柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

5号 平磯海岸とダレシャンピア、ホタルブクロおよび絞り咲きキキョウ

2006年07月28日 15時57分34秒 | 花、写真、家庭菜園
 

メモ 那珂湊漁港 ひたちなか市


メモ 平磯海岸 ひたちなか市平磯

先日、関西から、知人が来たので、茨城の観光地を案内しようとしたのですが、茨城にあるような寺社は関西人に見せられないし、これと言った温泉もなく、困りました。そこで、あまり綺麗でない、大阪湾しか見たことがないだろうから、太平洋に面した海を見せようと思い、大洗に案内いたしました。大洗の海岸線はほとんどが、町営の駐車場になり、普段は無料ですが、夏の間は、サーフィンが出来るところは、1、000円、海水浴場は850円取られるようになっていました。海に入るわけではなくばかばかしいので通過、北上して、那珂湊漁港に行きました。漁港は昼過ぎでもあり、観光乗り合い魚つり船も岸につながれ、閑散としておりました。魚を釣っている人がいましたので、見ておると小型のアジが少し釣れていました。
そこから、さらに北の平磯海岸に行きました。太陽の光は十分ではありませんが照っておりました。
海岸では、磯遊びをする子供たちがおりました。満ち潮で砂浜や岩場が少なく残念でした。それでも、子供が網ですくった小さなハゼ、スジエビが少し採れていました。
海遊びはこちらの方をお勧め。


 去年買った、ダレシャンピア ディオスコレイフォリア、和名「フウチョウカシワ、風鳥柏」、流通名 「ブルー バタフライ」を鉢のまま、庭に出したら、つるがどんどん伸び、所々に花をつけました。特異な花の形をしており、蝶の羽のようなものは、総苞で、花は中心部にあります。似たものにダレシャンピア レッリアナがあるそうです。


メモ ダレシャンピア ディオスコレイフォリア 和名 「フウチョウガシワ、風鳥柏」流通名「ブルー バタフライ、バタフライ バイン、パープル ウイング」 トウダイグサ科 学名 Dalechampia dioscorefolia 園芸分類 半耐寒性常緑つる植物

 これも昨年買ったもので、変わった花を咲かせる、ホタルブクロ。「白糸の滝ホタルブクロ」と言って流通しています。他のホタルブクロとはかなり異なった花の形をしています。私には栽培がやや難しく、花茎が1本しか出ず、しかも雨で綺麗に咲きませんでした。これはつぼみのアップの写真です。開花した写真は次回にお見せします。うまく咲くかな?



メモ ホタルブクロ‘白糸の滝=Beautiful Trust’ キキョウ科 学名 Campanula takeshimana ‘Beautiful Trust’ 園芸分類 耐寒性宿根草

 これもまたまた、昨年買ったものです。絞り咲きキキョウ。花全体に、霧吹きで吹きかけたような模様が出ます。少し抱え咲きです。買った株が弱ったので、挿し木で更新しました。



メモ キキョウ‘絞り咲き’ 学名 Platycodon grandifiorum 園芸分類 耐寒性宿根草
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4号 「結の里」と「ワープステイション江戸」およびキバナノセッコク

2006年07月21日 15時48分34秒 | 花、写真、家庭菜園
空が大泣きして、あちらこちらに被害が出ております。気候の異変、社会の貧富の拡大で、高齢の刑務所の入所者の増加、国民健康保険の滞納で病院にも行けず、病人にもなれない人が激増しているというニュース特集を見ました。子供の虐待や殺人事件の頻発。どこか、気候、社会、人心の歯車が狂っているようです。
 先日、菜園を借りている「シビックガーデン」(茨城県小美玉市農業公社運営)の研修視察で、埼玉県宮代町の「結の里」に行ってきました。「結の里」は貸し農園で、(有)新しい村 経営。東武動物公園に隣接し、ジェットコースターに乗った人の嬌声が聞こえていました。
広い土地に農産物産所、パン、ジャム、味噌などの工房、わんぱく広場、果樹園、ハーブガーデンなどあるなかの施設の一つです。貸し農園は一区画30㎡で利用料金は一区画一年16,000円。一家族2区画まで借りられます。農機具は全て貸し出し。集会所「農の家」があり、研修や休憩に使われます。シャワー施設もあります。管理の悪い耕作者にはイエローカードが出るそうです。
作付け状況は「シビックガーデン」と同じようでしたが、少し「シビックガーデン」の方がうまいという参加者の感想でした。

