柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

84号 空飛ぶもの、3割引、咲き始めた早春の花

2008年02月22日 18時10分14秒 | 
    先週の日曜日に庭仕事していると、空から軽快なエンジンの音がするので、見上げるとパワードハンググライダーが、我家の上を気持ちよさそうに旋回していました。すぐに家からカメラを持ち出し撮影しました。
 家の上をどんなものが飛ぶのか注目してみました。鳥以外に北海道、羽田間の旅客機、百里基地からのヘリコプターなどが飛んでいました。時々自衛隊のジェット機、大型のヘリコプターなども飛びます。
茨城県小美玉市にある花木センターで10日に続いて20日にも3割引セールがありました。平日と言うのに大変な人出で千数百台が止められる駐車場も満杯で、歩道にも車を止めるマナーの悪い田舎者もいます。
 小生もこの時とばかりいろいろと10日に続いて購入しました。20日に買ったものは果樹苗、花木苗、肥料、鉢など25、000円ほどになりました。
 次の3割引セールーは秋までありません。
       寒い寒いと言いながらも日差しは確実に強くなり、日当たりではジャンバーがいらないほど暖かい日もあります。正直なもので、育てている早春に咲く花達が嬉しそうに咲き始めました。スイセンは昨年暮れにホームセンターで投売りをしていたもので、購入時には袋の中で蕾が伸びていたものです。バルコボディウムの白なので買いました。ヘレボルス チベタンスは購入3年になりますが、今年は花茎が伸びないうちに咲き始めました。そのうちに伸びると思いますが。成田フクジュソウも購入3年になりますが一向に増えません。小型でかわいらしい花です。ヘスペランサとティアレアは最近、蕾つきを購入したものです。
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73号 那須塩原の旅 

2007年11月30日 13時22分11秒 | 
    11月26日、27日 高校の先輩達(総勢9人、内、女性2人)と那須塩原に行きました。
 宿は板室温泉「幸の湯」でした。湯は無色透明でした。露天風呂などがあり、宿代も結構やすく、飲み食いして1万円でおつりがくるほどでした。
 我が母校(膳所高校)は、関西の公立高校での進学率はトップスリーに入ると思います。学者、医者、経済界に多くの有能な人たちを輩出しております。やや、政治、芸術方面には弱いようです。
 集まった先輩達(山岳部、生物部所属中心)も、脳の病理学の元大学教授(定年後病院勤務)、精神科の女医(現役)、大手会社や銀行勤めをされていた人たちです。
 夕食後の会話はアカデミックで「魂はあるか? 心はあるか? あるとすればどのような形でどのくらいの大きさか? 身体のどこに宿っているのか?」、「仏像は足の指のそりかえりの数で位(修行のレベル)がわかる」、「琵琶湖の浄化問題」、「同和問題」などなどでした。
 次の日、観光の為にタクシーをチャーターするので、宿の人に相談すると「支払いには走行距離と時間制の二通りがある。時間制がお得でしょう。時間制の場合は運転手との交渉次第です」という事でした。それで、私が「運転手との交渉は強面の人が良いだろう」と提案しましたところ、皆さんが私の顔を一斉に見て「猿麻呂さん」と言いました。それで私が交渉することになりました。しかし危惧することも無く、時間制料金表がありました。2時間半で13、500円。リーゾナブルな値段だと思いました。
   観光は乙女の滝、モミジ谷大吊り橋、天皇の間、木の葉化石園、千本松牧場をめぐりました。
 その後、男性達は茨城の我が家に1泊。翌日は大洗を見学、午後3時前に石岡駅に無事、お見送りをいたしました。疲れたけど楽しかった。
 
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72号 ファーブル昆虫記、江戸博物学集成、ニワトリ小屋

2007年11月22日 10時46分17秒 | 
 フランスの博物学者であり作曲家でもあったファーブルが「ファーブル昆虫記」を発表して、今年で120年になるそうです。
 かなり以前に神田の古書店で皮表装のロンドン版と布表装のニューヨーク版を買ったのを思い出し、久しぶりにページを開いて見ました。
 スカベラなど有名な挿画は見あきない魅力的なものです。
 皆様に挿画を見ていただきましょう。

