柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

213号 ニホンミツバチ、ベランダ菜園、リュウキュウエビネ、サルスベリ、扁平なスイカ 。

2010年08月27日 10時29分53秒 | 花、写真、家庭菜園
 大暑、炎暑、猛暑、酷暑、残暑。「エエイ暑い。」ここのところ雨がまったく降らず、畑はからからに乾いてしまいました。畑に出かける勇気が出ません。毎日、鉢植えの植物に水遣りするだけで一日が終わってしまいます。
 8月23日(月)ニホンミツバチがガゼボに群がってぶら下がっているのを発見。どうもこの暑さで巣の環境が悪くなり逃げ出してきたようです。
 早速、以前から用意しておいた巣箱に移すことにしました。まずは冬のジャンバーを着込み、防虫帽子をかぶり、皮手袋をはめ、完全防備で臨みました。炎天下の中、くらくらするような中、巣箱に移すことに成功しました。やれやれと思い、防備をはずして素手で巣箱を移動しようした時にバチ、バチ、バチと手の甲を三ヶ所刺されました。ミツバチをゲットできたので、痛さより嬉しさの方が勝りました。
 ところが次の日の昼ころ巣箱を見るともぬけの空になっていました。巣箱も暑さでミツバチには気に入らなかったようです。近くを探すと梅の木の幹に固まっているのを再発見、また完全防備で巣箱に移しました。今度は巣箱が暑くならないようにと巣箱の蓋を開けておいたのが悪かったようで、これまた逃亡されてしまいました。今度は近くを探しましたが見つからず、遠くに行ってしまったようです。結局、三ヶ所さされただけで、ミツバチはゲットできませんでした。ミツバチに振り回された散々な二日でした。

 梅の幹に群がったニホンミツバチ。

 庭で栽培している鉢植えの野菜をベランダに並べてみました。ナスは秋ナス用に切り戻しをしたのでまあまあ生りました。オクラもある程度収穫。大玉トマトは3個ほど収穫であまりかんばしくありません。他に先日植えつけた、プチベール、キャベツ、ニンジンです。

 

 鉢栽培のリュウキュウエビネの交配種が咲きました。品種名がわからないのが残念です。
園芸店では「ナツエビネ」と言って売られていますが、別に「ナツエビネ」があるのでリュウキュウエビネを「ナツエビネ」と言って販売するのは適切ではないと思います。

 リュウキュウエビネの交配種。

 あまりに暑いので何をすることも出来ません。冷房の効いた車で夏の花の散策に出かけることにしました。笠間市の北山公園に出かければキツネノカミソリでも咲いているのではないかと車を走らせましたが見つかりませんでした。途中の民家でサルスベリがきれいに咲いているのを見つけ撮影しました。撮影できたのはサルスベリの花だけでした。

  サルスベリ。

 キッチンガーデンに植えた小玉スイカの実が畑の枠と支柱にはさまれて扁平になってしまいました。以前、話題になった四角のスイカが出来ることを納得しました。

  扁平になったスイカ。
 


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212号 シクラメン、ノヒメユリ、サギソウ、サンタンカ、ケイトウ、メマツヨイグサ

2010年08月20日 11時09分18秒 | 花、写真、家庭菜園
 朝、体重を量ってみたが「ゲ、ゲ、ゲ、増えている!」。この酷暑の中、炎天下で仕事をして、大汗をかいているのに!。確かに身体は疲れてへトヘトですが食欲は衰えません。以前は夏はほとんど死んだような状態でしたが、ここのところは夏場も何とか過ごせるようになりました。水分補給に、手製の「ドクダミ、クワの葉、カキの葉茶」を飲んでいるお陰でしょうか?
 さて、暑い最中、暑さにめげずガーデンシクラメンが花を咲かせ続けています。普通、夏場は、葉が枯れて休眠状態ですが、割と機嫌よく次々とつぼみをあげています。
 栽培は明るい日陰でやや腰水状態にして、水切れがないようにしています。今のところ肥料は与えていません。

