柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

367号 笠間市 岩間。野仏。稲ハザ。イチジク。ヒロヘリアオイラガ。農薬散布。ハギ。西洋ヤマブドウ。

2013年09月27日 15時13分17秒 | お知らせ

 ようよう、朝夕、涼しくなり、肌寒い日もあります。裏の林の梢でモズも高鳴きを始めました。

 庭のハギも今、盛んに咲いています。以前は玄関脇の植え込みにあったものを裏の林の道脇に移植したものです。ミヤギノハギ、武蔵野ハギ、白ハギ、咲き分けハギなどです。自生のヤマハギと園芸品種の‘江戸絞り’は花が終わりました。

 

 ミヤギノハギ。

 シロハギ。

 武蔵野ハギ。 ミヤギノハギに似るが花がやや大きい。

 ‘咲き分けハギ’。我家の庭で、ミヤギノハギとシロハギが自然交配したようです、。赤と白が混じった花を咲かせます。勝手に‘咲き分けハギ’と名づけました。

 9月22日(日) 久しぶりに老人ホームに居る、母と家族と共に食事しようと出かけました。食事の前に笠間市 岩間地区の里山をドライブしました。ヒガンバナが満開かなと思っていましたが、まばらに咲いてはいましたが、大半はまだつぼみのままでした。野仏の前に数輪咲いていましたので写真を撮りました。

 野仏とヒガンバナ。野仏は赤ん坊を抱いているので子安仏でしょう。

 田では一部稲刈りも終わり、稲がハザに干してありました。最近は機械で稲刈りをし、稲刈りと共に脱穀もしてしまうので、稲ハザ干しは貴重な風景です。

 稲ハザ干し。これも味わい深い秋の風景です。稲ハザで干したコメは美味しいと言われます。農家自家用のコメかな?

 農家の自家用菜園でシオンが満開でした。薄紫の花もまた、秋の風情です。

 シオン。農家などの庭先でよく見かけます。

 9月23日(月)は水戸市にある果樹園に草刈りに出かけました。この果樹園は色々な果樹を植えつけましたが、管理が行き届かず、リンゴ、プルーン、モモなどが枯れてしまいました。果樹園の隣に住んでいる義弟夫婦に時々草刈をやってもらい面倒を掛けています。

 イチジクの‘ヌアール ド カロン’が沢山なっていました。隣の派手というかメルヘンチックな家をバックに写真を捕りました。

 イチジク ‘ヌアール ド カロン’。写真のバックは明るいメルヘンチックな色の隣家。

 イチジク ‘ヌアール ド カロン’。フランスの甘味が極強い品種。 

 今年はカキが沢山なっています。しかし、よく見ると、ヒロヘリアオイラガの幼虫が沢山いました。カキの実もヘタムシが入り病みカキになつているものも多数ありました。

 ヒロヘリアオイラガ。いろんな木の葉を食害する。トゲに触れると大人でも泣きたくなるほど痛い厄介な害虫。

 ヘタムシで赤く熟した柿。

 落下した渋柿。せっかくここまで大きくなったのに中に害虫が入っているのでは?

 あまり沢山害虫や病気が出ているので、義弟が殺虫剤を散布してくれました。無農薬栽培とはなかなか行きません。

 薬剤を散布する義弟。

 畑で繁茂していた沖縄島カボチャが大豊作でした。あまり沢山出来たので知人に配っていますがなかなかはけません。かなりの重さで持ち運びが大変です。

 台所脇のカボチャ。沢山知人に配ったがまだ、玄関内や台所にも数個ずつある。このカボチャは日持ちがすると言う。

 プランター栽培に黄トウガラシが沢山なりました。以前、大分の国東物産展で買ったものを蒔いたものです。かなり辛い品種です。

 黄トウガラシ。

 西洋一才ヤマブドウの実もなりました。小粒ですが味は栽培ブドウより濃厚です。

 西洋一才山ブドウ。

 

