幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

小田凱人と坂本怜

2024-01-29 23:18:15 | テニス
 予想というのがこれほど外れるものかと思った全豪オープン。アルカラスの準々決勝敗退もジョコビッチの準決勝敗退もメドベージェフの決勝敗退も全て予想の逆でした。トップ3が次々と負けて優勝したのが第4シードでイタリアの22歳ヤニック・シナー。確かに昨年からめきめきと強くなっていましたが、ジョコビッチとメドベージェフを倒しての優勝は見事としか言いようがありません。タイプ的にはハードコートだけではなくクレーにも強い選手だけに、全仏オープンでも優勝候補になってきます。

 今回日本勢は男女ともシングルスはコロコロに負けて良いところがありませんでしたが、車椅子テニスの男子シングルスでは17歳小田凱人が世界1位のヒューウェットを決勝で撃破して全豪初優勝しました。昨年全仏とウィンブルドンを制している小田はこれでグランドスラム3勝目。レジェンド国枝慎吾の後継者として着実に成長しています。また車椅子テニス女子シングルスでは世界2位の上地結衣が準優勝。車椅子テニスでは相変わらず世界トップクラスの強豪国であることを示しました。

 さらに今回ジュニア男子シングルスで17歳の坂本怜が優勝しました。グランドスラムのジュニア男子シングルスで日本選手が優勝するのは2019年ウィンブルドンの望月慎太郎以来2人目です。望月はいま20歳でアルカラスと同年代ですが、まだTOP100には入っていないものの、今回の全豪では本戦1回戦敗退と少しずつステップアップしています。いまアメリカのIMGアカデミーを本拠にしている坂本も将来どう成長していくか未知数ではありますが、190センチを超える大型選手だけにポテンシャルは高いと思います。

 坂本は来月にカイロで行われるデ杯レバノン戦にも代表メンバーに初選出されています。将来の日本を背負って立つ逸材だと認められているわけですから、デ杯でも出番があれば良い経験になることでしょう。ちなみに小田凱人も坂本怜もともに17歳で愛知県出身です。地元の子だけに余計に応援にも力が入ります。

 
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