柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

196号 ウラシマソウ、サンギナリア カナデンシス、農機具小屋を作る (浜野ウッド)さん ② 他 

2010年04月29日 19時40分49秒 | 花、写真、家庭菜園
 我家の裏の林はコナラ、ササ、サンショウなどが生えていますが、相対的に植物の種類が少なく貧相です。ただ茨城ではウラシマソウを良く見かけます。わが家と裏の林の境にウラシマソウが数本花を咲かせています。名の通り、花の付属体(何のことだか良くわからない)の先が糸状に伸び、浦島太郎が釣をしているように見えます。何とも不思議な形の花です。この花にとって、付属体を長く伸ばすことがなにかメリットがあるのでしょうか?

 ウラシマソウ

 サンギナリア カナデンシス 「八重咲きカナダゲシ」がようやく咲きました。
 京都にある出版社の通販部から買ったものです。植えつけてから日時が経つのに寒がりやのようで、その上かなり慎重なヤツと見えてなかなか芽を出しませんでした。ここのところ暖かい日もあり恥ずかしげに花を咲かせました。

 サンギナリア カナデンシス「八重咲きカナダゲシ」

先週に続いて「浜野ウッドさん農機具小屋を作る」の二回目です。作業中に雨がよく降り、その上凝った作りなものですから、なかなか作業が進みません。

 ブロックの上に木の土台を付ける。
 柱?を立てる。
 屋根を組み立てる。複雑な形で難しい。
 屋根板を張る。
 屋根に水切り(カラクサと言うらしい)をつける。
 屋根に防水材を張る。
 壁面の下張りをする。
 壁の下張りの後に窓を開けるのだが、これがビックリするような方法で明けられ、面白い。ルーターと言う機械を使い一気に明けてしまいます。ちょっとした細工が必要になります。その細工は窓を開ける板の裏側に木で窓枠が取り付けてあります。この枠がルーターをガイドして窓枠通りに穴を開けると言う手立てです。
 ルーター
 裏の窓枠がガイドしてはみ出ることはありません。
 一気に数十秒で窓が開きました。
 下張りの上に化粧板(外張り)をした後、同じように窓を明ける。
 開いた窓。
 壁面にペンキを塗る。Kさんが手伝ってくれました。
 窓をはめる。
 まだまだ、工事は続きますが、今回はここまでです。

 妻が作った「スミレのサラダ」と「ハハコグサのダンゴ」です。スミレは噛むと粘りが出てきます。特別美味いとも思いませんがそこそこの味でした。「ダンゴ」の方も無味無臭で単にきな粉ダンゴを食べているようなものでした。ダンゴ作りに昔はヨモギの代わりにハハコグサを使っていたと言われています。
 「スミレのサラダ」
 「ハハコグサのダンゴ」

私が卒業した膳所高校の同窓会報が送られてきた。それによると今年の大学入試合格者が記載されていた。主な大学の合格者は大阪大学45名、京都大学42名、神戸大学28名、筑波大学5名、東京大学4名、大阪府立14名、大阪市立14名、京都府立8名、立命館大学365名、同志社大学164名、早稲田大学15名、慶応大学4名、そのほか多数でした。公立高校としては頑張っているのではないかと思います。私の卒業した日大はたったの2名でした。
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195号 遅い雪、蜂の分蜂、農具小屋を作る(浜野ウッドさん)①、ジューンベリー 

2010年04月23日 11時52分05秒 | 花、写真、家庭菜園
 先週11日(土)都心でも雪が降り、44年ぶりのもっとも遅い雪になりました。東京から茨城に戻ったのですが、飯田橋では道の隅に雪が残り、小美玉市ではサクラに雪と言う風景でした。この寒さは地球温暖化の影響と言われていますが、そのメカニズムはよくわかりません。
 飯田橋、牛込橋付近の雪。

