柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

431号 朔旦冬至。巨大輪ツバキ‘エンリー イ ハンディントン’。マサキの実。田んぼをつくる。

2014年12月25日 21時22分49秒 | お知らせ

  先日の22日(月)は朔旦冬至と言って19年に一度めぐってくる、陰暦11月1日(1日を朔日と言い、この日は月が新月)と太陽暦の冬至が重なる日でした。太陽と月が同時に蘇る特別の瑞祥吉日として以前は特別の行事が行われていたそうです。私は冬至が一年で最も好きな日です。今日一日辛抱すれば、明日からは日の出ている時間がすこしづつ長くなり、花壇や畑での仕事が長く出来るようになるからです。これから小寒、大寒と立春までは寒さは厳しいですが、気持ちは明るくなります。

 巨大な花を咲かせるツバキの品種‘エンリー イ ハンディントン’の花が咲きました。小さな鉢で放任しておいたのですが小ぶりながらつぼみを2つ付けました。昨年は木に力が無かったのか半開きのまま落花てしまいました。

 小さなプラ鉢で栽培している巨大輪ツバキ‘エンリー イ ハンディントン’。木の大きさの割りに大きな花を咲かせました。

 ツバキ‘エンリー イ ハンディントン’。大きな八重咲きの花。

 必要があってマサキの実をあちらこちらを捜しました。ようやく実を見つけても多くは鳥たちにすでに食べられてしまっていました。探しあぐねていたところ、隣家の生垣がマサキであったことを思い出し、見に行くと、まだ鳥に食べられていない実をつけた数枝見つけることが出来ました。

 まだ鳥に食べられていなかったマサキの実。

 裏の林の日当りの良い所を選んで小さな田んぼをつくりました。目的はイネを栽培するのではなく田に生える雑草を栽培するためです。除草剤の影響で、除草剤に強い植物は残りますが、小さくひ弱な雑草は見かけなくなりました。田の雑草の中には有史以前に米の栽培と同時に渡来した由緒ある有史以前帰化植物もあります。希少になったこれらの雑草を除草剤から隔離、保護して栽培したいと思っています。

 日当りの良い平らな所。

 半分にしたブルーシート。田の大きさを決める。

 ブルーシートより各辺を40cm内側に紐を張る。

 紐に沿って約30cmの深さの穴を掘る。

 水漏れしないようにブルーシートを張る。

 ブルーシートの上から土を入れる。

 ブルーシート端がが見えないように土盛りをして畔をつくる。田の中だけでなく、畔に生える雑草も栽培する。

 水を入れて完成。写真の向かい側の畔に発芽したコムギを植えました。

 さて、今回の猿麻呂のブログは今年の最終号です。来年もまた、ご愛読よろしくお願いいたします。

 皆様、良いお年をお迎えください。

 

 

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430号 シモバシラに霜柱。茨城県議選出陣式。ネギ色々。最近買った花、野菜苗。スズメ他。

2014年12月18日 20時29分00秒 | お知らせ

 日本各地で猛烈に発達した低気圧による降雪や暴風で死者が出るほど被害が出ています。被害に遭った方々にお見舞い申し上げます。小生の住んでいる所は強風は吹きましたが雪は降らず、幸いにしてさしたる被害はありません。このところの寒さで、我が家の林に植えてあるシモバシラ(植物の名前)に霜柱が出来ました。不思議な形をしており、とてもきれいです。

 シモバシラに出来た霜柱。日が上がり気温が上がるまでの一時の自然の芸術。

 突然の衆院選はアッと言う間に与党の圧勝で終わってしまいました。茨城県では衆院選と同時に県議選も行われました。私の友人の友人のS氏(私の選挙区とは異なる)が県議選に立候補しました。今期で7回目と言う県議ではベテラン中のベテランです。S氏が「立候補の出陣式をやるので、一度見に来い。2,000人以上の支持者が集まるのだ。すごいぞ」と自慢するので見学に出かけました。大口を叩いて、それほどでもないだろうと思いながら行ってみてビックリ。彼が言うとおり出陣式会場近くの駐車場は満杯、それこそ、祭りでもやっているのかと思うほど支持者が集まっていました。その地区の住民は二万人ですので、住民の一割が集まったことになります。

 駐車場の支持者の車。他に4、5箇所ある。

 出陣式に集まった支持者。

 出陣式壇上の立候補者と地区の商工会議所や市議団などの主だった応援者。オレンジのジャンバーを着た人は応援を名目に名を売りに来た衆院の立候補者。選挙結果はS氏は地区で2位に2,000票あまりの大差をつけてトップ当選しました。おめでとうございます。

 このところネギ類の品種を集めています。今、鉢で3種ほど栽培しています。

 ネギ ‘さつき姫’。非常に甘い品種。

 ネギ ‘縄文ネギ’。野生のネギだそうです。

 再生ネギ。料理に使った青ネギの根をコンテナに植え、再生したもの。

 他に、畑では余目ネギ、坊主知らず’、あかひげ、やぐらネギ、ワケギ2種、エシャロット、下仁田ネギ、西洋ネギ、シマラッキョウ、タマネギ3種、ネギニラ、ニラ、ニンニク、ノビルなどを栽培中。先日、分けつネギの汐止晩生ネギの苗を購入しました。

 先日、園芸店で買った宿根草の根と野菜の苗。

 宿根フロックス(オイランソウ)の根茎とキャベツ、ブロッコリー、ネギ苗。

 庭にメジロ、ヒヨドリのほかにたくさんの小鳥が来ます。今週写真が撮れたのはスズメとジョウビタキです。

 細身のスズメ。

 ジョウビタキ ♂。畑仕事をしていると近くに来る。

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429号 メジロ、ヒヨドリ。ミラクルフルーツ。シクラメン‘ワーリーギグ’。ネリネ。ニンジン。