 夏のガーデンシクラメン。

 百貨店の園芸店で買ったノヒメユリが咲きました。開花は難しいかもしれないと思っていましたが、暖い地方の原産のユリだけあって暑さには強いようです。日本では一番小さな花を咲かせるユリだそうです。

   ノヒメユリ。

 今年もサギソウが咲き始めました。増えて置き場に困るほどです。清楚な白い花はすばらしいのですが、淡いピンクや空色の花があればもっと良かろうにといつも思います。

 サギソウ‘輝’。 サギソウ‘輝’。

 サギソウ‘輝’。 サギソウ‘暁’。
 サギソウ。

 園芸店で処分品として100円で売られていたサンタンカ「イクソラ」の‘チャーム ピンク’です。花の盛りは過ぎていましたが、ピンクの花が珍しいので買ってみました。

  サンタンカ‘チャーム ピンク’。

 実生のケイトウが異常ではないかと思うほど大きな花をつけています。種が堆肥の中に混じっていたようです。茎が帯化「石化」しています。この帯化は遺伝するのでしょうか?

 帯化したケイトウ。

 家の近くにメマツヨイグサが畑一面に咲いているところがあります。ここは陸稲が栽培されている所です。手入れが悪く、メマツヨイグサを栽培しているのではないかと思うほどに
繁茂しています。陸稲はメマツヨイグサの陰で花を咲かせていました。

  メマツヨイグサ。
 
 

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211号 シラヒゲソウ、ベッセラエレガンス、エダマメ、ブルーベリー、モモ、スイカ、エノコログサ 他

2010年08月13日 06時42分22秒 | 花、写真、家庭菜園
 8月8日(日)夕刻、私が風呂に入っていると妻が「コオロギが鳴き始めました。」と報告に来ました。私は「ムム、もう秋か」となんとなくさびしくなるような感慨が沸きました。
 立秋も過ぎ、季節の挨拶も「暑中お見舞い」から「残暑お見舞い」に変わり、夜風にあたると皮膚感覚でなんとなく秋を感じる瞬間があります。しかし、裏の林ではいまだにウグイスが「ホーホケキョ」と鳴いています。春の初音はうれしいですが、暑いさなかの鳴き声は間が抜けて、ウットオシイ感じがします。
 さて、先日の割引セールで買ったシラヒゲソウが咲きました。名前の通り、花弁の先が、細かく別れ、白髭のように見えます。ところが、数本の花が突然しおれて残念な姿にになりました。水切れしないように気をつけているのですが暑さのせいでしょうか?

 シラヒゲソウ。 シラヒゲソウ。

 ベッセラエレガンの‘パープル’が咲きました。今までは朱色かピンク色の花ですがこれは紫色で珍しいです。細長い茎の先に咲く花は名の通りエレガンスで私の好きな花の一つです。

 ベッセラエレガンス‘パープル’。 ベッセラエレガンス 今までの花色種。

 プランター栽培のエダマメを収穫しました。やや小粒で収穫量も少なかったですが味は大変よかったです。

 プランター栽培のエダマメ。  エダマメの収穫。  収穫したエダマメ。

 コンテナ栽培のブルーベリーに実がたわわにになりました。ラベルがなくなり品種がわからないのが残念です。ラビットアイ系だと思われますが、実も大きく、かなりの豊産性です。味もまあまあです。
 ブルーベリー。 ブルーベリー。

 鉢植えのモモ‘黄金桃’にも実がなり熟し始めました。木の大きさに比べ鉢が小さく、ややバランスがよくありません。大きなプラ鉢に植え替えてやりました。
 モモ‘黄金桃’。
 
 中国人からもらったスイカが畑一面にはびこってしまいました。地に実は一つもなりませんが、アーチによじ登ったツルに小さな実がなっているのを妻が見つけました。種をくれた人は丸い小玉スイカだと言っていましたがなっている実はラグビーボールのような形をしています。
 トレリスにも実生のトウガンの実がぶら下がっています。