メモ (有)あたらしい村 〒345-0824 埼玉県南埼玉郡宮代町山崎777-1 
℡ 0480-36-344


 帰りに、キリンビール取手工場見学、「ワープステーション江戸」に立ち寄りました。
「ワープステーション江戸」は(財)茨城県開発公社運営で広大な土地に、城門、武家屋敷、商家、町屋などが再現されている施設です。映画のオ-プンセットのようなもので、時に、映画や、テレビの時代劇に利用されています。しかし、連休の中日というのに閑散としておりました。建物があるだけで何のイベントも無く、江戸時代の繁栄した雰囲気は皆無でした。子供に興味のあるものも無く、大人で1時間で全て見られるようなもので、二度、三度と訪れたいと思う施設ではありませんでした。開発費用やメンテナンスに多額の県税が使われているのではないかと、茨城県民としては釈然としない思いをしました。

メモ 「ワープステーション江戸」〒300-2306 茨城県つくばみらい市南太田1176
   ℡ 0297-47-6000

昨年秋に購入し、コルクの樹皮につけたキバナノセッコクが咲きました。今年は花を見るのは難しいと思っていましたが、花数は少ないが淡黄緑の花です。無加温のビニールハウスで越冬させました。

メモ キバナノセッコク ラン科 学名 Dendrobium tosaense 自生地 伊豆八丈、四国、九州、沖縄、台湾 園芸分類 常緑多年草



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3号 靖国神社 みたま祭りと夏の花

2006年07月14日 15時43分18秒 | 花、写真、家庭菜園
 晴れるでもなく、降るでもなく、息の詰まるような蒸し暑さで空気がどんよりと粘りつくように重く感じます。茨城では7月12日にニイニイゼミやヒグラシが鳴き始めましたが、まだ、ウグイスやヒバリが鳴いています。14日には東京でミンミンゼミが鳴いています。
夕べは、会社の近くの靖国神社の「みたままつり」に行ってきました。小泉首相の参拝問題で、いろいろ物議をもたらしていますが、多くの老若男女がなんの屈託も無く集っておりました。外国人も多くおりました。焼きそば屋、杏飴、ベビーカステラ屋、射的など多くの屋台が出ており、見世物小屋、お化け屋敷などがあり、にぎやかでした。



葉に白い斑が入ったギンスジツユクサが以前から咲いていましたが写真に撮りました。ツユクサは夏の野草として観賞価値がありますが、繁殖力が強く、庭に植える気はしませんが、ギンスジツユクサは数本ですが植えています。毎年、こぼれ種で芽生えます。
 


メモ ギンスジツユクサ ツユクサ科 学名 Commelina communis f.variegata 園芸形態 1年草

鉢植えのカカヤンバラ 別名 ヤエヤマノイバラが咲きました。挿し木苗で15センチほどの木に、直径5センチほどの純白の花です。残念ながら、一日で花は散ってしまいます。カカヤンとは、今のフイリッピン ルソン島のことで、そこから、持ち帰ったのでこの名がついたそうです。



メモ カカヤンバラ 別名 ヤエヤマノイバラ 八重山野茨 バラ科 学名 
Rosa bracteata  園芸形態 常緑低木、四季咲き、耐寒性 やや弱

 先日、園芸店で買った、パラシュート プランツ「セロペギア サンダーソニー」が次々と咲いています。小鉢で育てていますが、つる性で旺盛に伸びています。花は名のとおりパラシュートに似ていますが、メリーゴーランドのようにも見えます。パラシュート プランツ Parachute plant は英名で、アンブレラ フラワー Umbrella flower とも呼ばれています。