2014年12月11日 20時27分18秒 | お知らせ

 先週号で庭に来る小鳥たちのためにエサ台を作ったと書きました。エサ台の上のモモの木の枝にはミカンを半切りにしてぶら下げておきました。メジロやヒヨドリがミカンを目当てに来るようになりました。ミカンはS字フックでぶら下げてありヒヨドリなど大形の鳥には止まるところが無く、食べにくいようにいじわるをしてあります。食べやすくしておくと、ヒヨドリはメジロたちを追い払い全て食べてしまうからです。残念ながら、エサ台にはまだ、トウモロコシやヒマワリの種を食べる小鳥たちは来ていません。

 

 ミカンを食べに来たメジロ。

 ミカンを食べられないヒヨドリ。

 今年もミラクルフルーツに実がなりました。実は10個ほどですが、たくさんのつぼみが付いています。この実を口の中で2分ほど噛み砕いている(タネは出す)とその後食べたレモンやウメボシなど酸っぱいものが甘く感じられるという珍しい果実です。

 プランター鉢栽培のミラクルフルーツ。

 ミラクルフルーツの実。

 知人からシクラメンをいただきました。花の苞が白く目立つ‘ワーリーギグ’という新しい品種です。

 シクラメン‘ワ-リーギグ’。

 シクラメン‘ワーリーギグ’。花弁より白い苞が印象的な品種。

 裏の畑で栽培したニンジンを収穫しました。

 ニンジン。黄色は‘テーブルスティク’、赤色が五寸ニンジン‘千浜’。

 黄ニンジン ‘テーブルスティク’。非常に甘く、ニンジン臭さが無い。サラダや煮物にして非常に美味。

 五寸ニンジン‘千浜’。これも甘く、ニンジン臭さが無い。ジュースなどに最適。

 ネリネ‘エレガンス’が咲いています。放任栽培なので今年は花数が少ないです。

 ネリネ ‘エレガンス’。

 鉢植えのビワ‘なつたより’の花が咲いています。昨年も咲きましたが実はなりませんでした。今年は実がなるのを期待しています。

 ビワ‘なつたより’。

 ビワ ‘なつたより’。

 

 サボテン‘銀手鞠’が花を咲かせました。小さなあまりパッとしない地味な花です。

 サボテン ‘銀手鞠’。

 ニセアカシア「ハリエンジュ」の葉痕を撮影しました。何か動物や悪魔の顔のような形をしています。

 ニセアカシア「ハリエンジュ」の葉痕。

 

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428号 小鳥用エサ台。シクラメン‘アフロディーテ’。ミニバラ‘こんぺいとう’。冬を越す雑草。他

2014年12月04日 20時13分27秒 | お知らせ

 庭にメジロ、シジュウカラ、ジョウビタキなどの小鳥たちが訪れてくれます。これから、寒さも厳しくなり、彼らも食べ物に困るだろうと思って、空き箱と割り箸でエサ台を作りました。

 大工仕事?は妻には全く信用がなく、「鳥が止まったら、止まり木が外れて、小鳥が落ちるのではないの」とぬかします。

 小鳥用エサ台。風で飛ばされないようレンガを乗せています。小鳥は残念ながらまだ来ません。止まると止まり木がはずれて落ちるのではないかと警戒しているのかなア。

 鉢栽培のオキザリス バーシカラーが今盛りと咲いています。放任していたら、一時、かなり数が減ったのですが、時々、面倒をみていたら、また、写真のように増えました。

 数が復活したオキザリス バーシカラー。

 久しぶりに園芸店に出かけました。そこで、かなり小輪咲きのミニバラ‘こんぺいとう’とプラチナリーフのシクラメン‘アフロディーテ’を購入しました。

 ミニバラ ‘こんぺいとう’。522円。

 花径が1cm程度の非常に小さな花でかわいい。

 鉢に植え替えたミンバラ‘こんぺいとう’。

 購入したプラチナリーフのシクラメン‘アフロディーテ’。522円。

 鉢に植え替えたシクラメン‘アフロディーテ’。この品種は遅咲きだそうです。

 コンテナ栽培の野菜と花の寄せ植えの野菜が食べごろになりました。

 コンテナ栽培の野菜と花の寄せ植え。野菜はチンゲンサイ、サニーレタス。花はケイトウ、センニチコウ、観賞トウガラシ。

 冬には野山が枯れ野になる印象がありますが、なんのその、多くの越年性植物がもはや芽を出しています。太陽光を有効に得るよう多くはロゼット状に葉を広げています。以下は我が家の庭に生えている野草の一部です。イヌノフグリは早や、咲きはじめています。

 イヌノフグリ。オオイヌノフグリではありません。

 ウラジロチチコグサ。

 アメリカオニアザミ「セイヨウオニアザミ」。

 オオマツヨイグサ。

 コウゾリナ。

 トウダイグサ。

 ヤブジラミ。

 水槽に勝手に生えたヒメガマの穂がほおけて大量の綿毛が風に舞っています。綿毛一つ一つに種が付いていると種の数は膨大なものになるます。一つ一つわ数えたら気が遠くなります。数を数えた人はいるのでしょうか?

 ヒメガマの綿毛。種の数の数え方はどうすればよいのでしょうか?。種一粒の重量を量り、全体の重量を割るとタネの数が出ます。例えば全体量が20gで一つの種子の重さが0.001gとすると、20÷0.001=20,000で、種子の数は2万個となります。

 

 

 

 

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