先日の22日(月)は朔旦冬至と言って19年に一度めぐってくる、陰暦11月1日(1日を朔日と言い、この日は月が新月)と太陽暦の冬至が重なる日でした。太陽と月が同時に蘇る特別の瑞祥吉日として以前は特別の行事が行われていたそうです。私は冬至が一年で最も好きな日です。今日一日辛抱すれば、明日からは日の出ている時間がすこしづつ長くなり、花壇や畑での仕事が長く出来るようになるからです。これから小寒、大寒と立春までは寒さは厳しいですが、気持ちは明るくなります。
巨大な花を咲かせるツバキの品種‘エンリー イ ハンディントン’の花が咲きました。小さな鉢で放任しておいたのですが小ぶりながらつぼみを2つ付けました。昨年は木に力が無かったのか半開きのまま落花てしまいました。
小さなプラ鉢で栽培している巨大輪ツバキ‘エンリー イ ハンディントン’。木の大きさの割りに大きな花を咲かせました。
ツバキ‘エンリー イ ハンディントン’。大きな八重咲きの花。
必要があってマサキの実をあちらこちらを捜しました。ようやく実を見つけても多くは鳥たちにすでに食べられてしまっていました。探しあぐねていたところ、隣家の生垣がマサキであったことを思い出し、見に行くと、まだ鳥に食べられていない実をつけた数枝見つけることが出来ました。
まだ鳥に食べられていなかったマサキの実。
裏の林の日当りの良い所を選んで小さな田んぼをつくりました。目的はイネを栽培するのではなく田に生える雑草を栽培するためです。除草剤の影響で、除草剤に強い植物は残りますが、小さくひ弱な雑草は見かけなくなりました。田の雑草の中には有史以前に米の栽培と同時に渡来した由緒ある有史以前帰化植物もあります。希少になったこれらの雑草を除草剤から隔離、保護して栽培したいと思っています。
日当りの良い平らな所。
半分にしたブルーシート。田の大きさを決める。
ブルーシートより各辺を40cm内側に紐を張る。
紐に沿って約30cmの深さの穴を掘る。
水漏れしないようにブルーシートを張る。
ブルーシートの上から土を入れる。
ブルーシート端がが見えないように土盛りをして畔をつくる。田の中だけでなく、畔に生える雑草も栽培する。
水を入れて完成。写真の向かい側の畔に発芽したコムギを植えました。
さて、今回の猿麻呂のブログは今年の最終号です。来年もまた、ご愛読よろしくお願いいたします。
皆様、良いお年をお迎えください。