河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

2839- チャイコフスキー テンペスト ロココ 佐藤晴真 ハムレット ロメジュリ バッティストーニ 東フィル 2023.11.10

2023-11-10 23:53:44 | コンサート
2023年11月10日(金) 7pm サントリー

チャイコフスキー没後130年

チャイコフスキー 幻想曲テンペストOp.18  23′
チャイコフスキー ロココの主題による変奏曲イ長調Op.33  19′
チェロ、佐藤晴真
(encore)
J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番 サラバンド 4′

Int
チャイコフスキー 幻想序曲ハムレット 18′
チャイコフスキー 幻想序曲ロメオとジュリエット 20′

アンドレア・バッティストーニ 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団

(詳細別途)












2834- 芥川也寸志トリプティーク サンサーンスPC2 ルゥォ・ジャチン マーラー4番 中江早希 高関健 仙台フィル 2023.6.17

2023-06-17 23:46:11 | コンサート
2023年6月17日(土) 3pm コンサートホール、日立システムズホール仙台

芥川也寸志 弦楽のための三楽章 5-7-3

サン=サーンス ピアノ協奏曲第2番ト短調op.22 11-7-6
ピアノ、ルゥォ・ジャチン

(encore)
シューマン 森の情景より第7曲 予言の鳥

Int

マーラー 交響曲第4番ト長調 18-10-21-10
ソプラノ、中江早希

高関健 指揮 仙台フィルハーモニー管弦楽団

(詳細別途)










2831- ミャスコフスキー、21番 芥川也寸志、オスティナート ヤナーチェク、シンフォニエッタ カーチュン・ウォン 日フィル 2023.5.13

2023-05-13 23:41:14 | コンサート
2023年5月13日(土) 2pm サントリー

ミャスコフスキー 交響曲第21番 交響幻想曲 15′

芥川也寸志 チェロとオーケストラのためのコンチェルト・オスティナート 18′
チェロ、佐藤晴真
(encore)
バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番より サラバンド 3′

Int

ヤナーチェク シンフォニエッタ 24′

カーチュン・ウォン 指揮 日本フィルハーモニー交響楽団

(詳細別途)











2829- ブリテン ベルク オネゲル 山根一仁 高関健 東京シティ・フィル 2023.5.10

2023-05-10 23:02:17 | コンサート
2023年5月10日(水) 7pm コンサートホール、東京オペラシティ、初台

ブリテン シンフォニア・ダ・レクイエム 10+4+5

ベルク ヴァイオリン協奏曲 11-15
山根一仁、ヴァイオリン
(encore) バッハ
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番より
第3曲サラバンド~ドゥーブル 2′

Int

オネゲル 交響曲第3番 典礼風 8-11-11

高関健 指揮 東京シティ・フィル

(詳細別途)











2827- 福川伸陽 古楽の仲間たち 2023.3.24

2023-03-24 23:32:21 | コンサート
2023年3月24日(金) 7pm 東京文化会館、小ホール

ヘンデル
付随音楽《アルチェステ》HWV45 第1幕 より グラン・アントレ

テレマン
リコーダー、ホルン、通奏低音のための協奏曲 ヘ長調 TWV42:F14

C.H.グラウン
ホルン、ヴァイオリン、通奏低音のためのトリオ・ソナタ ニ長調

ボワモルティエ 5声の協奏曲 ホ短調 op.37-6

クヴァンツ ホルン協奏曲 変ホ長調

Intermission

J.F.ファッシュ 四重奏曲 ヘ長調 FaWV N:F3

ヴィヴァルディ
リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴット、通奏低音のための協奏曲 ト短調 RV107

J.S.バッハ
ブランデンブルク協奏曲 第2番 ヘ長調 BWV1047

(アンコール)
J.D.ゼレンカ:カプリッチオ 第3番 ヘ長調 より 第7曲 プレスト


レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ
バロック・ホルン:福川伸陽
バロック・ヴァイオリン:高田あずみ、荒木優子、丸山 韶
バロック・ヴィオラ:成田 寛
バロック・チェロ:上村文乃
コントラバス:今野 京
バロック・オーボエ:三宮正満
バロック・ファゴット:村上由紀子
リコーダー:太田光子
フォルテピアノ:川口成彦

3-7-11-8-10
I
8-7-10
En 2
(詳細別途)

















