幹事クリタのコーカイブログ

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20代の自分と勝負したら

2024-06-08 23:59:10 | テニス
 長年テニスをしてきて自分で言うのも何ですが、テニスの技術は着実に向上してきたと思います。特に40代の終わりから山本プロに教えてもらうようになって、サービスもボレーもストロークも安定感が格段に増して、以前ならミスしていたボールもきちんと処理できることが増えました。ショットをコントロールする精度もどんどん良くなっています。技術が上がったことでプレーが洗練されて質は全体に高まっています。また相手との駆け引きとか観察力とか予測なども経験と勉強でアップしているし、試合でショットの選択を間違えることも減りました。20代の自分と対戦したらそのあたりでは子ども扱いできると思います。

 反面、体力や筋力、敏捷性や反応速度、体の柔らかさ、そして視力などが、20代の頃に比べたら当然のことながら比べ物にならないほどに落ちています。特に衰えを感じるのは敏捷性と視力です。体力や筋力はある程度テニスを続けていることで衰えつつも維持はしていますが、自分の動きが明らかにスローになったことと、目が見えなくなっていることはどうしようもありません。速いボールや暗いところでは全然見えないのでほぼ勘で打っています。暗くなるとちょっと見づらくなってきたと感じ始めた40代、明るいところでも怪しくなってきた50代よりも、さらに最近は視力が一層衰えたことを実感しています。

 10代の頃はスピードだけは自信がありました。足も速かったし、小回りもききました。まあ今でも同じ60代と比べれば足は速い方かも知れませんが、そもそも全力で走ったら怪我をしそうで怖くて走れません。20代30代のテニス仲間とテニスをすると、40代の頃は「まだまだ負けないぞ」と頑張っていましたが、今はもう若いって良いなぁと素直に思っています。20代の自分と対戦したら完全にパワーとスピードでは圧倒されてしまいます。

 テクニックとタクティクスとメンタルに勝る60代の自分と、パワーとスピードとスタミナで勝つ20代の自分がテニスで勝負したら、ダブルスなら今の方が圧倒的に上だと思いますが、シングルスはどうなるかわかりません。若い頃は技術は稚拙でしたが、ひたすら走り回って拾って繋いで、サービスはスピードだけで勝負していました。4ゲームくらいまでは60代の自分がリードできそうですが、その後は疲れて動けなくなって根負けして20代の自分に逆転されるかも知れません。まあそんな疲れる試合は今となっては全然楽しくないしやりたくもないですけどね。
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