河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1600- 英雄、英雄の生涯、山田和樹、新日フィル、2014.2.28

2014-03-01 01:14:32 | インポート

 

2013-2014シーズン聴いたコンサート観たオペラはこちらから
2013-2014シーズン
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2014年2月28日(金)7:00pm サントリー
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ベートーヴェン 交響曲第3番 エロイカ 15′16′6′12′

シュトラウス 英雄の生涯 23′+24′
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山田和樹 指揮
読売日本交響楽団
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英雄が並んだ演奏会。プログラムとしてはヘヴィーです。
エロイカ第1楽章の提示部をリピートしない演奏というのは最近の演奏会では珍しいと思います。全体的に遅めのテンポをとり王道の演奏。繰り返しをしないほうが全体バランスが良く取れると判断したのだろう。
棒は全く派手ではなく、無駄な動きのないもので、さらに揺れないテンポで、オーソドックスなもの、若手のこのての演奏はなんだか逆に新鮮に聴こえてしまう。やはり、変形した解釈は、まずこのような演奏で聴衆を納得できるような力を蓄えて、それからの話だろう、誰とは言わないが。
エロイカに真正面からぶつかっていった演奏で、指示も隅々までいきとどいた本格的な演奏でした。読響のバスを底辺とした正三角形の響きもその形を崩すことなく反応の良い動きで、快演となりました。
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それに比して後半のシュトラウスはいけません。大曲2曲で集中力が切れたのか、こっちだけ練習不足だったのかわかりませんが、ゆるい。ねじが緩んでいる感じ。音に隙間がある。ブラスも汚れ気味でうるさく聴こえてくる。アインザッツが良くなくハーモニーの頭があわずきれいに響かない。後半のこのプログラムには前半演奏していないプレイヤーが大量投入されるので、気持ちの切り替えはいいのかなと思ったのですが、この曲のために大量投入されたプレイヤーのパートだけ少し練習不足だったのかな。とにかく褒められた演奏ではなかった。
プログラム・ビルディングの失敗。
おわり
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