            ちなみに、あまり有名ではありませんが「ファーブル植物記」も出版されています。
 日本でも江戸時代には博物学がかなり注目され沢山の書物がでています。それを集大成した本「江戸博物学集成」平凡社刊から昆虫の複写画をお見せしましょう。
 これらの原本が欲しいと思いますが、古書店にもなく、あっても高価で手が出ません。植物の単色版はいくつか持っています。
     
 
 ニワトリのマモル達を庭に放していたのですが、庭に植えた花苗や球根を足で引っかき出してしまいます。行動範囲を制限するために切り枝で囲いました。
 しかし、天井が無いので、脱出されてしまい苦慮しています。どのようにするか考え中。
  
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71号 鷲神社(おおとりじんじゃ) 酉の市

2007年11月14日 11時11分07秒 | 
           11月11日、入谷の鷲神社の一の酉に雑誌の取材で撮影に出かけました。日曜、酉の市、七五三、競馬と重なり、ものすごい人出でした。江戸中の老若男女(老が多かったです)が出てきたのではないかと思いました。昼間はまだしも夜は神社の入口にたどり着くだけで30分ほどかかりました。
 酉の市の縁起物として、1に熊手、2に八ツ頭、3に切山椒だそうです。切山椒はサンショの粉が入った餅?の様なもので、これを食べると風邪を引いても大病にならないという事です。
 浅草寺の参道の仲見世通りで見かけた七五三参りに出かける女の子。とっても可愛く、写真を撮る人達に愛想を振りまいていました。

 昼に食べた寿司。不味かった。  
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63号 常陸国総社大祭「石岡のおまつり」

2007年09月21日 20時21分38秒 | 
 大国主尊 弁財天 神武天皇 仁徳天皇日本武尊 聖徳太子菅原道真 八幡太郎 静御前  桃太郎 国分町 大和町 鹿の子町 元真地町 金丸町 小川道町若松町 南台町記念写真 いなせなお姉さん
 9月15、16、17日と石岡で「常陸国総社大祭」が行われました。この祭りは「石岡のおまつり」として親しまれているお祭りです。
 石岡の商店街も今はシャッター街となり、普段は大変さびしい街になってしまいましたが、この日ばかりは出店も何百と出て、遠方からも人が集まり大変な賑わいになります。
 石岡の祭りは必ず1日は雨が降ると言われますが、今年は暑い炎天下の祭りとなりました。
 
 石岡は1300年前に国府が置かれ、大変にぎわったところでした。
 国府の長は国司と呼ばれ、神社の管理、祭礼の運営も大きな仕事の一つでした。この、祭事を簡素化するために国内の神々を一堂に集め祀ったのが「常陸国総社」の創建といわれます。
 例大祭には神輿の他、町内から19の山車と29の幌獅子が出て町内を練り歩きます。
 山車は神武天皇、仁徳天皇、日本武尊、聖徳太子、菅原道真、静御前、桃太郎などが山車の上に飾られ、電線などに引っかからないように上下します。2から3層からなり1層は舞台になっており、おかめ、ひょっとこ、キツネなどの面をかぶった人がお囃子に合わせてこっけいの仕草を演じます。
 幌獅子は20キロのある大きな獅子頭におおきな幌がついており、幌の中に車のついた小屋があり、そこに人が乗り、大太鼓、小太鼓、笛、鉦などで囃します。
 この、幌獅子はこの祭り独特のものです。
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59号 精神的成長著しい、まもる君と初卵、庭の雑草

