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正月に撮影したカラタチバナです。カラタチバナは別名「ヒャクリョウ 百両」と呼ばれています。江戸時代の寛政年間には大ブームがおこり、取引価格が数百両もしたのでこの名がついたと言われます。カラタチバナやヤブコウジの斑入り種などが高額で取引されたので「金成木」と言われ、センリョウ、マンリョウ、カラタチバナ、ヤブコウジ「十両」とアリドウシ「一両」を並べて「千両、万両、百両有りどおし」と洒落て飾りました。
この写真は知人の陶芸家、山田泰氏に特別に焼いていただいた青白磁の鉢です。
メモ カラタチバナ 別名 ヒャクリョウ 百両 ヤブコウジ科 学名
Ardisia crispa
原産地 本州の茨城県、新潟県以西より四国、九州、沖縄、台湾、中国 園芸分類 半耐寒性常緑低木
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この冬は暖冬で早、あちらこちらからウメの開花の情報が聞かれます。1月25日、JR 御茶ノ水駅から神田川の向こう岸を見ると、ウメが満開です。ホームより外れた新宿よりにある紅梅は、先週1月20日に満開でした。南向きの斜面で寒風も当たらず暖かいので早々と咲いたようです。
御茶ノ水駅から神田川の向こう岸を見ると、聖橋(ひじりばし)より新宿寄りと東京寄りでは風景が全く異なるので面白いです。
新宿よりの土手は木や草などが植えられており、四季おりおりになかなか美しい風景ですが、東京よりは、古い小さな建物が神田川にせり出すように並び、雑多な風景です。私が40数年前に上京した時の風景が、この一角に残っているようで、何か懐かしく思います。