柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

376号 カンガルーポケット。シクラメン‘セレナーディア アロマブルー’。サラダマム。牛糞堆肥。

2013年11月28日 10時57分15秒 | お知らせ

 すこし前に飯田橋の花屋で買ったカンガルーポケット「ディスキディア、ミリオンハート、フクロカズラ」です。寒さですぐにダメになるだろうと思っていたのですが、まだ温室で健在です。

 カンガルーポケット。袋状の葉がカンガルーの育児袋に似ているのでこの名がつきました。

 この植物は特異な生態をしています。葉が袋状になり、中に水を溜め、この中に根を生やして水分や肥料分を吸収します。よって栽培にはあまり水を与えず空中湿度を高くすると良いようです。

 袋状の貯水嚢。

 花がまた特異でおちょぼ口のような可愛らしい赤い小さなつぼみをつけます。しかし、この花が咲いたのを見たことがありません。ある人は「この花の開花はほんの2秒程度で、咲いてすぐ閉じる」と言います。冗談でしょうが面白い話です。歌詞に「つぼみのままで散る乙女の初恋の花」がありますが、そのような花です。(つぼみのまま散る恋の花は乙女の初恋だけでなく、小生の恋は全てつぼみのまま散りました。)

 開いた花を見たことが無いかわいいつぼみ。

 通販で頼んでおいたシクラメン‘セレナーディア アロマブルー’が届きました。カタログの写真よりやや貧弱な株でした。これはサントリーが開発したブルーシクラメンで花色が紫で甘い香りがします。

 シクラメン ‘セレナーディア アロマブルー’。鉢カバーに入れ窓辺に飾りました。

 シクラメン ‘セレナーディア アロマブルー’。おおむねこの様な赤紫色の花。

 先日、園芸店でもらったガーデンシクラメンです。元気に育ち、花数が増えてきました。

 ガーデンシクラメン。花数が増えにぎやか。

  原種シクラメン ヘデリフォリウムの花が終わり、花茎がくるくると渦巻き状に巻いてています。英名Cyclamenのcycleはもともとギリシャ語の「回転する。丸い」の意味で、この花茎の姿がシクラメンの名の元と言われています。

 これも通販で買ったサラダマムです。サラダにして食べられる食用キクです。実はまだ食べていません。先日の霜で花先がやられてしまいました。花弁は思ったほど長くなくチョット物足りないような感じです。

 サラダマム ‘花エビス’。

 サラダマム ‘エッグル’。

 プランターで栽培している切葉レッドケールです。本来は写真のように大きくするのではなくベビーリーフとして若い葉をサラダなどで食べる品種です。ビリリとした辛さと色合いを楽しみます。

 大きく育った切葉レッドケール。

 昨年切ったエゴノキの幹にヒラタケと思われるキノコが生えました。このところの天気続きで乾燥キノコ状態になっていました。妻に「鍋にでもして食べてみるか?」と聞くと妻は「絶対に食べないと言います。」私は鍋にして食べ「美味かった。」と言い、次の日ピンピンしていると妻は「私も食べる。」と言います。私は毒見役か?

 ヒラタケと思われるキノコ。鍋にして食べたところ、歯応え良く美味でした。

 裏の畑の作物の育ちが芳しくないので、人つてに頼んで牧場から牛糞堆肥を買いました。この冬中に畑に投入します。

 牛糞堆肥。4トントラック1杯7,000円。安い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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375号 高山市内 「高山祭屋台会館、高山陣屋、高山昭和館」。白川郷。

2013年11月14日 20時19分24秒 | お知らせ

 旅の記事も3週目になってしまいました。

 旅の3日目は高山市内見学です。

 宿を出て、すぐ近くの高山市図書館「煥章館」 (かんしょうかん)を見学。

 煥章館。明治6年(1876年)建てられた「擬洋風の和洋折衷の小学校」。今は図書館。

 真宗大谷派 高山別院、照蓮寺。境内では菊花展が行われていました。

 桜山八幡宮。

 桜山八幡宮「高山祭屋台会館」。展示物は約3ヶ月ごとに入れ替えられると言うことです。

 高山陣屋。江戸時代は高山は幕府直轄地でここ陣屋で行政、財政、警察の業務が行われていました。

  庭の塀。

 高山陣屋の庭のイチイ。赤い実が見事。赤い電飾がついたクリスマスツリーのよう。

 高山市の古い家並み。

 昼に食べた高山ラーメン。美味。値段もリーゾナブルでした。

 国指定重要文化財 吉島家。土間の吹き抜けの見事な柱、梁、束。

 古時計。

 塀の意匠。洒落たデザインです。

 囲炉裏の前でお茶をいただく。

 飛騨国分寺 三重塔。

 高山昭和館。

 入る時は小汚い所だなと思いましたが、入ると昭和時代にタイムスリップ。いろいろと子供の頃の事が思い出され、高山で一番面白かった所でした。

 高山市内の「宝生館」 泊。夕食後、部屋で歓談。涙を流して笑転げる女性達。

 翌朝は高山名物朝市を見学、買い物。

 高山陣屋前朝市。

 宮川朝市。赤カブなどの漬物を買いましたが、味は塩辛ったです。私は漬物はやや酸味がでた古漬が好きです。

 その後、白川郷へ向かいました。白川郷付近の駐車場は満杯でしたが山の上の駐車場へ、そこからシャトルバスで白川郷内へ。

 白川郷全景。

 