 上野駅ホームの雪。  サクラと雪。 

 散ったサクラと雪

 21日(水)は抜けるような青空の日で暖かくなりました。裏の出入り口に巣を作っているニホンミツバチが大騒ぎをしていました。これは分蜂するなと思いました。その内に青空に乱舞し始め、どこに行くかと見ていると幸い近くのコナラの幹に塊りました。塊まで高さ5mくらいあり、これを捕まえるのは無理かと思いましたがとりあえず捕虫網を園芸支柱でつないでみました。どうにかハシゴに乗れば届きそうなので、試みると思いの他簡単に捕らえることができました。以前にもらっておいた巣箱に収まりメデタシメデタシです。
 しかし、一発ハチに刺されて、左手はパンパンに腫れています。しかし、ハチを手に入れたことに比べれば、手の腫れぐらいは何と言うこともありません。でも、左手はカイカイカイです。
 巣の入り口で騒ぐニホンミツバチ。
 空を乱舞するニホンミツバチ。
 コナラの幹に塊ったニホンミツバチ。
 巣箱に収まったニホンミツバチ。

 Iさんが農機具をどんどん買ってくれます。ありがたいことですが、小屋、玄関などいたる所に農機具があふれ始めました。これを収納するのにホームセンターで木製の収納小屋を見つけました。価格が29,800円で手ごろな価格なので買うと思いました。ところが、送料が8,000円もするというので、ばかばかしくやめました。そこで、以前から懇意にしている「浜野ウッド」さんに庭の隅に農機具収納小屋を作ってもらうことにしました。
 始めは四角な単純な小屋のイメージでいたが、撮影バックにも使えるように窓を開けよう、形も六角形にしよう、ドーアーの形や色も凝ろうとだんだんイメージが広がりました。ついには、おとぎの国のようなロマンチックでそしてメルヘンチックな物にしようということになりました。「浜野ウッド」さんもだんだんとのめりこみ始め、壁の窓はガラスだけでなく凝った飾り窓にして、前面の窓には1990年製のアーンチックのステンドグラスを入れてくれることになりました。農機具小屋にしてはもったいないような作りになる予定です。
 写真は小屋が出来るまでの第一回目の工程です。
 小屋を建てるところ。整地をする。
  水平をとる便利な機械。

 水糸を張る。 
 土台を固める。
 砂利を敷く。

 セメントで土台を固めた後ブロックの基礎を置く。
 ブロックのつなぎ目の鉄骨。
 土間の砂利を敷く。
 土間にドライモルタルを敷く。
 ブロックの上に木製基礎を固定する。ブロックと木はアンカーで固定されている。
 写真では小さく見えていますが、幅、奥行きとも2mでかなり大きいです。
 

 庭のジューンベリーが大きく育ち今満開です。青空に白い花。なかなか良いものです。

  庭のジューンベリー。

 
 
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194号 ブルビネラ、ユリオプス、クンシラン、バイカカラマツ、シビックガーデン開園式 他

2010年04月16日 11時02分17秒 | 花、写真、家庭菜園
 気候が冬日と夏日が交互にくるような不順な天気が続き、今夜は北関東では雪が降るといっています。種をまいたトマト、キュウリ、ナスなどは芽が出ましたが、その後の寒さで全滅となりました。農家の人たちも低温と日照不足を嘆いています。春の女神はどこに行ったのでしょう。
 と言いながらも、春を待ち望む花々が寒さに震えながらも咲き始めました。庭に作った小山に植え付けたブルビネラ‘イエロー’が咲きました。年々株が増え立派になってきました。バックがレンガで外国で撮ったような雰囲気の写真でしょう。

  ブルビネラ ‘イエロー’

 先日買ったバイカカラマツ、黄花カタクリ「エリスロニュウム パゴダ」、ロックガーデンに植えたレブンコザクラが咲きました。

 バイカカラマツ‘カメオ’  バイカカラマツ ‘グリーンハリケーン’
 黄花カタクリ「エリスロニュウム パゴダ」  レブンコザクラ

 今年初めに買ったユリオプス‘ゴルデンクラッカー’がようやく咲き始めた。今年はつぼみが膨らみはじめてから咲くまでの時間がかかりすぎます。小さな鉢で咲いていますが、庭植えにすると高さ2mくらいになる低木です。

  ユリオプス‘ゴールデン クラッカー’

 お年はクンシランがまともに咲いてくれました。いつもは葉に埋まってチンチクリンで咲いてしてしまうのですが。バックが暗いのが難点です。バックにしているイヌツゲの新芽がまだ出ません。
  クンシラン

