヴェン全集なんか音がめくれていたし。ひどいもんだ。
今回のハイドンは輸入盤にもかかわらずソニーが、不良品を取り換えるという。37枚のうち3枚だけらしいので、早速そうしてもらう。なにせ全部で37枚もあるので全部聴き終えるまでには時間がかかる。ほかにも不良個所があるかもしれないが、アマゾンなどの購入サイトのコメント等を参考にしながら自分でも聴き進めるということで。
ソニー不良品交換案内は以下。
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デニス・ラッセル・デイヴィスは、こんなものも振っていた。
今から30年以上前の録音だ。
コープランドのショート・シンフォニー。これはオリジナルの室内オーケストラ・ヴァージョン。
もう一曲は、アイヴスの交響曲第3番キャンプ・ミーティング。
どちらもオーケストラはセント・ポール・チェンバー・オーケストラ。
非常に魅力的。
昔は良かった。
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