柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

165号 ミラクルフルーツ、プルーン、ポポー、オトメリンゴ、オオスズメバチの利用 他

2009年09月25日 07時44分24秒 | 花、写真、家庭菜園
 
 鉢植えのミラクルフルーツに実が沢山なりました。ミラクルフルーツの実の果肉を食べた後、レモンなどすっぱいものを食べると、とても甘く感じられ、その名の通りミラクルな果実です。以前は珍しくて一粒1,000円した時もありました。
 私が一番最初に、この木に会ったのは今から23、4年前、伊豆の「バナナ、ワニ園」でした。栽培担当の清水さんが、「今年初めて実がなったんだよ」と言って写真を撮らせてくれました。その時はこの木の不思議さにあまりピンとこず、今のように人気植物になるとは思いませんでした。
 私はミラクルフルーツの木を2鉢育てていますが、双方ともよく花が咲きますが一鉢は実がなりません。おそらく、実生で増やされて、系統によって、成りやすい木、成りにくい木があるのではないかと思います。
 実のなる方の木は温度があれば次々と連続的に成ります。
      
 プルーンやリンゴなどの収穫に良い時期だろうと、連休に水戸の果樹園に出かけました。行って見るとオトメリンゴは真っ赤に沢山実が成っていましたが、8月には枝が折れそうにたわわに成っていたシュガープルーンがほとんどが落ちたり、鳥に食べられていました。木に残っているものも、熟しすぎて、枝で腐り始めているものもありました。実はグニュとした歯ざわりで、味もあまり良くありませんでした。それでも、手が届く所のものは袋一杯収穫しました。オトメリンゴもあまり美味くなく収穫は少しだけにしました。リンゴの‘紅玉’は小ぶりですが酸味と甘みがちょうど良いバランスで美味しいです。
 収穫したプルーンは全て生食するわけにもいかず、味が悪いので他人にもあげるわけにもいかないので、ジャムと果実酒にしました。ジャムは鍋一杯に出来ました。これを食べるのもまた一苦労です。

 
 今年は庭のポポーに沢山実がなりました。実が熟すとドタンという感じで落ちます。落ちると実に傷がつきますので、落ちる直前に収穫します。収穫のタイミングがやや難しいです。味は熱帯果樹の系統で、熟したバナナのように思います。冷蔵庫で冷やして食べると美味しいです。これはなかなかの人気で妻も好きだと言っています。また、他人にあげても喜ばれます。 私は半分も食べれば十分です。
 ポポーは熟期が一時に集中して、その上、日持ちが悪いのが欠点のようです。しかし、日持ちが悪いので果物屋に並ばないので、食べたい人は庭に植えるしかありません。 イチジクも順次熟しています。これは庭仕事していて小腹がすいたときに、ちょっと食べるには重宝します。
 それにつけてもこの時期は、あちらこちらからも、早生ミカン、ナシ、ブドウなども到来して、果実だらけです。少々、糖尿気味の私にとっては食べたいし、あまり食べてはいけないしとジレンマの日々です。
  
 先週、ミツバチを襲うズズメバチをハエタタキでやっつけていると書きましたが、このスズメバチをなにかに利用できないものかと考えていました。「毒をもって毒を制す」と言う言葉があるようになんとなく身体に何か良い効果があるのではないかと思っていました。妻が畑に来た人から「農協でスズメバチ酒が高価で売られている」と聞いたと言っていました。インターネットで調べると、高価で売られている記事がありました。薬効は疲労回復、血糖値の是正、コレステロールの是正、美肌効果があるようです。
 早速、たたき落としたスズメバチを焼酎につけました。しかし、飲むのには少々勇気がいります。

 
 先日、花木センターで3割引の日がありました。プランター、球根、野菜のタネ
 、薬品などを沢山買いました。培養土は3割引でもホームセンターよりも高いように思えたので、ホームセンターで買いました。これからまた、タネをまき、栽培で忙しい日が続きます。やれやれ。

 ナガサキアゲハの件で「スタジオA」さんからコメントをいただきました。ありがとうございました。
 横浜ではナガサキアゲハは以前から生息しており珍しい事ではないとありました。横浜と茨城では年間平均温度は相当違うのではないかと思います。かなり寒い茨城でもナガサキガゲハが見られるのはやはり地球温暖化のように思われます。 

