河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

2451- ブルックナー5番、インキネン、日フィル、2017.11.18

2017-11-18 22:17:08 | コンサート

2017年11月18日(土) 2:00pm サントリー

ラウタヴァーラ In the Beginning  (AP)  6

ブルックナー 交響曲第5番変ロ長調  21-18-15-23

ピエタリ・インキネン 指揮 日本フォルハーモニー交響楽団


Duration of AB
Ⅰ  in3-3-2-2-d4-2-2-1-c2
Ⅱ  3-3-3-5-3-c1
Ⅲ  6-3-6
Ⅳ  in2-1-2-2-d6-2-2-3-c3

15小節目からの強奏の前の弦の16分音符二つ、ほとんど聴こえない。力感不足というよりはまるでそうあってほしいという演奏だ。
前回の8番同様スローな演奏、ブラスをはじめとするアウフタクトフレーズがおしなべて急ぎ過ぎで不揃い。全体的なスローインテンポの流れに持ちこたえれない。
終楽章だけインキネンの棒、やや快活な流れとなる。第2主題を中心に流れが出た。オーケストラは勢いがついてきて、それまでのブラスの先走り感がうまい具合にはまってきた。
全体としてはちぐはぐで、インキネンのブルックナー呼吸をオーケストラがこなそうと思ったら彼が通年振るしかないだろう。他の日フィル指揮者とは音楽の呼吸が違う。切り替えもオケ能力のうちだと思う。

日フィルはここのところずっと聴いているのでインキネンのブルックナーをこのオケで、というのは過渡期のように感じるところもあるのだけれども、一発聴きにとっては凡庸な埋没感を感じてもおかしくない。
おわり


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