 

 

 

 

 

 

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366号 熱帯性樹木を温室へ。雲とクモ。鉢植え果樹。雲南地湧金蓮。沖縄カボチャ。ビレア。 他 

2013年09月19日 14時38分45秒 | お知らせ

 台風18号では近畿地方から東北地方にかけて豪雨や竜巻などで多くの方々が罹災されました。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。小生の方はさしたる被害も無く、ホットしているところです。

 9月14日(土)は台風が直撃しそうなので、温室に入れるには少々早すぎると思いましたが、熱帯性の花木、果樹を温室に取り込みました。かなりの数があるのでアット言う間に満杯になってしまいました。これから来年4月の末まで半年以上、植物たちににとっては窮屈な日々です。

 温室に取り込んだ熱帯性花木、果樹。温室はガラス温室(6坪)内にビニールハウスを作ったもので2重になっています。

 9月17日(火)。台風一過、空は晴れ渡りましたが一部秋雲がかかっていました。雲を見ていると高いところ(5メートルくらい)にクモが巣を張っているのを見つけました。2cmはあると思われる大きなクモです。我が家の2階の屋根から10m以上は離れているジューンベリーとの木の間に糸を張っています。四方に張る縦糸(?)だけでも10本程度は必要と思いますが、どのように張るのでしょうか?不思議な能力を持つ生き物です。非常に興味深いことです。

 高いところ(円内)に巣を張るクモ。

 オニグモの一種かな? これだけ大きいとかなりの重さだと思います。よく10m以上も離れた所を飛べるものだと感心します。

 鉢植えの果樹が熟し始めました。リンゴの‘紅富士’、‘アルプス乙女’、大実ナツメ‘駿棗’です。

  リンゴ ‘紅富士’。7個ほどなっています。

 リンゴ ‘アルプス乙女’。実は小さいが味は‘紅富士’より良い。

 大実ナツメ‘駿棗’。ぼちぼち食べごろ。あまり色付く前に食べるのがジューシーで美味。近所のSさん宅に大きなナツメの木があり、花は沢山咲くけれども実がならないというので、受粉用に貸していました。Sさん宅のナツメも10個ほど実は付きましたが、当方の方は鉢植えながら沢山実がつきました。

 Sさん宅でウンナンチユウキンレン「雲南地湧金蓮」が咲いたので撮影をさせてもらいました。

 雲南地湧金蓮。この花は春に咲くものと思っていましたが、株が充実すると季節に関係なく咲くようです。地から湧き出る金色のハス。名の通りのイメージ花です。

 ついでにバナナピーマンの撮影もしました。苗は当方があげたものです。当方は畑に植えたのですが、カボチャと雑草に負け、消えてしまいました。

 実が沢山なったバナナピーマン。

 カボチャと雑草で覆いつくされた裏の畑を息子が処分してくれました。カボチャやトウガンなどがあちらこちらからゴロゴロ。近所や知人に分けましたがまだまだあり、処分に困っています。

 トウガン、カボチャ。写真以外にまだまだあります、

 大きくなった沖縄カボチャ。

 ポポーも今年は大豊作で100個以上はなっています。これは日持ちがしないので、これも処分に困っています。木になっているのを見るだけでウンザリします。会社にエンヤラコンヤラと運び知人に配っています。

 大きく育ったポポー。私は年に1個食べれば十分です。

 先日、350円で買ったビレア‘シンブ サンセット’が咲きました。マレーシアなど東南アジアの山間地に生える石楠花の一種です。

 ビレア ‘シンブ サンセット’。オレンジに赤みがかった縁取りの夕焼け色が魅惑的。

 

 

 

 

 

 

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365号 ミツバチの逃亡。ナンバンギセル。ベッセラ エレガンス。アップルゴーヤ。ゴーヤチャンプル。他 