  白川郷の合掌作りの民家。

 国指定重要文化財「和田家」の2階。

 和田家の二階から見た風景。

 道路脇の水路には沢山のニジマスが泳いでいました。水が澄んでおり、魚が空中を飛んでいるようでした。

 3泊4日の旅は本や旅行パンフレットなどで見知っている所が多かったので特別な感慨はあまりありませんでしたが、昔の友人との色々な語らいはとにかく楽しいものでした。次回は台湾にでも出かけようかと言う話になりました。2,3年後には、また、集れればと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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374号 奈川渡ダム。上高地 「河童橋、ウエストン碑、野猿,穂高連峰、大正池」。

2013年11月14日 15時35分07秒 | お知らせ

 先週の続きです。

 奈良井宿の見学後、寝覚ノ床、奈川渡ダムを経由して長野県上高地に向かいました。

  寝覚めの床付近の紅葉。右下が景勝地「寝覚めの床」。残念ながら時間が無く、下まで行くことが出来ませんでした。

 梓川を堰き止めた奈川渡ダム湖。

 奈川渡ダムの堰の下の紅葉。今回の旅の中で最も紅葉が美しかった所。

 奈川度ダム 安曇発電所。発電所に降りる壁面に作られた階段。ここしか発電所に降りる道は無いと言うわけではないでしょうが、もし、ここを上り下りするとなると大変なことです。

 秋の上高地です。旅行雑誌やパンフレットでよく見かけるので、あまり目新しさはありません。私のミスでタクシーを大正池で降りて穂高連峰を見ながら河童橋に向かうのを、上高地まで走らせてしまいました。それで逆に穂高連峰を背にしながら大正池方向に歩くはめになり、仲間にドジと叱られました。トホホ。

 秋色の河童橋。

 雪をかぶった穂高連峰。

 美しいカラマツの黄葉。

 白く目立つシラカバの幹。

 ウエストン碑。

 ウエストン碑の前で。

 ズミの実を食べる小猿。

 焼岳と大正池。

 大正池の水。池底に青い鉱物質の沈殿物がある。池がだんだんと埋まってきて、今、浚渫中。

2日目は穂高荘「山がの湯」で宿泊。

 入浴後、まずはビールでカンパイ!。超美人と超美男子(昔は)の面々。

 ブログが長くなりそうです。読者も読まれるのが大変でしょうから続きは次週号に延長することにいたします。あしからず。 

 

 

 

 

 

 

 

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373号 秋の馬籠宿、妻籠宿、奈良井宿の旅。

2013年11月07日 17時53分01秒 | お知らせ

 久しぶり(7年ぶり)に学生時代の友人達(女性3人、男性5人)で岐阜県、長野県の馬籠宿、妻籠宿、奈良井宿、上高地、高山市、白川郷を3泊4日で遊びました。

 友人達は北は青森、南は愛媛をはじめ新潟、東京、埼玉、静岡、岐阜の各地から集いました。観光は二の次で参加者の元気な顔を見て、近況などをにぎやかに語らうのが主たる目的です。夜は酒を飲みながら久しぶりに腹がよじれるほど笑いました。

 以下は観光をした所の写真です。2週にかけて紹介する予定です。

 馬籠宿、妻籠宿、奈良井宿については、勉強不足なのかもともと感性が乏しいのか、古い町家を見ても残念ながら、それほど感慨深いものが湧きませんでした。家の造作の屋根、柱、窓、壁などのディテールのデザインは面白いものもありましたが、正直なところ、京都のそれよりは洗練さは無いように思いました。まあ、古い建物の土産物屋がズラーと並んでいると言った感じです。しかし、昔の人はこの様な上り下りがある狭い街道を行き来したのかと旅の苦労を偲びました。

 古い町並みを散策しながら、もう少し詩的な名文でもと思ったのですが、観光客にもまれながらの逍遙?では残念ながら出来ませんでした。写真も急ぎ足の撮影で、やや月並みで雑なところがありますがご容赦ください。

 参加者の面々。藤村記念j館にて。7人はレンタカーで回りました。新潟からの参加者がマイカー参加で、夕刻ホテルで落ち合う事になっており1人いません。

 馬籠宿の町並み。

 馬籠水力発電1号機。

馬籠宿で見かけた植物。

 ミセバヤ。街道の石垣にて。

 ツメレンゲ。街道の石垣にて。

 イワヒバ。街道の石垣にて。

 ツワブキ。藤村記念館にて。

 キササゲ。 藤村記念館にて。

 ミズヒキ。藤村記念館にて。

 妻籠宿。

 妻籠宿。

 妻籠宿。

 妻籠宿。国指定重要文化財 「脇本陣」林家。

 妻籠宿。「脇本陣」 林家 庭。

 妻籠宿。「脇本陣」林家にて。

 妻籠宿では不愉快な事がありました。店の一つで品の悪い柄の刺し子風のジーパンのようなものを売っていました。店で女性が「生地を売っているのですか?」と聞くと、チンピラ風の男が「生地は売らないのだ。店の商品を触ったろう。商品に触るなと書いてあり、触ってもよい見本の生地がおいてあるだろう。」と声高に威嚇し始めました。女性は「済みません」と謝りましたがしつこく怒っていました。観光地で全く「おもてなし」の心の無いヤツだと思いました。すっかり旅の興が失せました。

 ようやく8人が集まって夕食。カンパイの記念写真。

 楽しい語らい。

2日目は上高地の途中で奈良井宿に寄りました。

 宿泊した「ホテル木曽路」前にて。温泉はややぬるめ(40度)でした。

 

 奈良井宿町並み。

 長泉禅寺の黄葉。

 道祖神。

 次週は上高地、高山、白川郷の予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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