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164号 メマツヨイグサ、フォックスフェイス、ベビーパプリカ、ナガサキアゲハ

2009年09月18日 14時34分49秒 | 花、写真、家庭菜園
  
 家のすぐ近くの道ばたにメマツヨイグサが咲いています。先日、夕方に花が咲けば写真を撮ろう何度かようすを見に行きました。でもいつまでたっても花が咲かず、あたりが暗くなってしまい撮影が不可能になってしまいました。仕方がないので翌朝、撮影のため出かけようとすると一面キリが発生していました。幻想的な風景で早起きをしてちょっと得をしたような気持ちでした。メマツヨイグサもあまりしおれておらず何とか撮影できました。メマツヨイグサの花びらと花びらの間に隙間があるものをアレチマツヨイグサと区別する場合もあるようです。

  
 近所に90歳をいくつも過ぎたお婆さんが一人で住んでいます。家の周りの土地面積はゆうに1,000坪を超えています。そこをいつも一人で野菜や花を作っています。垣根越しにフォックスフェイスが沢山なっているのが見えます。畑仕事をしているお婆さんに声をかけてフォックフェイスの撮影をお願いしました。
 フォックフェイスに実をならすのはなかなか難しく、多くは実が熟さないうちに冬が来ていまい失敗することが多いようです。
 お婆さんは「今まで、何度も作ったがいつも失敗していたのに、今年は良く成った。こんなに成るのはぼちぼち私にお迎えが来るのかもわからない」と笑いながら話していました。また、「これはあげられないよ。この枝は妹に、この枝は娘にと行き先はみな決まっているからね」と言うことでした。

      
 ベランダで作っている、ベビーパプリカとコカブの‘あやめ雪’です。ベビーパプリカは売れ残って捨て値で売っていたものを買ってコンテナで栽培しました。小さな実ですが赤、黄色、ブロンズ色と鈴なりになりました。実は甘く生食できサラダなどに良いようです。
 コカブもできましたが葉をキスジノミハムシとカブラハバチに食われてぼろぼろになり、写真にはちょっと良くない状態になってしまったのは残念です。

 庭の木に大きなアゲハチョウがやや弱った状態で止まっていました。はじめ、モンキアゲハの雌ではないかと思っていましたが図鑑で調べるとどうもナガサキアゲハの夏型のようです。図鑑の説明ではナガサキアゲハの分布は近畿地方以西とありました。これがナガサキアゲハなら温暖化現象でここ茨城県小美玉市でも見られるようになったのでしょうか? それとも台風か何かで飛ばされてきたのでしょうか?

 
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163 号 ニホンミツバチとオオスズメバチ、キクイモ、キリを切る

2009年09月11日 18時48分02秒 | 花、写真、家庭菜園
    
 ニホンミツバチの巣箱にオオスズメバチが飛来して、巣の中に入り、ミツバチの子を襲うようになりました。巣箱にスズメバチが入るのは、出入り口が大きすぎたようです。出入り口の高さを調節して、ミツバチが出入りでき、スズメバチが入れないようにしました。それでもスズメバチが入り口で中に入ろうとするので、ハエたたきで殺しています。しかし、失敗すると、ぶんぶんと脅してきます。小次郎のツバメ返しのように、ハエたたきで猿麻呂のスズメバチ返しをやるのですが、なかなか払い落とすことは出来ません。成功するのは5回に1回くらいの確率です。相手は1匹ですので刺すことはまずありません。
 落としたスズメバチを置いておくと次の日には影も形のありません。生き返ったかと思いましたが、なんとなくスズメバチが死んだスズメバチを巣に持ち帰ったように思いました。落としたスズメバチを置いて置くと案の定スズメバチが死がいを運ぼうとしていました。それで以前古道具屋で100円で買った、ハエ取り器を仕掛けたところ見事に入りました。
 ミツバチが全滅するといけないので、時々巣箱を見張っていますが、これがなかなかの仕事です。

  
 今、ちょっと郊外に行くと、黄色い花が目立ちます。これが名前を分類するのがなかなかの難物でキクイモなのかイヌキクイモなのか見た目ではわかりません。
 イヌキクイモの開花期のほうがキクイモよりやや早いようで、大きな違いは根にイヌキクイモは小さな芋しか付きませんがキクイモは秋にショウガのような芋が沢山付きます。写真はキクイモのようですが、まだ芋は小さいでした。イヌキクイモの芋はもっと小さく紡錘状です。

        
 以前、庭の畑にキリが芽生えました。キリの花はなかなか良いものなので、花を見ようと家の端に植え変えました。ところが、キリの成長はものすごく早く、瞬く間に屋根より高くなってしまいました。一度、切れるぎりぎりの高さで切ったのですが、そこから2本の枝が伸び、また屋根より高く伸びてしまいました。秋になると葉が落ち、屋根の樋を詰まらせるので、業者に切ってもらうことにしました。
 私は切るのに上部からだんだんと枝を落として小さくしながら処理するものと思っていましたが、業者は下枝は多少切りましたが、ユンボで木を固定した後いきなり幹を切り始めたのにはビックリしました。バランスを崩して木が倒れて家を壊すのではないかと心配しました、しかし、見事に、バランスを崩すことなく処理したのには感心しました。木がなくなって、書斎に西日が直接当たるようになってしまいましたが仕方ありません。
 業者に払う処理費は税込み47、250円で大きな出費です。庭に大きくなる木は植えないようにした方が良いようです。
 まだ、庭にはネグンドカエデ、トウカエデ、ケンポナシ、サクラなどが大きくなってきました。何とか近いうちに自前で処理しようと思っています。
 
bluestarflowersさんネリネについていろいろご心配おかけしました。いただいたネリネはやや徒長気味ですので、今年はおおきさの区別はわかりません。来年は日当たりで締めて育ててみようと思っています。どうもありがとうございました。
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162号 フェニックス、キャッテール、原種ネリネ、ヒメシラタマホシクサ、西洋サンシュユ ‘ショリコ’

2009年09月03日 20時24分07秒 | 花、写真、家庭菜園
 Aさんはふいに事務所に遊びに来る人なんですが、埼玉県では大地主です。
 Aさんのお嬢さんB子さんはAさんが勧める縁談をことごとく断り、Aさんと半分勘当状態にありました。
 ところが、Aさんが知らない内にB子さんはCさんと結婚してしまっていたのです。そのCさんが、先の衆議院選挙で民主党から立候補することになり、Aさんは仰天してしまいました。Aさんは今までのいきさつはともかく、いろいろと選挙運動を援助しました。そして、めでたくCさんは当選しました。
 今まで私の知人で政治関係の人は県会議員が最高でしたが、今度は間接ながら衆議院議員とも知り合える機会があるかもしれません。特別にお願いすることはありませんが、何かの時にはAさんを通じて力になっいただけるかもしれません。
 Cさんには何はともかく、国民のため頑張っていただきたいと思っています。

  
 先日、千葉県のOさん宅(別荘)をお借りして、撮影をしました。OさんもAさんと同じく裕福な方です。お宅の庭にフェニックスが沢山植えられていますが、Oさんが言われるには、「このフェニックスは少し曲がっているので、安く1本20万で買った。」と言うことでした。1本20万円でも安いと言うことですが、金持ちにはかないません。

 
  
 Oさん宅の撮影の折、たまたまこのブログにコメントをくださるbluestarflowersさんが撮影の手伝いに来ておられました。その時にbluestarflowersさんから、ネリネの原種、ウンタタとマソニオルムをいただきました。大変貴重なもので、うれしかったです。しかし、花が咲いてみるとウンタタとマソニオルムの違いがまったくわからないのです。この二種の違いはどこにあるのでしょうか?おわかりの方がございましたらお教えください。
 ネリネの園芸種は開花の時は葉がありませんが、この二種は開花のときに細い葉があります。
 bluestarflowersさんありがとうございました。あらためてお礼申し上げます。

  
 以前に、西武百貨店の園芸店でヒメシラタマホシクサというものを買いました。
これが花を咲かし始めましたのですが、この花の来歴が全くわからないのです。
 どこの原産なのか、園芸品種なのか1年草か多年草か、おわかりの方がございましたら、これもよろしくお願いいたします。


 キャッテールがようやく見られるようになりました。いつも水切れで枯れそうになり悲惨な状態にしてしまうのですが、今回は水やり、肥料やりに気をつけて栽培しました。
 
 西洋サンシュユの‘ショリコ’がようやく実を2ケつけました。これは6年前の春に苗を買ったものです。サンシュユの‘金時’と隣り合わせに植えてあり、花もよく咲くのですが、相性が悪いのでしょうか、実付きが良くありません。

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