2007年08月24日 15時19分31秒 | 
   ニワトリの雄のまもる君は1ヶ月ほど前から「時の声」を張り上げるようになり、2週間ほど前から交尾もするようになっていました。因みにメスの名は 茶に白が混じっている方を「チャシロ」全体が茶色を「チャチャ」と妻が名付けました。
 彼は肉体的にも精神的にも成長著しく、一家の主として、2羽のメスを従えて充実した生活をしています。
 以前は、餌などは我先にメスを押しのけて食べていましたが、今は、メスに最初に食べさせます。庭で、虫などを見つけると「ココココ」とメス達を呼びます。メス達はトットットと駆け寄り2羽で奪い合います。
 先日、庭に近所のネコ(子猫)が入ってきた時も身を挺して威嚇し追い払いました。その態度を見ていると威厳があり、なかなか立派で感動ものでした。
 鳥小屋から出る時はメス達が我先に出ようとするとコツンとつつき先には出させません。自分が先に出てからメスを呼びます。
 先日は妻がまもる君に襲われ、数箇所つつかれ、青あざが出来てしまいました。つつく力や足で引っかく力は想像以上に強く、注意が必要です。
 メスたちが8月22日初卵を産みました。成長が早く、家に来てからまだ4ヶ月に満たないのですが、初卵も感動ものです。産んだ後つついたらしく少しキズがありました。
           先日、炎天下の中、妻が庭で草抜きをしておりました。妻は雑草の中に芽生えた花の芽などを除けて抜くものですから、手間がかかります。私は草抜きなどは嫌いなものですから、ホーなどで一気に欠き切ってしまいます。
 山頭火の句に「ぬいてもぬいても草の執着をぬく」という句がありますが、草はこの炎天下で抜かれても抜かれても生えてやるという執着を持っています。
 庭の雑草を見ていると、ふと、この庭には一体全体何種類の雑草が生えているのかと思いました。ノートを持ってきて、メモをしました。
 庭に生えていた雑草はツユクサ、斑入りツユクサ、オヒシバ、メヒシバ、アキメヒシバ、ニワホコリ、スズメノカタビラ、チジミザサ、ゲンノショウコ、チチコグサモドキ、ウリクサ、トキワハゼ、ハルジオン、ヒメジオン、ワルナスビ、ニワゼキショウ、コゴメガヤツリ、スベリヒユ、エノキグサ、ミズヒキ、アカザ、ゴウシュウアリタソウ、アメリカアゼナ、アゼナ、シュウカイドウ、カタバミ、オトギリソウ、エノコログサ、タイヌビエ、ハキダメギク、エビズル、ヤマノイモ、オニドコロ、ユウゲショウ、コミカンソウ、ヒメムカシヨモギ、アオツヅラフジ、ササ、オオイヌタデ、イノコズチ、ヘビイチゴ、ドクダミ、コアカソ、センダングサ、ノゲシ、イヌキクイモ、ヘクソカズラ、スズメウリ、イヌホウズキ、ヨモギ、アマチャズル、カラスウリ、ハハコグサ、シダ類。他に名前を知らないものが2,3あります。写真は庭の雑草の一部です。センナリホオズキ、斑入りツユクサ、ミズヒキ、ユウゲショウ、シュウカイドウなど一部は庭に入れた後雑草化したものもあります。
 オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、オランダフウロなど秋に芽生え、春に咲く雑草もかなりあるので来春にまた調査しようと思います。
 
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28号 靖国神社 全国神社奉納絵馬展

2007年01月05日 16時22分59秒 | 
           あけましておめでとうございます
            今年の皆様のご健康と御多幸をお祈りいたします。
            本年もご愛読よろしくお願いいたします。
   
 靖国神社の「全国神社奉納絵馬展」で撮影したものです。展示の全てではありません。掲載は順不同ですが、あなた様ガお参りされた神社はありますか。因みに、近江神宮は小生が結婚式を挙げた神社なので前に掲載しました。
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27号 モミジ、カマキリ、ツウダツボク、トウワタ

2006年12月29日 12時22分38秒 | 
  飯田橋駅の牛込橋のたもとにヤマモミジの木があります。暖冬のせいか、上のほうは葉が散ってしまっていますが、下の方はまだ、青い葉も残っています。12月28日撮影。また、茨城の庭には、まだ、オオカマキリが陽だまりにいます。動きはかなり鈍くなっていますが、触るといやいやをします。夏の間たくさん害虫を食べてくれたのでしょうから、お礼のつもりで温室に入れたやりました。もしかすると、モミジの葉もカマキリも年を越すかもしれません。12月25日撮影。
牛込橋の脇の石垣の上に葉っぱの大きい木に白い花が咲いています。やや珍しい木で東京付近では自生するのをあまり見かけません。もう数十年前から石垣の上に生えており、あまり増えてもいません。ヤツデに似ているが葉が薄いから、または、木の髄を乾燥して薄く紙のように切ったものを造花に使うのでカミヤツデ「紙八手」と言います。別名をツウダツボク「通脱木」と呼ばれています
                                     