メモ パラシュート プランツ 別名 アンブレラ フラワー 園芸名 酔竜 ガガイモ科 学名 Ceropegia sandersonii 園芸形態 常緑つる性 耐寒性 弱




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2号 新潟 緑の旅

2006年07月07日 16時11分12秒 | 
 先日、学生時代の友6人と、新潟県柏崎市高柳荻の島にホタル見学に行ってきました。残念ながら、雨が強く降り、たくさんのホタルを見ることが出来ませんでしたが、50匹を超える数はいたように思われました。
 不思議なことに、点滅する黄色い光の懐中電灯に遠くの山や谷から湧き出るように、たくさんのホタルが飛来してきました。それは、友が友と集うように、また、森や谷にひそむ精霊が浮遊するかのように見え神秘的な光景でした。
その後、じょんのび村(宿泊施設名)に投宿。温泉は「楽寿の湯」と言い、淡い紅茶のような色でした。

 翌日は、荻の島の青田に点在する古民家を見ながらの散策、青田に吹く風にそよぐ若稲は、緑の海に立つ小波のようでした。
 田の畔には真っ赤にタワラグミが実っておりました。「味見をどうぞ」と言う声の先を見ると、畑仕事をしている老女の声でした。女性の友は、早速、赤い実を口元へ、「味見だけでは済みそうにないわね」。その味は甘く、ほんの少しの渋みがありました。グミは幾たびか味わうことがありましたが、その度に、子供の頃を思い出すのは不思議です。

メモ 「古民家」の在所 柏崎市高柳荻の島

 その後、車でブナの純林「美人林」へ、このブナの林はブナの巨木が木炭生産のため伐採された跡に80年ほど前に奇跡的に再生し、それを保護しているそうです。まだ若い木々の林はあまりに美しいので「美人林」と言われています。林床にはおびただしい数のブナの赤ちゃんが芽生えていました。
 林内を吹く微薫を含んだ風は、身体を清々しくよみがえらせてくれました。少し林内深く分け入ったので、道に迷ってしまいました。林の中に、道案内がないのが少し残念でした。

メモ 「美人林」の在所 十日町市松之山松口

 その後、また、車で「峠の棚田」へ、地名のごとく峠から見下ろす緑の田段々。その中にいずこに通じるのか白い道が、緑の田を縫っていました。民家一軒もなく、都会暮らしの私の目には優しい景色でした。地元では、日本一の棚田と言っていますが、これは本当のことなのでしょうか。
 松之山温泉「白川屋」に投宿。温泉は「おっぱい風呂」と言い、一つはおおきなおっぱいの乳首から勢いよく飛び出す二すじの湯。もう一つは、豊満な鳩胸からあふれ出る湯でした。同行の女性たちのどなたの胸に似ているのかなという思いがよぎりました。

メモ 「峠の棚田」の在所 十日町市松代峠

 翌日は群馬県渋川市へ同行の女性の弟君の所にお邪魔しました。すぐ、近くの「小野池あじさい公園」に満開のアジサイを楽しみました。雨上がりのアジサイの花に心も潤いました。夕餉はバーベキューで歓待を受ける。女性二人は帰宅。K君と私は宿泊させていただく。

メモ 「小野池あじさい公園」の在所 群馬県渋川市渋川上郷

 翌朝、谷川岳、一の倉沢へ、まだ,雪渓には雪が残っていました。やや強い雨が降り、遠足の子供たちには気の毒でした。一の倉沢は雲に隠れていました。ケーブルで天神平、リフトで天神峠駅へ、天気も回復して青空も広がり、谷川岳、白毛門山、朝日岳、赤城山などを眺望。ショウジョウバカマ、イワカガミ、ヤグルマソウの花、ヤマブキショウマ、シモツケソウ、ヤマドリゼンマイの若芽を撮影。その後、上毛高原駅から帰宅。
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