柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

410号 裏の林の生き物 3 「オオムラサキ ♀、ダイミョウセセリ、キタテハ 他」。ナスの品種。他

2014年07月31日 19時33分47秒 | お知らせ

 7月26日(土)。農道具を入れている小屋の壁面を白に変えようと思ってペンキ塗りをしました。脚立に乗って、足元を安定させようと思って、足でトントンとやっていたら、いきなり、脚立の脚がずぶりと土にめり込んで、アッと言う間に脚立から転落してしまいました。その折に、ペンキを頭からかぶっつて惨めな姿。

 頭からペンキをかぶり、顔面が真っ白け。下が草地で柔らかく、奇跡的に足をくじいたり、怪我をしなくてよかったです。妻が撮った写真。「早く写真を撮れ!段々、顔がひきつってくる!」

 カンに塗料が残っていたので、何とか壁面全面を塗ることが出来ました。

 今週も裏の林の生き物第3回です。相変わらずクヌギのレストランは樹液のご馳走に集まる昆虫で混雑しています。雨が降らないので、段々とオアシスは干上がってきました。

 カブトムシ ♂、♀。ヨツボシケシキスイ。ハエ。

 オオムラサキ ♀。

 キタテハ。カブトムシ ♂、♀。カナブン。クロカナブン。

 ウシアブ。カブトムシ ♂、♀。

 ダイミョウセセリ。

 アカスジカメムシ。

 コガネグモ。

 アオバハゴロモ。

 シオカラトンボ ♂。

 シオカラトンボ ♀。「ムギワラトンボ」。

 裏の畑でナスを10種類ほど栽培しています。毎日、たくさんの収穫がありますが、食べきれないので知人に配っています。写真は栽培しているナスの品種です。

 サラダナス。

 ナス ‘縞むらさき’。

 ナス ‘庄屋大長ナス’。

 シロナス 薄緑色。

 白ナス ‘味しらかわ’。

 畑で収穫した野菜いろいろ。「ナス、トマト、ピーマン、オクラ」。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

409号 裏の林の生き物 2 「ゴマダラチョウ、ハグロトンボ」。モモ。タイタンビカス。エノコログサ。

2014年07月25日 11時57分03秒 | お知らせ

 関東地方もようやく梅雨明けし、毎日、耐え難い蒸し暑さが続いています。農作業をするモチベーションが上がりません。

 今週も先週に続いて、裏の林の生き物たちです。虫たちのレストラン「樹液のでるクヌギ」には多くのお客でおお賑わいです。お客たちは少々、品の悪いものが多く。場所取りに押し合いへし合いのけんかをしています。

 ゴマダラチョウ。カブトムシ。カナブン。

 ゴマダラチョウ。

 ヒメスズメバチ

 ニイニイゼミ。いつも耳鳴りがしているような鳴き声です。

 飛んでいる写真でオナガアゲハかクロアゲハか不明。

 ハグロトンボ。

 トラマルハナバチ。

 ニホンチュウレンジバチ。

 オオクモヘリカメムシ。

 アズチグモ。

 キスゲフクレアブラムシ。

 ヒトスジシマカ。

 裏の果樹園では昨年植えたモモに2個の実がなりました。まだ幼木で樹高1メートル程度ですがまだ写真を持っていない品種なので無理やり実をつけさせました。

 モモ‘天津桃太郎’。

 普通、日本で食べられ入いるモモは球形ですが、桃太郎が生まれたモモや中国の絵画や工芸品のモチーフになっているモモは先がとがったような形をしています。写真の品種は少々、特性が出ていませんが先が尖った品種です。モモの名は真実(まみ)、燃実(もみ)、百実(ももみ)などから転化したものといわれています。実に割れ目のようなスジがあり、誕生を示唆する霊木とされています。桃太郎もモモから生まれていますが、これは女性の股に通じているといいます。ひな祭りは「モモの節句」とも言われ、女子の健全な成長を願います。参考。金田洋一郎著、実業之日本社刊 「散歩で見かける花木草の雑学図鑑」。講談社刊 「散歩道の木と花」。

 

鉢で栽培しているタイタンビカス‘アドニス’が咲きました。

 タイタンビカス ‘アドニス’。

 これはアメリカフヨウとモミジアオイの交配種だそうで、一つの花で咲く園芸品種としては最大級です。(ヒマワリは多数の花の集まり)。かなり強烈な赤です。

 裏の草地でエノコログサとアキノエノコログサが同じ場所で穂を出していました。珍しいので写真を撮りました。

 穂が垂れているのがアキノエノコログサ、垂れていないのがエノコログサ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

