柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

293号 イヌノフグリ、ジャガイモの植え付け、裏の畑、筑波実験植物園、カツラ、サンシュユ 他。

2012年03月30日 08時37分38秒 | 花、写真、家庭菜園
 一昨年、彦根の方からいただいたイヌノフグリが花壇の隅に数株芽生え、それが花を咲かせ始めました。雑草ですが大事にしています。オオイヌノフグリも青い花を咲かせています。繁殖力が強いので嫌われていますが、ブルーの青空のような花は綺麗で私の好きな雑草の一つです。

   赤味ががった花のイヌノフグリ。

 青い花のオオイヌノフグリ。

 3月25日(日) ようやく、ジャガイモ8種を植え付けました。十分に植え付け畝を準備したつもりでしたが、植えつけてみると畝が足らなくなりました。急きょ別に畝を作りました。それでも畝が足りないので、種イモは切らずに丸ごと植えつけました。(作付けはNHK出版の「やさいの時間」藤田 智先生指導に準じました)。

 区画したジャガイモ畑。畝幅60センチ。畝に隅から35センチの所(片方は25センチ)にヒモを張る。中央は作業用の道。生育途中で土寄せをするので平畝。

 幅の広い35センチのヒモに沿って植え溝を掘る。植え溝の中央に種イモを植え付けると、ちょうど畝幅の中央にイモが植えられることになる。

 イモとイモの間隔は30センチでシャベルの長さと同じ。

 イモとイモの間に堆肥と化成肥料を施す。

 植え溝に並べたイモと肥料。

 土をかぶせて植え付け完了。


 3月27日(火)の朝、大方区画を終えた裏の畑に霜が降り、白っぽく見えます。種が霜柱で浮き上がる恐れがあるので春野菜の種まきはもう少し遅らせます。温室ではキャベツなどの芽は出ています。

  霜で白っぽく見える畑。植えつけたジャガイモが少し心配。

 朝からよく晴れ青空がとても綺麗でした。カツラの花が咲いているのではないかと筑波実験植物園に出かけました。しかし、残念ながらカツラは赤い芽が少し出た状態で遠目ではまだ枯れ木の状態でした。先週のハナノキに続いて空振りでした。それでも、ウメ、オオバヤシャブシ、サンシュユ、トサミズキ、ミツマタなどの花が今盛りと咲いていました。

  枯れ木の状態のカツラ。

 枝先では少し芽が赤く出ている。

  中央広場のウメ。

     オオバヤシャブシ。

  サンシュユ。

    トサミズキ。

  ミツマタ。

 毎年3月始めには池にガマガエルが産卵のためたくさん来てカエル合戦をやるのですが、今年はカエルが来ないので心配していました。3月28日(水)池の方でカエルの鳴き声がするので行って見ると10匹ほどいました。例年に比べてかなり少ないようです。裏の林を畑にしてしまったせいもあるようです。

 ようやく来たガマガエル。










       



 
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292号 茨城県植物園、ハナノキ、ハシバミ、ヒスイカズラ、ウメの鉢栽培、春サザンカ。

2012年03月23日 17時22分00秒 | 花、写真、家庭菜園
 3月20日(火)、もうハナノキが咲いているだろうと思い、茨城県植物園に出かけました。しかし、残念ながらハナノキのつぼみはまだ固く、枯れ枝の状態でした。

 ハナノキ。まだ冬の枯れ枝状態です。

 ハナノキの幹。

 ハナノキはダメでしたがハシバミの雄花がヒモ状にたくさんぶら下がっているのを見つけました。雌花は枝に小さく咲いており赤褐色ですが目立ちません。

 ハシバミの雄花。

 ハシバミの雌花。目立たない小さな花。

 温室ではカトレアなどの洋ランが展示されており、世界の昆虫展も催されていました。世界のカブトムシも生きた状態で見られました。花はヒスイカズラ、マイソルヤハズカズラ、ニオイバンマツリ、マンゴウなどが咲いていました。

   ヒスイカズラ。以前は珍しい花であったが今はどこの温室でも見られる温室植物の定番。独特の青い花。何となく盆ちょうちんの色に似て、異世界の花のよう。

   マイソルヤハズカズラ。紫の花を咲かすベンガルヤハズカズラなどと異なり黄色に赤い縁取りがあり、変わった花形の珍しい花。

 ニオイバンマツリ。花色が紫から白に変わっていく。良い香りがする。

 ようやくウメが咲きました。鉢栽培の実ウメ‘南高’‘白加賀’も咲き始めました。人工受粉をしてやりました。

   実ウメ‘南高’。

   実ウメ ‘白加賀’。

 フクジュソウの‘三段咲き’がその品種名の通り黄、緑、黄と三段に咲きました。外側の花は終わりかけています。

 フクイジュソウ ‘三段咲き’。

 石岡市の国道6号沿いに春サザンカ‘笑顔’が見事に咲いています。車から見た時はツバキだと思っていたのですが、車から降りよく見ると春サザンカの‘笑顔’でした。

 綺麗に刈り込んだ春サザンカ‘笑顔’。






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291号 春の寄せ植え、キンチャクソウ、アサツキ、ノビル、プリムラ・デンティキュラタ 他。