 一昨年の秋に買ったヘスペランサ バックマニーです。球根が増え、にぎやかに咲きました。花は午後に開きはじめ香りがあります。昔の化粧品のような匂いであまり好きになりません。以前はこのような匂いが好きだったのですがね・・・。
  ヘスペランサ バッマニー

先週11日(土)に借りているシビックガーデンの2010年度開園式がありました。市役所、農協などの祝辞のあと後、耕作土についての講演も有ました。昼食後、サトイモの種芋の分配、キク苗、ショウガ、ネギの植え付けの実習がありました。

 講演。土のPHについて。  昼食 指導の先生が打ったソバと女性陣が握ったおにぎり。
 
  サトイモの種芋の分配  キク苗の植え付け
 ネギの植え付け指導。先生が植えつけるのを見るだけ。誰も手伝わない。

植物写真のご用命は(株)アルスフォト企画へ! 03-3288-9551  
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193号 靖国神社奉納大相撲、プルモナリア、クレマチス アルマンデ、他

2010年04月09日 08時48分35秒 | 花、写真、家庭菜園
 9日(金)に靖国神社で奉納大相撲が催されるので、沢山の人で満足には見られないだろうと思いつつ昼食後妻と出かけました。相撲会場は思いの他広く、人垣の間から見なければならないと言うことはありませんでした。裏正面からの観戦でしたが十分に見ることが出来ました。また、支度部屋に行き来する人気力士を間近で見ることが出来たのは感激でした。取り組みでは白鳳と日馬富士の相撲が一番力入ったものでした。
 会場   白鳳 × 日馬富士

 白鳳  琴光喜   
 琴欧州  把瑠都  
 稀勢の里   阿覧 
 豊真将 

 ロッガーデンでプルモナリアが咲き始めました。赤と青紺が混じった不可思議な色合いでなかなか魅力的な花です。プルモナリアはラテン語で「肺」と言う意味で、葉にある白い斑点が病気の肺を連想するのでこの名がついたと言われています。花のかわいらしさにふさわしくない名だと思います。品種によっては斑点が無いものもあります。私の栽培している二種の内、品種名が不明なものには斑点がありません。

 プルモナリア ‘ミセス ムーン’葉に斑点がある。

 プルモナリア 品種名不明 葉に斑点が無い。

 鉢栽培のアソヒメフクジュソウが咲きました。かなり遅咲きのもので他のフクジュソウは実をつけています。花は小型でかわいらしいです。今年の葉はブロンズ色が濃いようです。昨年はもう少し緑っぽいように思いましたが。アソヒメフクジュソウをネットで検索しましたが一件しか出ませんでした。これはかなりの珍品かも知れません。

  アソヒメフクジュソウ

 今年も黄花クンシランが咲きました。週に一度水をやり、時々肥料を与えるくらいで、ほとんど管理もしていませんが、年々良い花を咲かせるようになってきました。根が鉢いっぱいに回っているので花後に植え替えてやります。
  黄花クンシラン。 天候の加減で発色が良くない。

 これまたほとんど放任栽培の烏葉ヒメリュウキンカです。半日陰に受け皿に水を入れただけで、見かけたときに時々肥料を与えています。今年は沢山の花をつけました。名の通りツヤのある黒紫色の葉が特徴です。見かけはやさしげな花ですが、なかなか強健のようです。
 烏葉ヒメリュウキンカ 

 4月5日(月)は雨で庭仕事もできず所在が無いので、花木センターに出かけました。はじめはあまり買う気はありませんでしたが、結局、マリアアザミ、黄花カタクリ、八重咲きニリンソウ、ガンピセンノウ、クレマチス アルマンディ、バイカカラマツ ‘カメオ’‘グリーンハリケーン’、シコタンソウ、アネモネ パボニナ、ダイコンの種を買ってしまいました。レジで支払い箱に花苗を入れておいたところ「地味な花ばかりね」とささやく声がしました。「私が地味なものでね」と答えておきました。
 購入した中でクレマチス アルマンディはセンニンソウを大きくしたような花で、白く清楚な花です。かなり強健な様で、葉の付いた一節を挿し木しただけで根づき、沢山の花を咲かせています。ビニールポット植えのものを小鉢に植え替えました。値段も360円で格安だと思います。
 購入した地味な花苗