2825- ヘンデル マルタン ブラコン2 藤田 阪 山響 2022.11.20

2022-11-20 23:18:33 | コンサート
2022年11月20日(日) 3pm 山形テルサホール

ヘンデル 合奏協奏曲ト長調Op6-1 HWV319  21′
マルタン 7つの管楽器、ティンパニ、打楽器、弦楽器のための協奏曲 7-7-7′
Int
ブラームス ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op83 18-10-12-9′

ピアノ、藤田真央
阪哲朗 指揮 山形交響楽団

(詳細別途)





2824- ヘンデル マルタン ブラコン2 藤田 阪 山響 2022.11.19

2022-11-19 23:14:38 | コンサート
2022年11月19日(土) 7pm 山形テルサホール

ヘンデル 合奏協奏曲ト長調Op6-1 HWV319  21′
マルタン 7つの管楽器、ティンパニ、打楽器、弦楽器のための協奏曲 7-7-7′
Int
ブラームス ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op83 19-9-13-9′

(アンコール)
ショパン マズルカ 2′

ピアノ、藤田真央
阪哲朗 指揮 山形交響楽団

(詳細別途)









2823- ラフマニノフPC2 小山 シェエラザード 井上 新日フィル 2022.9.23

2022-09-23 23:08:09 | コンサート
2022年9月23日(金) 1:30pm 秋田芸術劇場ミルハス

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調op18 13-11+12′

(アンコール) 4′

Int

リムスキー=コルサコフ シェエラザード op35 13+10+11+13′

(アンコール)
? 3′
秋田県民歌 3′

ピアノ、小山実稚恵
井上道義 指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団

(詳細別途)

あきた芸術劇場ミルハス
グランドオープン記念
特別公演











2814- モツコン25番、ラローチャ、ブルックナー7番、テンシュテット、ニューヨーク・フィル 1986.10.16

2022-05-31 19:22:49 | コンサート
1986年10月16日(木) 8pm エイヴリー・フィッシャー・ホール

モーツァルト ピアノ協奏曲第25番 K.503

ピアノ、アリシア・デ・ラローチャ

Int

ブルックナー 交響曲第7番


クラウス・テンシュテット 指揮 ニューヨーク・フィル

(感想別途)

2794- スクリャービン 1番 5番プロメテウス アシュケナージ N響 2006.2.25 N響創立80周年記念

2021-09-04 23:16:18 | コンサート
2794- スクリャービン 1番 5番プロメテウス アシュケナージ N響 2006.2.25 N響創立80周年記念

2006年(平成18年)2月25日(土) 6pm NHKホール
N響創立80周年記念

スクリャービン 交響曲第1番

メゾ、マリーナ・ブルデンスカヤ
テノール、セルゲイ・ラーリン
合唱、国立音楽大学
ウラディミール・アシュケナージ 指揮 NHK交響楽団

INT + プレトーク

スクリャービン 交響曲第5番 プロメテウス

ピアノ、ペーテル・ヤブロンスキー
色光ピアノ、井口真由子
合唱、国立音楽大学

プロデューサー/川口義晴 照明/成瀬一裕 演出/今井伸昭
装置/鈴木俊明 音響技術/関口嘉顕 衣装デザイン/小野寺佐惠
舞台監督/徳山弘毅 舞台監督助手/クリエイション
大道具制作/東宝舞台(株)、村上舞台機構
照明/(株)ライティングカンパニーあかり組、CAT
照明制作/栗山聡之、(株)マグナックス
イメージ・メッシュ/(株)コマデン
音響/T・H・M 衣装制作/東京衣装(株)
色光ピアノ制作/ヤマハ(株) 製作協力/(株)せきれい社

監修 野原泰子

ウラディミール・アシュケナージ 指揮 NHK交響楽団


オペラ嫌いのアシュケナージが組みそうないかにもショートなプログラム・ビルディング。両曲とも短い合唱があるため、同じ日でないとなかなか実現できないのだろう。今日の目玉はもちろんプロメテウス。
音は色である。ステージ後方で映像が色光ピアノとともに変化していく。神秘主義のイメージが具現化されたものであろう。昔であれば相当なインパクトであったことであろう。でも今のデジタル社会の現在、仕掛けも含めて普通。世界の技術的進歩のせいでスクリャービンのイメージしていた世界は実現したわけだが、まわりの現実はこのような技術的映像には十分すぎるほど慣らされてしまっており、皮肉にも、実現した時、過去のものとなってしまった。ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでCDを再生しているときに出てくる視覚的模様のようなものだ。
試みは別にしても、視覚的にはインパクトはなかったが、演奏は大変に充実したものであった。この両曲とも演奏される機会はあまりないのでそれ自体貴重である。第1番の充実したサウンド、弛緩することのない緊張感あふれる演奏が曲の弱さを忘れさせてくれる。
プロメテウスの第5番は、録音で聴く音とはかなり迫力が異なり、マッシヴなサウンド。ただ、分解能力があまりあまりよくないのは曲のせいか、オケのせいか、指揮者のせいか。線が不明瞭になってしまうところがある。合唱がはいると、オケとの音色が明確になるせいか良い響きを醸し出していた。最後はニニ・ロッソの夜空のトランペット風なメロディが壮大に曲を締めくくる。
おわり