408号 オオマツヨイグサの開花。裏の林の生き物「オオムラサキ、カブトムシ、ノコギリクワガタ、他」

2014年07月17日 20時23分24秒 | お知らせ

 M さんからいただき、裏の空地に蒔いたオオマツヨイグサの花が6月末あたりから咲きはじめ、毎夕、十数輪の花をつけます。

 花は咲きはじめると「あれあれ」と言っている間のほとんど瞬時に咲き開きます。次々にあちらこちらで「ぽっ、ぽっ」と黄色い花が咲くその様は昔、田舎の農家で夕闇せまる夕餉時に裸電球が点くような懐かしい雰囲気があります。

以下はオオマツヨイグサの咲き順です。

  ① オオマツヨイグサ。午後6時12分。

 ② オオマツヨイグサ。午後6時35分。

 ③ オオマツヨイグサ。午後6時35分。

 ④ オオマツヨイグサ 午後6時37分。

 ①から②まではかなり時間がかかるが②から③まではほとんど時間差がありません。②から④までの時間は2分弱でした。

 マツヨイグサはヨイマチグサやツキミソウとも言われ、詩歌や小説に著わされています。竹久夢二の千葉県で失恋した時に作った詩「待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさ・・・」や太宰治の「富嶽百景」の文中の「富士には月見草がよく似合う」などはオオマツヨイグサとされています。 似たものにマツヨイグサ、メマツヨイグサ、コマツヨイグサ等があります。ツキミソウは花が白く、野生はしていません。 {参考 金田洋一郎著 実業之日本社刊「散歩で見かける草木花の雑学図鑑」、講談社刊「散歩道の木と花」。}

 マツヨイグサ。5月末あたりから咲きはじめる。

 メマツヨイグサ。 7月末あたりから咲きはじめる。昨年撮影。

 コマツヨイグサ。浜辺など砂地などに生える。

 ツキミソウ。白花で夕刻に咲く。

 まだ、関東地方は梅雨明けの発表はありませんが毎日、蒸し暑い日が続いています。

 裏の畑や林では昆虫をはじめ、多くの生き物が活発に活動しています。以下の写真は我が家の庭、菜園、林などの敷地内で撮影したものです。思いの外たくさんの生き物が生息しています。

 カナブン。

 スズメバチとカナブン。

  カブトムシ ♀、ミヤマカミキリ、カナブン。

 カブトムシ ♂、カナブン。

 アオカナブン。

 ノコギリクワガタ ♂。

 ノコギリクワガタ ♂。

 ノコギリクワガタ ♀。

 ヒラタクワガタ ♀。

 シロテンハナムグリ ? 同定自信なし。

 コフキコガネ。

 マメコガネ。

 ウリハムシ。

 ミヤマカミキリ。

 ナガゴマフカミキリ。

 アカハナカミキリ。

 オオムラサキ。  

 オオムラサキ。生きた個体を見るのは初めて。我が家の林にいると思うとうれしく、感動のひと時でした。

 ツマグロヒョウモン ♀。

 ギンツバメ。

 ヨトウムシの一種。

 クマバチ。

 ニホンミツバチ。

 ヒロズキンバエ。

 ナツアカネ。

 ルリチュウレンジ。 幼虫。

 トカゲ。

 オナジマイマイ。畑に増えて困っています。

 ヤマナメクジ。

 ホオズキヘリカメムシ。卵。

 その他、ゴマダラチョウ、ナガサキアゲハ、ミスジアゲハなどを見かけましたが、動きが早く撮影できませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

407号 筑波実験植物園「ショクダイオオコンニャク、ミジンコウキクサ、他」。ラズベリー。ヒマワリ。

2014年07月11日 09時56分07秒 | お知らせ

 7月8日(火)。梅雨の晴れ間で、青空が広がったので、筑波実験植物園に撮影に出かけました。途中の民家の庭にムクゲがきれいに咲いていたので撮影しました。

  ムクゲ。

 ムクゲはハイビスカス属の樹木の中で一番耐寒性があります。槿花(きんか)と言い、一日花で「槿花一日の栄え」「槿花一朝の夢」と栄華は長くは続かないたとえに使われます。しかし、実際には一花が2,3日咲く事もあります。夏の強い日差しにも負けず、日々花を咲かせ続けるので、その旺盛な生命力から韓国では「無窮花(ムグンファ)」と言い、国花としています。ムクゲの名は無窮花(ムグンファ)」の音読みに由来すると言います。参考{金田洋一郎 著 実業之日本社刊 「散歩で見かける草木花の雑学図鑑。講談社刊「散歩道の木と花」。 

