柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

246号 チューリップ‘アイスクリーム’。オニソガラム ヌタンス。春蘭。雹。「庭木、街路樹」。

2011年04月28日 15時53分05秒 | 花、写真、家庭菜園
 先日、山と渓谷社から以前出した本の新装版 八木下知子 文、金田洋一郎(柿上猿麻呂) 写真「庭木・街路樹」が出ました。書店で見かけたらお買い上げくだされば幸いです。



 一昨年、咲かせるのに失敗したチューリップの‘アイスクリーム’が,再挑戦した今年、一花のみ咲きました。球根が高いので2球買っただけですが。妻が「このチューリップはいつまでたっても花が開かないわね。」と言うので「これは‘アイスクリーム’と言ってこのような花の品種だ」と言うと妻が「‘アイスクリーム’ではなくて‘ソフトクリーム’よね」と言いました。なるほど花の形から言うと、これは‘アイスクリーム’でなく‘ソフトクリーム’だと言う妻の言に納得しました。

                                                                     ソフトクリームのような花のチューリップ‘アイスクリーム’ 。

 プランター栽培の万華鏡チューリップも咲きました。

 花弁の色が複色の万華鏡チューリップ。  



 ラベルに「ガラスの花」とあるオーニソガラム ヌタンスを特価で買いました。しかし、なかなか花が咲かず今年はダメかと思っていましたところ、突然花茎が上がり花が咲きました。薄い緑の花弁に透明感のある白い覆輪の花です。なるほど派手ではないがアンティークなガラス細工のような雰囲気の花です。庭植えでなく鉢植えで楽しむほうが良い花のようです。

   ガラス細工のような雰囲気のあるオーニソガラム ヌタンス。
 
 何年か前、熊本に出張した折に、園芸フェアーで1,000円で買った‘土佐シュンラン’が咲きました。花は他の野生のシュンランとはあまり変わり映えがしないのにわざわざ‘土佐シュンラン’言っている意味は高知産であるからと思っていました。ところが撮影する為にシュンランの花に近づいたところかすかに上品な香りがしました。中国シュンランの花には香りがありますが、日本シュンランには通常香りがありません。しかし、まれに四国、九州に産する日本シュンランに香りがあるものがあると言う事です。この‘土佐シュンラン’はまさに花に香りがある貴重な日本シュンランでした。

 花に香りがある日本シュンラン‘土佐シュンラン’。

 4月24日(日)午後急に空が暗くなり激しく雹が降り始めました。粒が5ミリ以上なので霰でなく雹だと思います。見る見るうちに地面が白くなりました。妻が「写真を撮ったら」と言うのでまだ雹が降る中、撮影をしました。

 ペチュニアの鉢に積もった雹。

 雹に打たれて葉に白い痕がついたペチュニア。

 
チューリップの花壇に積った雹。

 今年も我輩が卒業した滋賀県立膳所高校から同窓会会報誌「JUNGIDOU]が送られてきました。それによると今年の主な大学入学者は東京大学7名、京都大学57名、大阪大学43名、神戸大学36名、慶応大学16名、早稲田大学23名、同志社大学174名、立命館大学262名などの他多数でした。有名大学入学者数は公立高校としては関西ではトップクラスでしょう。

 ゴールデンウイークのため、来週はブログをお休みします。















 


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245号 照手桃。 ジューンベリー。ツバキ。ヤマトレンギョウ。ツクシシャクナゲ。木の根を抜く。他

2011年04月21日 14時17分37秒 | 花、写真、家庭菜園
 庭先に植えた照手桃が青空に映えてきれいに咲いています。散歩の人たちも見上げて眺めてくれます。それほど大きくはならないだろうと植えたのですが7~8mにも伸びてしまいました。花はみごとに咲きますが、実は硬く、残念ながら食べられません。
 
    照手桃。

 実生のシダレモモも咲いています。室内から見るとなかなかきれいです。花壇の日陰になるので切ろうかと思っていますが、妻は「切るな」と言います。

 実生のシダレモモ。

 ジューンベリーも咲き始めました。昨年コンサバトリーを作る時、邪魔になるのと日陰になるのでかなり剪定したのですが、すっきりした形で咲いてくれました。今年は実は高いところでなるので採りにくいでしょう。