2012年03月15日 17時00分50秒 | 花、写真、家庭菜園
 3月11日(日)なにげなくNHKBS1の「スポーツのチカラ」と言う番組にチャンネル合わしたところ、我輩が卒業した滋賀県立膳所(ぜぜ)高校の名が目に入りました。スポーツではあまりパッとしない学校なので、スポーツで何か優勝でもしたのかといぶかりながら見ていました。アナウンサーの解説では、膳所高校のヨット部が、岩手県の宮古高校と宮古商業高校のヨット部が東北大震災の津波でヨットを流され練習ができない事を知り、いの一番に、自分達にも大事なヨット(200万円ほどする)を進呈する事を決めたと言う話でした。解説者は「素晴らしいシーマンシップ」だと褒めていました。我が後輩達もなかなか素晴らしい事をやるものだと思い、誇らしげに思いました。

 先日、NHKの「趣味の園芸」を見ていたところ、春の寄せ植えをやっていました。私も寄せ植えをやりたくなり園芸店に花を買いに出かけました。先日買ったジャノメエリカを中心にスイセン、ミヤマホタルカズラ、斑入り葉のチューリップ、斑入り葉のラミウムをアレンジしてみました。

 花のボリュームに対してやや鉢が大きいかな。

 もう一つは昨年の初冬に作ったものです。ローズマリーを中心にビオラ、ガーデンシクラメンなどを中心にアレンジしました。これもこの冬の寒さでまだもう一つボリューム感がありません。暖かくなれば良くなってくるでしょう。

 毎日、昼間は日の当たる所に出し、夜はコンサバトリーに入れるので面倒です。

 キンチャクソウ「カルセオラリア」を買いました。いつも思うのですが、つくずく面白い形の花だなと思います。名の通り昔の小銭入れのキンチャクに良く似ています。黄に茶の斑点が入ったものと真っ赤なものを買いました。



 ユーモラスな形の花のキンチャクソウ「カルセオラリア」。

 ドーンバレータイム、レモンタイムの苗を買ってきて鉢に植え替えました。これらもまだボリューム感がありませんがこれも、その内良くなるでしょう。

 ドーンバレータイム。 

 レモンタイム。

 庭の道のヘリにノビルとフキノトウが出てきました。おそまきながら庭のあちらこちらに小さな春を見つけることが出来ます。

 フキノトウは食べるにはやや遅いかも。

 寄せ植え素材に使ったミヤマホタルカズラ‘ザ・スター’です。ホタルカズラは日本の山野に自生していますが、ミヤマホタルカズラと言っても日本の高山植物ではありません。フランス西部、スペイン、ポルトガルの海岸に生えているそうです。 ミヤマホタルカズラ‘ザ・スター’、品種名の通り星をイメージする花です。

 プランターで栽培していたアマドコロをテラコッタの鉢と裏の林に植え替えました。プランターから沢山の根茎が出てきました。まだ、新芽は伸びていませんでしたので、植え替えは楽に出来ました。

 アマドコロの根茎。新芽は甘くトコロ(ジネンジョ)に似ているのでこの名がついたそうです。


 
 
 

  
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290号 ロウバイ、ジャノメエリカ、サラダミックスの収穫、パセリのペットボトル栽培、花壇の植え付け。

2012年03月08日 17時22分17秒 | 花、写真、家庭菜園
 庭のロウバイも花の盛りが過ぎたようです。以前はつぼみが沢山あったように見えたのですが、花数が思ったより少ないようです。木の下に沢山の花が落ちています。どうもヒヨドリが花の蜜を吸うために花を落としてしまったようです。我が庭ではヒヨドリが一番の害鳥です。何とかヒヨドリだけを追い払う方法はないものでしょうか?