 以下は筑波実験植物園で撮影したものです。暑い季節になり、あまりめぼしい草木の花はありませんでした。

 ゴマギの実。

 ヤブデマリの実。

 エビガライチゴの実。

 ナワシロイチゴの実。

 ネムノキ。

 シナノナデシコ。

 温室では世界最大の花、「ショクダイオオコンニャクが開花中」とあったので見に行きましたが、残念ながら既に花の中心部の花序付属体が倒れていました。

 花序付属体が倒れたショクダイオオコンニャク。この球根は食用になり、たくさんのコンニャクが作れるそうです。

 温室の入り口に展示してあったミジンコウキクサ。これは世界最小の花を咲かせる顕花植物です。

 我が家の裏の花壇でヒマワリやユリが咲き、菜園で夏野菜や木イチゴ類が収穫できるようになってきました。

  ヒマワリ。

2年前にタネをまいたものですが、毎年実生苗で花を咲かせます。

 ユリ ‘マニッサ’。強健なユリで毎年立派な花を咲かせます。

 ユリ ‘シーラ’。園芸店の隅で捨て育てをされていたポット植えのユリ。つぼみがついていたので200円で購入して地植えにしたもの。

 キヒラドユリ 「黄平戸百合」。コオニユリの黄花。貴重種だそうです。

 ヤブカンゾウ。山菜用に近所の道端で採取、栽培しているもの。

 

 ブラックベリー ‘ロッチーニーズ’。やや酸味が強い。

 ラズベリー ‘ジョイゴールド’。やや甘みが少なく淡白。

 収穫した野菜。「ズッキーニ、キュウリ、ナスいろいろ、紫キャベツ」

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

406号 「散歩で見かける草木花の雑学図鑑」の出版。アジサイ。日光植物園。霧降高原。

2014年07月04日 09時46分08秒 | お知らせ

 金田 洋一郎 (柿上猿麻呂)著。「散歩で見かける草木花の雑学図鑑」が実業之日本社から出版されました。

 

 この本は、いつかは本にしたいと思って、長年、心に溜めていたものです。内容は植物にまつわる神話、逸話、詩歌、名前の由来などを記したものです。従来、図鑑と言うと草木の分類、見分け方または栽培法を解説したものが多いのですが、今回はそこから少し離れて、読み物としても興味深い内容にしました。「なるほど」とか「ホンマかいな?」と言うような話が多くあります。発売価格は1,600円+税です。書店で見かけたら手に取っていただき、気に入ったら是非、御購入いただければと思います。小生が今まで出した本の中では一番面白い本と自負しています。講談社刊、ハンディー図鑑「散歩道の木と花」 金田 洋一郎 著。 1,600円+税も合わせて見ていただければ幸いです。

 7月2日(火)、日光植物園に出かけました。はじめは晴天でしたが、撮影をはじめて少したつと雨が降り始めたので、やむなく、撮影を中断して退散することにしました。以下は雨が降る前に植物園で撮影したものです。

 ノハナショウブ。

 ヤマオダマキ。

 ミズチドり。

 シロバナノヘビイチゴ。実。

 アカモノ。実。

 イワガラミ。

 コウヤマキ。

 クジャクシダ。

 植物園を出て、山を下り日光市内に入ると雨がやみました。このまま帰るのも少しシャクなので霧降高原にニッコウキスゲの開花状況はいかようになっているかと思い寄り道をすることにしました。

 霧降高原のニッコウキスゲはようよう咲きはじめ、一面のお花畑という状態ではありませんでした。ニッコウキスゲは鹿の食害でかなり荒れていたようですが、鹿が侵入しないように鉄柵で囲まれていました。以下は高原で撮影した植物。

 鹿の進入を防ぐ鉄柵。

  ニッコウキスゲ。

 オオナルコユリ。

 カラマツソウ。

 オオバギボウシ。つぼみ。

 小美玉市の竹原地区の小高い山の上に「竹原神社」があります。その山の斜面や裏参道にたくさんのアジサイが植えられており、美しく咲き誇っていました。「アジサイまつり」の幟が立ち、ポスターには「第一回アジサイまつり」とありましたが平日だったので見学者は一人もいませんでした。

  山の斜面に咲き誇るアジサイ。

 アメリカアジサイ、アナベル。

 八重咲きカシワバアジサイ。 ‘スノーフレーク’。

 斑入りガクアジサイ。

 ヤマアジサイ。‘緑星’。

 ヤマアジサイ。‘黒姫’。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする