柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

275号 初霜、初氷、ミラクルフルーツ、フローレンス フェンネル、オオネバリタデ。

2011年11月24日 13時47分55秒 | 花、写真、家庭菜園
 ギリシャから始まった世界の経済危機の中、日本ではオリンパス、大王製紙などの不祥事が問題になっていなす。働きたくとも職がなく、職があっても派遣社員でワーキンプワーと言われ、多くの人が呻吟しながら生きているのに、投資の失敗(1,000億円)やギャンブルで100億円も失うとは。この金で何人が職に就け助かったかと思うと腹立たしい事この上もありません。投資やギャンブルに金をつぎ込む余裕のある企業には大増税をするべきだと思います。企業は自社の為だけでなく、社会に寄与するべきです。
 
 11月22日(火)はこの冬一番の寒い朝でした。我が家の畑にも初霜が降り、薄氷も張りました。これから、益々、寒くなり、日も短くなり農作業もあまり気が進まなくなります。まだ、ラッカセイもサトイモも掘り上げていません。気がせく毎日です。
 初霜が降りた畑。まだ、ラッカセイ、サトイモ、オクラが残っています。

 初霜。広島菜。

 初氷。

 鉢植えのミラクルフルーツに沢山の実がなりました。この木は豊産性らしく花が沢山咲きます。昆虫は受粉のために訪れませんがよく実がつきます。自家受粉するらしいので、時々鉢を蹴って木をゆすります。
 知人にこの木の実を体験(実を食べた後、レモンなどのすっぱいものを食べると甘く感じる)してもらう為、高いレモンを買わなければならないのが難点です。

 ミラクルフルーツ 花。
 
  ミラクルフルーツの実。

 畑でフローレンス フェンネルが大きくなって来ました。肥料を十分に与えて防虫ネットを懸けてやった効果のようです。今までは大きくなる事がなかったので、日本の気候に合わない野菜だと思っていたのですが、これなら十分に利用する事が出来ます。しかし、食べる気はあまりしません。

  フローレンス フェンネル。


庭で茎に昆虫が張り付いているタデを見つけました。茎の一部に粘着する部分があり、トリモチのように虫がくっついていました。食虫植物のように見えるが積極的に虫を消化しているようにではありません。図鑑で調べたところオオネバリタデのようです。我が家の庭にも珍しいものが生えているものだと感心しました。



 裏の林も少しづつですが片付き、山野草も植え付けられるようになりました。この冬中に果樹や花木が植えられるように頑張らなければなりません。

 倒木を薪ストーブにと持ち帰る人もあり、少しづつ片付いた林。
 





 
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274号 松月院、乗蓮寺「東京大仏」、赤塚植物園、熱帯環境植物館、ヤブマメ、ラデイシュの種まき。

2011年11月18日 14時49分11秒 | 花、写真、家庭菜園
 最近、ロボットの話題が色々と持ち上がっています。ホンダのアシモも改良されて、自分で考え行動出来るようになっています。
 先日、夢の中で、私の手足に赤や青の電線がまきついており、自分の意思ではなく手足が動くのです。おかしいなと思い、振り向くと、アシモがニャッと笑いながら人間操作のキーをたたいていました。すこし、肝が冷えました。

 先日来、オギを探しています。霞ヶ浦周辺を探しましたが、ススキばかりで見つけることが出来ませんでした。ネットで調べると、板橋区立赤塚植物園にあることがわかり、17日(木)に出かけました。地下鉄赤塚から歩き、途中で「松月院」(萬吉山宝持寺)、東京大仏で有名な「赤塚山 乗蓮寺」に立ち寄りました。

 松月院で白い塀越しにカリンがなっているのを見つけ写真を撮りました。

 松月院の中雀門。

 松月院の塀越しに見たカリン。

 乗蓮寺はなかなか境内が広く、大きな本堂のほか、右手に大きな大仏さまが鎮座していました。

 本堂への階段。
 
 通称「東京大仏」の阿弥陀如来。

 板橋区立赤塚植物園でオギはありましたが、生育があまりよくなく、全景の写真は上手く撮れませんでした。穂と葉のアップをとりました。

 ススキの小穂にはノギがありますがオギにはありません。

 オギの葉。

 園内ではコウヤボウキ、ムラサキシキブ、ノジギク、黄色く色づいたユリノキが見頃でした。フェンスにムベがたくさんなっていました。

  コウヤボウキ

 ムラサキシキブ。

 ノジギク。

  ユリノキ。

  ムベ。

 赤塚植物園での撮影後、荒川の川原に行ってみようと思い高島平方面いに歩いていたところ、都立赤塚公園で、高島平駅の先に板橋区立熱帯環境植物館の案内板があったので、そちらに向かう事にしました。
 熱帯環境植物館はゴミ焼却所の焼却熱を利用した施設のようで温水プールなどが併設されていました。館内では熱帯魚、熱帯植物の温室があり、「世界のカエル展」をやっていました。以下は館内で撮影したもの。

 板橋区立熱帯環境植物館。

 温室内の高床式バンガロー。

 温室には川も流れており、熱帯雨林の雰囲気がある。

 ベンガルヤハズカズラ。

 ビヨウタコノキ。葉が綺麗なので「美葉蛸の木」。

 ミナミトビハゼ。

 アカシマシラヒゲエビ。

 淡水エイ。ヒマンチュラ チャオフラヤ。

 トランスルーセント。

 パールグラミー。

 ベルツノガエル。

 ソバージュネコメガエル。


 庭の草取りをしていた妻が土の中からマメが出てきたと言うので見てみると、ダイズくらいの大きなマメでした。サヤに入っているわけでなく、裸のまま土に埋まっています。これはヤブマメの豆で土中で咲く閉鎖花がなったものです。これは食べられるそうで栽培している人もいるようです。地上にも豆は出来ますが、土中豆に比べてかなり小さいです。地上にも閉鎖花が咲くそうです。

 右はヤブマメの土中豆。左は地上の茎になる豆。

11月13日(日)にラディシュ‘カラフルファイブ’の種をプランターにまきました。以下はその手順写真です。

 種まき材料。

 プランターに培養土を入れる。

 まき溝をつける。

 種をまく。

 種に土をかぶせる。

 土を押さえて、土と種を密着させる。

 水をかける。



    








 
 

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273号 益子陶器市、新秋ソバ、ジュウガツザクラ、アキノウナギツカミ、ミズヒマワリ、ケンポナシ。

2011年11月11日 09時01分31秒 | 花、写真、家庭菜園
 先日、世界の人口が70億人を超えたとニュースでありました。人口が増えると地球が重くなり、宇宙の底に沈んでいくのではないかと心配する今日この頃です。

 11月6日(日)は朝から小雨模様で、気象情報でも一日天気が良くないとのことでした。寝転がってテレビを見て過ごすのも何なので、益子の陶器市に妻と出かけました。途中の茂木で寄り道をして農道を走っていると山の端にサクラが咲いていました。冬ザクラかと思い近寄って見たところジュウガツザクラでした。キリに煙って静かに咲いていました。

 ジュウガツザクラ。手前はセイタカアワダチソウの黄色。

 益子焼き共販センターで「新秋そば打ち」実演、販売をやっていました。妻がどうしても食べたいと言うので頼んだところ、順番待ちで後一食しかなく、しかも30分後と言う事でした。とりあえず一食分頼み、陶器などを見ながら時間をつぶしました。

  新そば打ち。薄緑色の綺麗なそば。

 出されたそば。一口だけ食べさせてもらいました。ほんのり新そばの香がして旨かったです。小生は他所で天ぷらそばを食べました。あまり旨くなかったです。いずれも600円。

 食器類は売るほど持っており、しかも市では出展があまりにも多く目移りして買う気がおきません。陶器売り場の中に山野草を売っている店があます。実は益子に来た目的は裏の林に植える山野草を買うことでした。
 結局、陶器は一つも買わず、山野草店でクサレダマ600円、ウマノスズクサ500円、斑入りシャガ300円、ネムロコザクラ300円、斑入りウコギ、斑入りスイカズラが入ったもの300円、斑入りハナショウブがおまけで0円、コケの入った石鉢1,000円。骨董市でコンポート形鉢1,000円、ネコの飾りの鉢500円、小鳥の飾り600円、他にダイコン、ゴボウ、サラダ野菜などを購入しました。帰りに寄った農産物販売所でハナイソギク100円で購入しました。

 買った山野草。

 骨董市で買った園芸小物。

 残り二つになっていたダイコン。三又になっているのを購入。50円。

 11月7日(月)霞ヶ浦に出かけました。岩で護岸した隙間に色々の植物が生えていました。アキノウナギツカミが茂っていました。この一つの塊は一株なのか沢山の株が集まったものかよくわかりません。

 アキノウナギツカミの群れ。

水辺に青々と茂り白い房状の花をつけた見かけない植物の一群れがありました。帰化植物の一つだろうと思いとりあえず撮影しました。後で帰化植物図鑑で調べたところミズヒマワリ、キク科とわかりました。ヒマワリとは全く異なった姿をしています。中央、南アメリカ原産で戦後、熱帯魚輸入と共に入ったと言う事です。

  ミズヒマワリ。草木が枯れる秋に青々と茂る姿を見ると繁殖力が強そうです。他の植物成長を阻害するアレロパシー作用をもつらしく、霞ヶ浦で増えるのが心配です。

 庭にケンポナシが大きくなり今年も実が沢山成っています。小石川植物園で拾った種を撒いた物ですがどんどん大きくなり少々困っています。

  ケンポナシ。



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272号 センター祭り、センブリ、センボンヤリ、セイタカアワダチソウ、石岡第一高校収穫祭、宇宙芋。

2011年11月04日 09時49分23秒 | 花、写真、家庭菜園
 10月30日(日)私が住んでいる小美玉市高場区のセンター祭りと敬老会が合わせて行われました。町内の親睦と交流、敬老を目的としています。今年で28回目となりました。公民館の広場に大型トラックの舞台を作り、カラオケ同好会の歌謡ショー、一般参加のカラオケ大会、高場流星会の和太鼓演奏、抽選会などあり、広場周りにはフランクフルト、サンマ、イカ焼き。綿菓子。焼き芋。焼きソバ。バナナチョコなだなど。カッポ酒、ビールが食べ放題、飲み放題です。総勢200人くらいが集まりました。私は記録係りで妻と参加しました。
 しかし、祭り開催経費が膨大で自治会費が募金や消防費等の経費を含めて年会費が一家族11,000円です。東京は自治会費なし。以前、団地住まいの折は年額1,200円でしたのでかなりの高額です。親睦とは言え、参加者だけが他人の金で飲み食いする田舎感覚にジクジたるものがあります。私も酒とビールを飲みましたが...。

トラックの舞台。

 カラオケ同好会の歌謡ショー。

 カラオケ大会。踊っているのは歌っている子供のお父さんではありません。PTA役員のYさんで、子供をサポートするのに一所懸命。

 和太鼓演奏。

 青年団のパーフォマンス。
 

 絵画展示。


 イカ焼きとカッポ酒。


 チョコバナナ。

 綿菓子。


 遊具。

 参加した子供、大人、皆、ニコニコ。食事や酒の肴を用意するしたり、片付けをする婦人会は大変。

 センター祭り会場まで自宅から歩いて15分ほどかかりますが、祭りで酒が入るので徒歩で出かけました。途中の林でセンブリとセンボンヤリが咲いているのを見つけました。いつもは車で通るので見過ごしていました。歩く事は新しい発見があって良いことです。
 センブリ。他所も探しましたがここだけしかありませんでした。

 センボンヤリの秋の花。秋の花は閉鎖花で姿がヤリのように見え、数本立ち上がるのでこの名がある。

 センボンヤリの春の花。

 近くの丘の斜面のセイタカアワダチソウが青空に映えて美しく咲いています。以前は花粉症の元凶として嫌われていましたが、今はすっかり秋の風情として定着したようです。所嫌わず生えるのが玉の傷。

 青空に映えるセイタカアワダチソウ。  

 ハナアブがいる。セイタカアワダチソウが風媒花でない証拠。

 11月3日(木)近くの石岡第一高校の圃場で収穫祭がありました。毎年、農産物や花苗が売り出され、和ソバ、焼きソバ、豚汁等の模擬店が開かれます。それを目的に近在から大勢の人が集まります。
 私もネギとダイコン買おうと出かけました。開場が9時とありましたので、9時の合図の花火が上がってから出かけました。ところ開場の駐車場は既に満杯でかなり待たされました。ようよう開場にたどり着いた時には残念ながらネギとダイコンは売り切れとなっていました。それでも、人がわんさか集まっているのを見ると何か買わなければ無くなると思う心理が働きます。コマセに集まる雑魚の心境です。 人を掻き分け色々の物を買いました。ミカンつめ放題500円。レンコン一袋200円×5袋。タマネギ一袋300円、ニンジン一袋300円、リンゴ一個50円×8個。ビオラ苗50円×12苗。ガーデンシクラメン200円×2個。二回駐車場と往復しましたが重くて運べないのでこれが限度。他に天ぷらソバ300円を食べました。
 

  

 開場風景。
 

 買ったもの。

 畑に宇宙芋「エアポテト」のムカゴが大きくなりぶら下がっています。今年は沢山なっているので食べてみようと思っています。

 宇宙芋「エアポテト」。






 













 

























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