  庭に咲くロウバイ‘満月’。単なる素芯と思っていたのですが中心部に少し茶色のしみがあるので‘満月’とわかりました。

 先日、ジャノメエリカを買いました。プラスチック鉢に入っていたのを有り合わせのテラコッタ鉢に植え替えました。

      ジャノメエリカ。いつもイメージ通りの発色がせず困っていましたが今回は何とか色はが出ました。

 ガーデンレタスミックスと和風サラダミックスの2回目の収穫をしました。

 大きく育ったガーデンレタスミックス。

 収穫。

 収穫したガーデンレタスミックス。

 3回目の収穫の為に液肥を与える。

 大きく育った和風サラダミックス。

 収穫。

 収穫した和風サラダミックス。

 3回目収穫のために液肥を与える。

 先日、ペットボトルにイチゴを植えましたが、今回はパセリを植えました。

 パセリのペットボトル栽培。

 一回収穫したトウミョウをイチゴパックに入れて水を与えたところ、新しく芽が伸びました。なかなか生育旺盛です。1回目以上の収穫があります。

    勢い良く芽が伸びたトウミョウ。

 3月6日(火)と7日(水)は暖かく、ヒバリが鳴き、ウグイスも忍び鳴きを始めました。
 以前にいただいたのですが、寒さを警戒して植えてなかったキンセンカと色々の種をミックスした花苗を植えつけました。キンセンカは戻り寒波にも耐えるでしょうが、小さな花苗は耐えられるか心配です。

  花壇に植えつけたキンセンカと花苗。花壇が少し明るくなりました。










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289号 日光種苗(株)からのいただきもの、クリビア‘キャンドール’、フクジュソウ、フキタンポポ。

2012年03月01日 09時40分36秒 | 花、写真、家庭菜園
 先週2月22日8(水)に来春の出版企画の相談で日光種苗の小川さんをお尋ねしました。出版企画については「出来る範囲で」と言う事でご支援いただくことになりました。会話の中で小川さんが「ヒノキはアレロパシー作用が強いので、樹下に山野草を植えても上手く育たない。」と言われました。私はエヒメアヤメをヒノキの近似種のサワラの下に植えていたので、早速、他所に植え替えました。そう言われてみるとサワラの近くのオウレンもあまり元気がないようです。帰りにアキノワスレグサ、ミシマサイコ、マオウ、イヌトウキ、紫金杉を栽培見本用としていただきました。

 日光種苗(株)さんからいただいた苗。

 アキノワスレグサ。ユリ科。沖縄ではクワンソウ(地域により呼び方が異なる)と言われて野菜として栽培もされています。不眠、イライラなどに効用があると言われる。秋に花が咲き、憂いを忘れるのでアキノワスレグサの名がついたようです。いただいた苗に青い芽が伸びていましたので寒さには強いようです。

 ミシマサイコ。セリ科。肝機能を促進させると言われる薬草。花も綺麗で生け花にも使われます。

 イヌトウキ。セリ科。日本山人参と言われ、ヒュウガトウキと同じものと思われる。最近、健康食品として注目されています。

 マオウ。重要な薬用植物であるが薬事法などの関係で薬効をうたって販売はできないと言う事です。観葉植物として扱っているそうです。スギナを大きくしたような姿で常緑。寄せ植え素材として面白いかも。

 シキンスギ(紫金杉)。イチイ科。これも薬用があるとのことです。寒さで葉が黄ばんでいますが春には芽が出るそうです。かなりのレアものではないでしょうか? 
 日光種苗(株)さんありがとうございました。いずれも大事に育てたいと思っています。

 今年もクリビア‘キャンドール’が咲きました。寒さで葉先が枯れました。
 クリビア‘キャンドール’。クンシラン「クリビア ミニアータ」と下垂性クンシラン「クリビア ガーデニー」との交配種。

 

 寒い寒いと言いながらも晴れて暖かい日に庭を散策するとフクジュソウ、フキタンポポ、スノードロップなどが咲き、春の到来を告げてくれます。エビネの花芽も膨らんできたようです。

  まだ、満開ではありませんが、咲き始めた庭植えのフクジュソウ。

 フキタンポポ。フクジュソウ(キンポウゲ科)に似ているがこちらはキク科。

 2月29日(水)に降った雪の中で咲くスノードロップ。

 晴れた日のスノードロップ。

 芽を出したエビネの花芽。

 先日、840円で買った岩石植えのセツブンソウが咲いています。

 セツブンソウ。花数が少なく、丈も低いのでややさびしい。このままでの栽培は難しそうなので花後、地に降ろすつもりです。

 雪が降り、裏の畑や林が寒々しく感じられます。3月は暖かい日が続くそうです。本格的に花木や野菜の栽培が始まります。畑の畝つくりを急がなければなりません。気の急く毎日です。

 雪が降り寒々しい畑と林。


 







 




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