家のすぐ近くの道ばたにメマツヨイグサが咲いています。先日、夕方に花が咲けば写真を撮ろう何度かようすを見に行きました。でもいつまでたっても花が咲かず、あたりが暗くなってしまい撮影が不可能になってしまいました。仕方がないので翌朝、撮影のため出かけようとすると一面キリが発生していました。幻想的な風景で早起きをしてちょっと得をしたような気持ちでした。メマツヨイグサもあまりしおれておらず何とか撮影できました。メマツヨイグサの花びらと花びらの間に隙間があるものをアレチマツヨイグサと区別する場合もあるようです。
近所に90歳をいくつも過ぎたお婆さんが一人で住んでいます。家の周りの土地面積はゆうに1,000坪を超えています。そこをいつも一人で野菜や花を作っています。垣根越しにフォックスフェイスが沢山なっているのが見えます。畑仕事をしているお婆さんに声をかけてフォックフェイスの撮影をお願いしました。
フォックフェイスに実をならすのはなかなか難しく、多くは実が熟さないうちに冬が来ていまい失敗することが多いようです。
お婆さんは「今まで、何度も作ったがいつも失敗していたのに、今年は良く成った。こんなに成るのはぼちぼち私にお迎えが来るのかもわからない」と笑いながら話していました。また、「これはあげられないよ。この枝は妹に、この枝は娘にと行き先はみな決まっているからね」と言うことでした。
ベランダで作っている、ベビーパプリカとコカブの‘あやめ雪’です。ベビーパプリカは売れ残って捨て値で売っていたものを買ってコンテナで栽培しました。小さな実ですが赤、黄色、ブロンズ色と鈴なりになりました。実は甘く生食できサラダなどに良いようです。
コカブもできましたが葉をキスジノミハムシとカブラハバチに食われてぼろぼろになり、写真にはちょっと良くない状態になってしまったのは残念です。
庭の木に大きなアゲハチョウがやや弱った状態で止まっていました。はじめ、モンキアゲハの雌ではないかと思っていましたが図鑑で調べるとどうもナガサキアゲハの夏型のようです。図鑑の説明ではナガサキアゲハの分布は近畿地方以西とありました。これがナガサキアゲハなら温暖化現象でここ茨城県小美玉市でも見られるようになったのでしょうか? それとも台風か何かで飛ばされてきたのでしょうか?
ナガサキアゲハはどんどん分布を北に広げていて、横浜だともう、普通にいますよ。クマゼミもそうですね。温暖化、と一言で片づけるのはなんですが、さまざまな昆虫で起きている現象です。