  クレマチス アルマンディ

 プランター栽培の赤キャベツ‘レッドルーキー’の葉が何かにかじられてしおれていました。「あやや」と思い根元をほじくるとヨトウムシが出てきました。憎っきヤツと思いニワトリの「チャチャ」に与えました。ところが「チャチャ」に与えた虫はこれが最後でした。次の朝、ニワトリ小屋を見ると「チャチャ」が冷たくなっていました。以前から調子が悪そうで元気が無かったのですが、ここのところの寒暖の激しい天候不順でやられてしまったようです。ここに来てからちょうど3年目でした。ネットで調べる15年も生きているニワトリもいるようです。「チャチャ」は短命だったかもしれません。

 ヨトウムシ

 先日の馬鹿大風で畑に作った「雨よけワイド」(191号参照)が潰れてしまいました。潰れかたも「メチャクチャ」で腹立たしい事この上もありません。 自然とは言え手加減と言うもががあると思うのですが。関東平野は風が通り過ぎるようです。関西にも長く住んでいましたが、自然がもう少し穏やかだったです。
 最近の気象は寒暖の差が激しく、雨風も尋常でなくなったようです。
 この春はミツバチがダメになり、ニワトリが死に、池の金魚がアオサギにやられ、雨よけワイドが潰れ、あまり良いことがありません。

潰れた「雨よけワイド」

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192号 アネモネ、アマナ、ヒロハノアマナ、八重咲きスノードロップ、パンジー

2010年04月02日 11時04分09秒 | 花、写真、家庭菜園
 テラスの放置してある鉢植えのアネモネが咲いています。たまに薄い液肥を与えているぐらいですがつぼみがつぎつぎと上がってきました。寒い日が続くせいか花持ちが良いようです。

                    アネモネ

 庭植えのアマナとヒロハノアマナです。いずれも山野草店で買ったものです。アマナはよく増えますが、なかなか花が咲きません。しかし、今年は1花だけ花をつけました。ヒロハノアマナは毎年花をつけますが、あまり増えずややいじけたように見えます。この時期に肥料を与え、球根の肥大を試みています。
 アマナは葉が細く葉の中心に白いスジがありませんが、ヒロハノアマナは葉がやや広く、葉の中心に白いスジがあります。
                    アマナ
                    ヒロハノアマナ
 
 八重咲きスノードロップ 「ガラランサス ニヴァリス ‘フロレ プレノ’」がようやく咲きました。今まで何度も試みたのですが、つぼみは上がるのですが、途中でいじけてダメになってしまいます。栽培に詳しい人に聞くと「球根に力がないからだ」と言うことでした。それで肥料を十分に与え、寒い日はフレームに入れ、晴れの日は日に良く当てるようにしたところ、丈があまり伸びませんがシブシブ咲いてくれました。まあ、何とか花の写真が撮れヤレヤレです。
                                 八重咲きスノードロップ

 黄色に黒のシマシマが入ったパンジーを園芸店で見つけたので一株買って花壇に植えました。品種名がわからなかったのでネットで調べたところ、これはパンジーでなくてビオラということでした。品種名は‘タイガーアイ’と分かりました。阪神タイガースファンが好きになりそうなビオラです。ところで、パンジーとビオラの区別はどこでするのでしょうか?
                  

 夏日になるような暑い日があると思うと、真冬日のような日もあり、ここのところ寒暖の差が激しいです。風も何が不服なのか激しく吹きスサビ、本当に品のない荒れ狂い方です。
 先日も、極端な寒気が入り、寒い朝がありました。昼に温度が上がりましたがニホンミツバチの巣箱からハチが飛び立たないのでおかしいなと思い、巣箱を覗いて見るとハチが瀕死の状態でした。ほとんど動かず、凍死したのか、餓死したのかわかりませんが全滅かもしれません。残念です。
                   凍死、餓死?動かないニホンンミツバチ

 彼岸が過ぎたのに時ならぬ寒気でコオリや霜が降りました。ややしつこいようですが、霜にうたれた植物や氷の写真を羅列します。
 水道のツララ  氷  イチゴ  スイセン   パンジー 
 ヒアシンス  ムスカリ 
 ソラマメ    コマツナ

 
 
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