2013年09月12日 17時11分35秒 | お知らせ

 9月5日(木)と6日(金)は東京で仕事をするために出かけました。茨城のミツバチがスズメバチに襲われていたので心配でした。土曜の朝早々に茨城に帰り、ミツバチの巣を見ると案の定、巣はスズメバチに破壊され、大変な事になっていました。ミツバチが気の毒やらガッカリです。 ミツバチは巣を捨て、逃亡したようです。

 ミツバチの巣の惨状。ミツバチの死骸とスズメバチがミツバチの幼虫を獲るために巣を壊した残骸。

 まだ多くのスズメハチがミツバチの幼虫を獲るために巣箱の周りを飛んでいました。ミツバチの「弔い合戦」とスズメバチを捕虫網で捕らえ殺しました。 合計54匹。一匹は生き返り逃げられました。

 捕殺したスズメバチ。54匹。

 巣の中にミツバチの大半は居らず、数匹の孵ったばかりのハチがいました。巣に幼虫は沢山残されていましたが、蜂蜜は全て持ち去ったようです。

 残った巣。蜂蜜は一滴も無し。

 来年はスズメバチ対策を綿密にやらなければならないと思いました。

 昨年、カキの木の下にイトススキとナンバンギセルの鉢植えを地に下ろしました。先日、カキの木の下を見るとナンバンギセルが咲いていました。種がうまくこぼれてイトススキに寄生したようです。

  イトススキに寄生したナンバンギセル。他人の栄養を横取りする寄生植物です。根性悪にしてはきれいな花。

 以前、大津の人からいただいた白花のシュウカイドウが庭の片隅の日陰で咲いています。赤花もありますがこちらは少ないです。

 白花シュウカイドウ。白花は希少なので大事にしていましたが逆に赤花が少なくなってしまいました。

 鉢植えのベッセラ エレガンスが咲きました。名の通り、エレガントな花です。ネットなどで見ると、ベッセラエレガンスと一つの名のように表記しているものが多いようですが、ベッセラ(属名)とエレガンス(小種名)に分けて表記するべきだと思います。

 ベッセラ エレガンス。紫の花の品種もある。

 9月10日(火)は花木センターで3割引きセールだったので出かけました。定価で1万円、購入価格7,000円の予定でしたが、結局、購入価格が1万円を越してしまいました。

 購入した花苗を鉢上げや寄せ植えにしました。写真はその一部です。

 グロキシニア。 3色の寄せ植え。暑さで花がややダレている。

 リンドウ。3色の寄せ植え。白花‘クリスタルアシロ’。ピンク花 ‘メルヘンアシロ’。紫花 ‘シャインブルーアシロ’。

 フユサンゴ「タマサンゴ」。街中でよく見かけますが、いざ写真というと無いので購入しました。寒さに比較的強く、無霜地帯では木質化します。

 アップルゴーヤが大きくなりました。真っ白な実で立派です。苦味は普通のゴーヤよりマイルドです。

 アップルゴーヤ。 巨大で気品がある白い実。味もマイルドで食べやすい。

 昨年作ったゴーヤが自然に芽生えて実がなりました。これも中々美味。

 これも自然に芽生えてなったトウガン。7年ほど前にトウガンを作ったことがありますが、その後作ったことはありません。時々、勝手に芽生えて実がなります。豚肉とよくあい、上品な味ですが、一個は中々食べ切れません。人にあげたいのですが、持ち運びが大変です。

 

 東京にいる妻に電話をかけ、ゴーヤチャンプルの作り方を聞きました。初めてゴーヤチャンプルに挑戦しました。

 豚肉、青いゴーヤを炒める。次に他の野菜を混ぜる。

 エノキダケ、モヤシ、シイタケ、ニンジン、赤ピーマンを炒め、つゆの元、酒、ミリンで味付け。味は{舌先三寸」?でチョチョイと調整。

 最後にポンポンと二個の卵を溶いてまわしかけて出来上がり。

 出来上がりの七分目を皿に盛り付けたもの。写真の色が光源のせいで悪い。

  メチャウマでアット言う間に完食。残りも食べてしまいました。もしかしたら小生は料理の天才かも?