庭で夏の間、黄色い花を咲かせていたトウワタに大きなサヤ状の実が付き、実がはじけて白い綿毛の付いたたくさんの種が出てきました。逆光で見るとなかなか美しいです。少し強い風が吹くとふわふわとどこかに飛んでいきます。花もオレンジ色と黄色があり面白い形をしてなかなか、かわいいです。
 さて、今年は夏目漱石の「坊ちゃん」が発表されて100年にあたるそうです。高校時代に呼んだ記憶があるのですが、記憶が断片的なので、この夏に読み返した見ました。「親ゆずりのむてっぽうで」で始まりますが、親は坊ちゃんのむてっぽうをしかっているので、むてっぽうは親ゆずりではないように思います。松山を田舎とあざけり、中国や他の職業の人を蔑視する台詞がいたるところに書いてあります。校長や同僚の先生、生徒に変な敵愾心を持つ、変な男であります。マドンナも私が思う聖女ではなく、なんとなくイメージが違います。
しかし、松山の人達は、あれだけ田舎者とバカにされながら、商売とはいえ、坊ちゃん湯とか、坊ちゃん電車とか、坊ちゃん饅頭とか、坊ちゃん弁当等々と親しんでいるのは少々不思議に思います。
 もっと前に書きたかったのですが、今年最後の号になってしまいました。
 私のブログも今年最後の号になりました。ご感想はいかがだったでしょうか。来年も頑張りたいとお思いますのでよろしくご愛読をお願いいたします。
 皆様が良いお年をお迎えになるようお祈りいたします。


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22号 モミジバフウの紅葉、大洗、日展

2006年11月24日 14時25分57秒 | 
 先日(11月18日)滋賀と埼玉から知人がおいでになった。双方とも海無し県の人なので、太平洋を見せようと大洗に案内しました。海岸の岩礁の上に立つ鳥居を見てきました。昼餉を食べてから出かけたので、着いた時は早、夕暮れ近くになり雲は茜色に変わり始めていました。岩礁に波がぶち当たり近くで見るとなかなか迫力がありました。海岸で丸い小石を拾いました。
  家より車で5分ほどのところに植木溜めがあります。モミジバフウやサクラ、ケヤキなどが植えられていて、今、ちょうど紅葉が見時でした。植木溜めとは思えぬほど風情のある景色でした。
メモ モミジバフウ 紅葉葉楓 別名 アメリカフウ マンサク科 学名 Liquidambar styraciflua 原産地 北米中南部~中米 日本には大正時代に渡来。園芸分類 耐寒性落葉高木。公園樹、街路樹。
  私の従姉妹の娘(寺山三佳さん)が今、上野東京美術館で開催中の第38回日展の彫刻部門で「特選」いただきました。日展は入選するだけで大変なのですが、「特選」とは、また大変な賞を得たものです。題は「うつろう」です。私は彫刻のことはよくわかりませんが、制作者は制作意図を次のように言っております。「うつろう」という言葉には、「虚ろい」「空(うつろ)」など「からっぽ」を連想させる様々な言葉がありますが、心を真っ白にすることで「生」を感じることが出来るのだと思います。この作品では、伏目がちで力を抜いた姿勢で、懐に抱える空間をつくりだし、「なにもないこと」の美しさを表現したいと思いました。
 受賞理由。ベンチに座り前方を見つめる姿のこの彫刻は、そのまま題名を思わせる。頭部から胴体部、足へと、ゆったりと流れる量は、落ち着いた空間を作り出しており、柔らかさの感じられる作品である。
 日展がお近くに来たときは是非見てください。 
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13号 ミヤギノハギと亀戸大根

2006年09月22日 16時51分18秒 | 

 ミヤギノハギが咲きました。庭に植えて、数年経ちますが、毎年冬に根元まできり戻します。1年で写真の大きさにまでなり沢山の花を咲かせます。一緒に、タカノハススキ、屋久島ススキも植えています。秋の七種のキキョウ、フジバカマ、オミナエシも植えましたが、ハギの陰や極度の乾燥でうまく育ちません。
メモ ミヤギノハギ 宮城野萩 マメ科 学名 Lespedeza thunbergii  原産地 中部地方以北の日本海側に育つケハギから作られた園芸品種といわれる。園芸分類 耐寒性、低木。庭木。 



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 借りている菜園に蒔いた亀戸大根です。このタネは昨年、八百屋で買った大根の一本を畑に植えタネを採ったものです。近くにダイコンを植えていないので、純系の亀戸大根と思います。9月3日にタネ蒔き、発芽の写真は9月10日。9月17日に間引いたものです。
メモ
ダイコン 「スズシロ」 大根 アブラナ科 学名 Raphanus sativus 原産地 コカーサスからパレスチナ。園芸分類 耐寒性1年草。野菜 
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