                                   ジューンベリー。

 鉢植えのリンゴツバキが咲き始めました。この木は父から受け継いだもので我が家では古参株の木です。小さな鉢で30年以上生きています。花色、花の形共に良いツバキです。

                           リンゴツバキ。

 庭の日陰に移植したツバキ‘玉の浦’が沢山花を付けてくれました。一時はブームを起こした名木です。

 ツバキ‘玉の浦’。



 挿し木のまま小さなプラ鉢で育てていたヤマトレンギョウが咲きました。プラ鉢の底から根を出してしまったので裏の雑木林に植え替えてやりました。日本原産のレンギョウで、他のレンギョウのように派手さはありませんが貴重なものです。

  ヤマトレンギョウ。

 ロックガーデンでキバナイカリソウが咲きました。岩の狭い隙間ですが機嫌よく育っています。

 キバナイカリソウ。

 花壇でプルモナリアが咲きました。ピンクとブルーのグラデーションのある不思議な花色です。

 プルモナリア ‘ミセス ムーン’。

 百円ショップで買ったトゲナシタラに新芽が一つ付きました。まだ食べるわけには行きません。

 トゲナシタラ。

 小屋「アンの家」前に植えたツクシシャクナゲが咲きました。同じ所に植えたホソバシャクナゲは何とか生きていますが、ヤクシマシャクナゲは枯れてしまいました。

 ツクシシャクナゲ。

 ロッガーデンで実生のツクシスミレが咲いています。練馬区の仕事をした折に「牧野植物園」で増えすぎ抜いていたのをもらったものの生き残りです。こぼれ種でいくらでも増えます。

 ツクシスミレ。

 T.Sさんがユンボで切り株やササの根を抜いてくれました。ありがたいことです。
裏の林の半分が畑になりました。畑だけで約250坪ほどです。何を植えようかと思案中です。表に畑と借りている畑もあり、水戸に果樹園もありどのように管理しようかと考えると頭が痛いです。

  切り株を抜くT.Sさん。

 抜いたササの根。これが7,8個分出た。

 
  おおむね畑(平地)の形になった裏の林。

 





 



 



 



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244号 戻し保険料 7円。食虫植物。ピンクユキヤナギ。畝つくりとマルチフイルムの張り方。他

2011年04月14日 15時31分32秒 | 花、写真、家庭菜園
 先日、都合により、銀行から借りていた住宅ローンを全て一括で返却しました。ローンを借りるにあたって抵当に入れた建物に強制的に保証会社に保証料を支払わさせられました。ローン全額返済で保証料の一部が払い戻されることになりました。それで、りそな保証(株)から「払い戻し保証料の通知」が来ました。それによると。払い戻し保証料は10,507円でした。ところが事務扱い手数料と払い込み手数料が10,500円で払戻金がたったの7円ということです。今まで一度も保証してもらったわけでもないのに、事務扱いと払い込み手数料だけで10,500円は高すぎませんか? それはないだろうと思いちょっと頭にきました。腹ただしいことです。
 とりあえず銀行屋からの借金はこれで0。すっきりしました。これからも借金をするつもりもありませんし、銀行屋も猿麻呂には貸してくれませんでしょう。

 「払い戻し保証料の通知」。

 食虫植物のウトリクラリア ワーブルギー Utricularia warburgii と ピングイクラ プリムリフローラ Pinguicula primuliFlola が咲きました。ウトリクラリアは花が海の生物「クリオネ」に似てかわいい姿をしています。流通名は「クリオネ ミミカキグサ」。
 ピングイクラはサクラソウ似てこれもかわいい花です。しかし、双方とも虫やミジンコなどには怖い存在です。

  ウトリクラリア ワーブルギー。

  ピングイクラ プリムリフローラ。

 鉢植えのユキヤナギとピンクユキヤナギ‘フジノピンキー’が咲いています。‘フジノピンキー’は薄いピンク色のユキヤナギです。

 白花のユキヤナギ。

 ピンク色の‘フジノピンキー’。

 これも鉢植えにしているチューリップ アルバコエルレア オクラータが咲いています。花の中心部がブルーの珍しい色をしています。

  チューリップ アルバコエルレア オクラータ。花弁がアブラムシのいたずらで少し汚れているのが残念。

 山菜ブームで時々、有毒植物を食べて中毒する事件があります。我が家に生えている似て食べられる植物、有毒植物の葉の写真を並べてみました。

 ニリンソウ。 食べられる。

 ゲンノショウコ。 食べられる。

 ヤマトリカブト。猛毒。 

 4月10日(日)に貸し農園の「シビックガーデン」の23年度開所式がありました。関係市職員、農協職員の挨拶、県農事試験所研究員の講演などがあり、その後、シビックガーデン指導員酒川先生の「畝つくりとマルチフイルムの張り方」の実技講習がありました。その時の高畝つくりとマルチフイルムの張り方の手順写真です。