 畑のスイカ。 スイカの幼果。  トウガンの幼果。

 畑に実生のミニトマトが生えています。放任のままですが実がなりました。どうも、昨年作った‘アイコ’と‘イエローアイコ’の落果した種から発芽したようです。赤い実のほうは‘アイコ’に比べやや大きいですが甘味は劣るようです。しかし、後味はうま味が十分に残り調味料に使うとよいかもしれません。黄色い方はもう一つの味です。

 ‘アイコ’形の実生トマト。 ‘イエローアイコ’形の実生トマト。

 先日、近所の野道を歩いているとエノコロクサが生えているのを見つけました。エノコログサなどどこにでも生えており珍しくはないと思われますが、割と珍しいのです。いたるところに生えているエノコログサは実はアキノエノコログサと言うものです。
 エノコログサの穂は立っていますが、アキノエノコログサは穂が弓のように湾曲します。

 エノコログサ。 アキノエノコログサ。

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210号 ルドベキア、エキナセア、三尺ササゲ、モモ、トウガン、日向カボチャ、アオメアブ。

2010年08月06日 09時29分26秒 | 花、写真、家庭菜園
 今年の夏は暑すぎます。例年、高校野球が始まる頃が一番暑いと思っていたのですが、今年は高校野球が始まる前に十分に夏の暑さを味わいました。これから高校野球が始まり、もう一度暑さを味あわなければならないかと思うとウンザリします。一年に二回夏が来たような気持ちです。
 暑さと乾燥のため、ぐったりしている鉢植えの植物に良くないと思いながらも、炎天下の中、水やりするのも重労働です。
 
 この暑さの中、浜野ウッドさんに作ってもらった、ピエロの家と呼んでいる農作業道具入れ小屋の前に植えた花が咲き始めました。十分な手入れのしていないので、グラジオラスやダリアは惨めな姿ですが、ルドベキアの‘タカオ’とエキナセア「バレンギク」の‘ココナッツライム’は元気です。ルドベキアは繁殖力が強いので根域制限鉢に植えています。やや田舎臭い感じがするのが難点です。

 ピエロの家。  ルドベキア‘タカオ’

 エキナセア‘ココナッツライム’通販カタログでは変わった花どと思い育ててみましたがそれほど魅力的な花ではありませんでした。従来の花のほうがインパクトがあります。
 エキナセア。従来種。
 
 いただいた種をまいた三尺ササゲの‘華厳の滝’に実がなり始めました。これは暑さに負けず次から次へと実がなります。涼しげな水色に茜色が混じったようなきれいな花です。この色は早朝でないと見られず、ずぐに黄褐色に変色します。シシトウ、オクラ、モロヘイヤ、クウシンサイと共に豊産性で夏野菜として重宝します。
 三尺ササゲ‘華厳の滝’花。 三尺ササゲ‘華厳の滝’。三尺(やく1m)にはならない。

 実生の八重のモモに一個だけ実がなりました。下の花壇が日陰になるので、切ろうかと思っていましたが、実は小ぶりながらもなかなかおいしく上品な味でした。これでしばし切るのを思いとどまり、来年もう一度実をならせて見ようと思っています。
 
 実生の八重咲き白花のモモの実。

 これも実生のトウガンに花が咲いています。トウガンの種はよほど生命力が強いと見えて毎年、1,2ほど自然に芽が出ます。トウガンは7,8年ほど前に一度栽培して、食べずに腐らした実の種がいまだに地中に残っており、これが時間差で毎年発芽するようです。トウガンもなかなかうまいものです。
 トウガンの花。左が雌花、右が雄花。

 日向カボチャ「黒皮カボチャ」の苗を畑に植えっぱなしにしておいたのですが機嫌よく実がたくさんなりました。一株に8個くらい成っています。宮崎では施設栽培をしているようですが、路地でも沢山なる品種のようです。

  日向カボチャ「黒皮カボチャ」。どのくらいの大きさで採るのかわからない。

 庭に大きなアブがいたので写真を撮ってみた。はじめシオヤアブと思っていたが図鑑で調べてみるとアオメアブのようです。名の通り、目がきれいな緑色をしています。肉食性で害虫(益虫も)を食べてくれるので放任しています。
 アオメアブ。

 



 

 
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