 

 

 

 

 

 

 

 

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364号 あやしい雲。スズメバチ、ミツバチを襲う。ダイコン、ニンジン、ホウレンソウの種まき。

2013年09月05日 21時25分35秒 | お知らせ

 日本各地、大雨、竜巻、落雷などで想定外の被害が出ています。(被災者の方々にはお見舞いを申し上げます。)

 茨城の私の畑は今のところ、被害も無く安堵しているところです。しかし、怪しげな雲が湧き立つ事があり、ゲリラ的な気象の激変がいつ襲いかかるか不安です。

 

 怪しげな雲。雷もなり、雨も降りますが、今のところ、被害が出るような降り方はしていません。

 9月に入ってもアブラゼミが鳴いています。入道雲も湧いてまだ真夏のよう。

 コガネグモの巣。バックは夏の入道雲。最近の天候は雨が降ったり、晴れたり目まぐるしい。

 少しですが秋の気配も感じられる日もあります。このところスズメバチがミチバチを襲い困っています。

 ミツバチの巣箱に入ろうとするスズメバチ。

 スズメバチと戦い、犠牲になったミツバチ。50匹くらいいます。

 スズメバチにおびえて出入りしなくなった巣穴。

 スズメバチは見つけ次第捕虫網で捕り駆除しています。 捕虫網を振り回すとスズメバチが脅しをかけてきます。スズメバチの巣から遠く離れているので刺される事は無いと思っています。スズメバチなどは仕事の役割が決まっていて、ミツバチを襲うスズメバチは働き蜂(エサを探す)で、外敵に対して防衛(攻撃)はしないと私は思っています。防衛(攻撃)蜂は巣の近くにいて老齢の蜂がなります。なぜ、老齢蜂が働き蜂から攻撃蜂に変わるかと言うと、蜂は敵を刺すと針が敵に残ります。という事は刺した蜂は必ず死ぬという事です。よって若い働き蜂は刺さず、老い先短い?老齢蜂が攻撃隊になるという事です。(以上は私の私見で真偽のほどは分らない無いので、スズメバチには近づかないのが無難)。

 補虫網で捕らえ駆除したスズメバチ。30匹くらいは殺しました。ミツバチを襲うスズメバチもエサ探しの仕事で悪気は無いのでしょうが、私はミツバチの味方なので仕方ありません。

 スズメバチの攻撃でかなりの犠牲でミツバチの数が減ったと思い、巣箱を覗くと、まだ沢山残っており安心しました。しかし、あまりスズメバチの攻撃が続くと巣を捨てて逃げる可能性があり心配です。

 9月4日(水)。ダイコン、カブ、ニンジン、ホウレンソウなどの種をまきました。蒸し暑い中、薮蚊と戦い、草ボウボウの畑の草を刈り、耕し、苦土石灰をまき、 肥料を入れ、それから種まきで苦労しました。

 ダイコン‘エベレスト’の種まき。

 整地し、種をまいた畑。

 庭のイチジク‘バナーネ’、‘シュガー’が熟し始めました。いっせいに熟すので生食だけでは消費しきれないのでジャムを作りました。イチジクは不老長寿の果実と言われ、健康によいとされていますが、糖尿病の気がある私には多食はできず残念です。

 イチジク ‘シュガー’。実が小さい。甘味は品種名ほどではない。

 イチジク ‘バナーネ’。大きく甘い品種。蜜が多く痛みやすく、コガネムシやスズメバチなどに食害されやすい。

 収穫したイチジク‘バナーネ’。砂糖を加えジャムを作ったがなぜかやや甘味と酸味がなくものたりない。ペプチンを加えたがあまり固まらなかった。

 

 

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