追記
スクリャービンの5番プロメテウス、N響の解説はちからがこもってる。
フィルハーモニー2006年2月号及び、定期公演冊子2月号は大変に充実したものでファン垂涎ものですね。











2793- シューベルト3番、ブリテン、ディヴァージョンズ、舘野泉、プラハ、阪、山響、2021.6.20

2021-06-20 23:45:33 | コンサート
2021年6月20日(日) 3pm テルサ、山形

シューベルト 交響曲第3番ニ長調D.200 9-5-4-7

ブリテン
左手のピアノと管弦楽のための主題と変奏「ディヴァージョンズ」Op.21  26′
ピアノ、舘野泉

(encore)
山田耕作 赤とんぼ (梶谷修 編曲)  3 

Int

モーツァルト 交響曲第38番ニ長調 プラハK.504  18-10-8

阪哲朗、山形交響楽団

公演二日目、冒頭のシュベ3は昨晩よりややゆっくりめ、たっぷり満喫。ナチュラルラッパのはずしは気にならなくてむしろ、ああそうだったかナチュラルだったかと気づきをさせてくれるところもありますね。3番、大きな作品でした。
他、2曲も概ね前日同様で愉悦の連日でした。
ありがとうございました。
おわり















2792- シューベルト3番、ブリテン、ディヴァージョンズ、舘野泉、プラハ、阪、山響、2021.6.19

2021-06-19 23:40:53 | コンサート
2021年6月19日(土) 7pm テルサ、山形

シューベルト 交響曲第3番ニ長調D.200 9-4-4-6

ブリテン
左手のピアノと管弦楽のための主題と変奏「ディヴァージョンズ」Op.21  26′
ピアノ、舘野泉

(encore)
木島由美子 桃花水 4

Int

モーツァルト 交響曲第38番ニ長調 プラハK.504  18-10-8

阪哲朗、山形交響楽団

緞帳が、のそりと上がり、真っ暗闇の中から何か黒いものが動き出す。フィガロというよりもドンジョワールドの幕開け。この、スーパースローモーションの序奏から、何から何まで、まるでオペラ。確信犯的妙技棒で、ただ事ではない40分に迫るプラハにのけぞる。

用意周到のロング序奏、提示部リピ、展開部と再現部を束で丸ごとリピしているようにも聴こえてくる。これでメヌエットとかあったらブラ1レベルの長尺物になるわ。もはや、オペラモード満喫、フィガロ、ドンジョ、マジックフルートなんか振ったらたまらんですよね。
タップリと楽しめたプラハでした。

ディヴァージョンズを弾くべく車椅子での登場となったピアノの主。なにもかも動きそうに無い中、ピアノの椅子に座ると全ての事が動く、音楽が肉体を支えている稀有にして不思議な世界が現れた。ピュアなブリテン全11変奏、明晰でクリア、音楽が滴り零れ落ちる。見事なものだ。

シュベ3、プラハでは棒持たずの振りでしたがディヴァージョンズで棒を持つ。オケもやっぱり伴奏越えの難儀な作品なのだろうと思いましたね。
パーカスは上手に集結。大規模な作品でした。
左手独奏ピアノを補完するようなハープ等々、それと伴奏系ラインが明確に分離している。機能的というかそれに優れた作品のように思えました。
左手で弾く、フメクラーも左サイド、きれいな鳴りが全部前に飛んでくる。聴きごたえ満点でした。

公演初めの曲シュベ3。長い息音ハーモニーがディミヌエンドしていく中、ウィンズの小気味いいスタッカート風なアクセントが沸き立つ。活き活きとしたカウンターメロディーバランス、阪の真骨頂はいきなり1曲目からくる、鮮やかな演奏と言えよう。

以上3曲、音楽表現というものをズッシリと感じ取ることができました。
ありがとうございました。
おわり