 化成肥料を撒く。

 張りヒモの内側の土を掘り畝の片方を盛り上げる。

 足跡の付いた片方を掘り畝の盛り上げる。

 畝の上を平らにする。

 マルチフイルムの片方を引っ張り、畝の上にかぶせる。

 マルチフイルムを畝にかぶせたところ。

 フイルムの端を足で押さえながらフイルムを左右に引っ張る。
 ところどころに土を置き、風でめくれないようにフイルムを押さえる。

 フイルムの端を土をかぶせて安定させる。

 畝の端をしっかり押さえる。

 片方のフイルムの端を土で押さえて完成。

 裏の林もT.Sさんのお陰で段々整備されてきました。近いうちにサトイモやインゲンマメを作付けしたいと思っています。いずれツリーハウスも作りたいと思っています。その折には浜野ウッドさんお手伝いお願いします。一度、様子を見に来てください。






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243号 千鳥が淵、靖国神社の夜桜。.裏の林の木を切る。イヌノフグリ。ネギニラ。

2011年04月08日 09時36分52秒 | 花、写真、家庭菜園
 昨夜(4月7日)千鳥が淵と靖国神社の夜桜の様子を見に出かけました。例年だと千鳥が淵ではライトアップがされ、歩くのも困難なほどサクラ見物の人々でごった返していましたが、今年はライトアップもなく人出も少なく、街灯の光のみでのサクラ見物でした。
                            人もまばらな千鳥が淵の道。  
  千鳥が淵のサクラ。
 灯台付近のサクラ。
 靖国神社も例年なら沢山の屋台が出てにぎやかなサクラ祭りですが今年は一つの屋台もなく暗闇の中のサクラでした。宴会の自粛の看板の立っていました。
 宴会自粛の看板。 
 屋台もなく暗闇の中立ち飲みをしているグループ。 

 我が家の裏の林の木を切って畑にしようと思い、息子と木を切ったのですが、木は15メートルを超えるクヌギ、コナラ、ヌルデ、サワラの巨木です。ロープで木を引っ張り切ったのはよかったのですが、木が倒したい方向と違い家の方に倒れてしまい枝が屋根の一部と雨樋にかかってしまいました。たいした被害はなかったのですが妻に「地震でもないのに家が壊れる」と怒られました。
 家のほうに倒れたコナラ。
 これを見ていた数件先のT.Sさんが見かねて「ちょうど貸していたユンボが帰ってきたので、木を切るのを手伝ってやろう」と言ってくれたので、渡りに船とばかりに木を切ってもらうことにしました。林の巨木は機械無しではとても倒せるものではありません。それで木にワイーヤーをかけユンボで引っ張ってもらいながら私がチェンソーで切るという手はずです。ユンボで引っ張るので予想もしない方向に木が倒れることがないのが安心です。木を一本切ると枝を払い、これらを穴の中で燃やし、幹は奥の林に引っ張り込み、次にまた木を切るという手順です。それでも二日間で15本以上の木を処理することが出来ました。チェンソーをにぎりぱなしで、疲れて手をしっかり握れません。近くにユンボを持っている人が住んでおりスムーズに木が処理できたことは幸運なことでした。
 薮のような林。
 下に生えているササを刈り取ったところ。

 ササを処分した林。
 木を切り倒したところ。かなり広い地面が出来ました。
 違う方向の木を切る前。
 木にロープをかける。
 木を切った後。見晴らしがよくなった。

 昨年必死に探していたイヌノフグリが我が家の庭で今咲いています。昨年彦根の人が採取したものを大津の知り合いが送ってくれたものです。そのこぼれ種が芽生えて咲いたものです。十数年ぶりに見るイヌノフグリです。青い大きな花を咲かせるオオイヌノフグリと異なり、ピンク色の小さな花です。

   イヌノフグリ。

  オオイヌノフグリ。

 日光種苗からネギニラ‘なかみどり’の苗を試験的に栽培するようにと送ってくれました。ネギ‘新里ネギ’♀とニラ‘きぬみどり’♂との交配種だそうです。新種の野菜で葉はキョウザの具、おひたし、ヌタ、サラダ、漬物、鍋物、炒め物、生でやくみ。つぼみはサラダやおひたし。花は天ぷらなどに利用できるそうです。成長が非常に楽しみです。

 ネギニラの苗。
 畑に植え付けたところ。


 
コメント (2)
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