柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

64号 イネとヒガンバナ、稲架(はさ)、ソバ、カマキリ

2007年09月28日 10時59分24秒 | 花、写真、家庭菜園
    9月25日よく晴れて青空が美しいので、ヒガンバナを探しに、石岡市八郷地区に出かけてみました。
 以前、関西に住んでいた時の稲の稔った黄色と田の土手に咲いたヒガンバナの赤とのコントラストの美しさが、今も心の源風景として残っています。
 最近、関東では早生種の稲の栽培が多くなっているせいか、彼岸の頃には大半の稲刈りが終っています。刈った稲を干す、稲架(はさ)の風景も少なく、農家が美味しく食べる自家消費の為に干している程度です。
なんとか刈り残しの田や稲架の前に咲いているヒガンハナを探して、撮影しました。ヒガンバナも関西に比べて少ないように思います。関西の様なスケールの大きい風景はありませんでした。
  庭に咲いているヒガンバナの一種のリコリス‘アルビフローラ’です。ピンク色の一叢の花は庭の一隅を明るくしてくれます。年々よく増えます。
 最近はソバブームの様で、あちらこちらでソバ畑を見かけます。住んでいる小美玉市では休耕田はソバ畑かコスモス畑になっています。写真は八郷で青空を背景に撮影したものです。
 稲架の棒杭での出来事。カマキリにミヤマアカネが食べられています。その上ではミヤマアカネが飛んでくる獲物を狙ってとまっています。油断をすると食うもの、食われるもの立場が一瞬にして変わる、世の皮肉さを現しているようです。
 どこかの政党のように、数を頼みに驕り高ぶっていたのが、今は野党の動きに神経を使わなければならない状態に陥っているようようなものです。
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63号 常陸国総社大祭「石岡のおまつり」

2007年09月21日 20時21分38秒 | 
 大国主尊 弁財天 神武天皇 仁徳天皇日本武尊 聖徳太子菅原道真 八幡太郎 静御前  桃太郎 国分町 大和町 鹿の子町 元真地町 金丸町 小川道町若松町 南台町記念写真 いなせなお姉さん
 9月15、16、17日と石岡で「常陸国総社大祭」が行われました。この祭りは「石岡のおまつり」として親しまれているお祭りです。
 石岡の商店街も今はシャッター街となり、普段は大変さびしい街になってしまいましたが、この日ばかりは出店も何百と出て、遠方からも人が集まり大変な賑わいになります。
 石岡の祭りは必ず1日は雨が降ると言われますが、今年は暑い炎天下の祭りとなりました。
 
 石岡は1300年前に国府が置かれ、大変にぎわったところでした。
 国府の長は国司と呼ばれ、神社の管理、祭礼の運営も大きな仕事の一つでした。この、祭事を簡素化するために国内の神々を一堂に集め祀ったのが「常陸国総社」の創建といわれます。
 例大祭には神輿の他、町内から19の山車と29の幌獅子が出て町内を練り歩きます。
 山車は神武天皇、仁徳天皇、日本武尊、聖徳太子、菅原道真、静御前、桃太郎などが山車の上に飾られ、電線などに引っかからないように上下します。2から3層からなり1層は舞台になっており、おかめ、ひょっとこ、キツネなどの面をかぶった人がお囃子に合わせてこっけいの仕草を演じます。
 幌獅子は20キロのある大きな獅子頭におおきな幌がついており、幌の中に車のついた小屋があり、そこに人が乗り、大太鼓、小太鼓、笛、鉦などで囃します。
 この、幌獅子はこの祭り独特のものです。
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62号 鹿島踊り、獅子舞、どちらが立派

2007年09月14日 14時18分05秒 | 花、写真、家庭菜園
      毎年、9月の第二日曜日に東京都奥多摩町内の小河内(おごうち)神社や水と緑のふれあい館をはじめ町内各所で「鹿島踊りや獅子舞」が奉納されます。これらは奥多摩湖(小河内ダム)に沈んだ村に残っていた郷土芸能です。鹿島踊りは紫のふりそでと天冠に白足袋で男性が女装して踊る優美なものです。歌の台詞に京や吉野の桜などのものがあるで、この踊りは京から落ち延びた公卿が伝えたものとも言われています。
  鹿島踊り撮影の二日後にまた、奥多摩町の観光地を撮影に訪れました。日原の鍾乳洞に何十年ぶりかで入りました。この鍾乳洞は内部は大きいのですが、残念ながら、鍾乳石、石柱、石筍などは貧弱なものでした。乳石は小さく、先日の原の獅子舞の「どうけ」で舞われた金精様の方が立派なように思いました。
  奥多摩湖の湖面は先日の台風9号で茶色ににごり、残念ながら写真にはなりませんでした。
 日原渓谷の水は少し澄んでいて美しかったです。その後、奥多摩湖の全景を撮ろうとして、月夜見駐車場に向かったのですが、霧で全く見えませんでした。しかし、霧の森の幻想的な風景が撮れました。
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61号 益子、乳茸(ちたけ)すいとん

2007年09月07日 16時12分59秒 | 花、写真、家庭菜園
  
 先日、8月25日、日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」を見ていると真岡鉄道の益子をやっていた。旅人の車だん吉が食事処「仲よし」で‘乳茸すいとん’を美味そうに食べていた。
 そうだ、久しぶりに益子に行ってみようと家族3人で出かけた。
 茨城の家からは焼き物の里、笠間には40分程度、益子には1時間半程度でいけます。(以前は焼き物が好きであちらこちらの焼き物の里や個人の窯元を訪ね歩きましたが、置き場所にも困り、最近は埼玉県都幾川町の山田泰氏の青白磁ばかりを集めていました。)
 先ずは、益子共販センターを見学、買い物は控えようと思っていたのですが、一つを買うと堰を切ったように買ってしまいました。
 左の写真は購入した焼き物です。創作埴輪、鉢、焼酎用ロックグラス、皿、植木鉢、小品盆栽、一輪挿しなどです。左下のビールカップ3個と皿はおまけにいただいたものです。
 その後、「仲よし」で食事をしようとしたのですが満席で「30分くらい後で来てください」との事で、時間つぶしに西明寺に行ってみました。
 西明寺は真言宗豊山派の寺で三重塔など国指定文化財があります。閻魔堂には閻魔像や脱衣婆の像がありました。脱衣婆はそら恐ろしい姿でした。「こんな恐ろしい姿でなく、美しい女性なら、黙っていても脱ぐのに」と思いました。
 

 その後、「仲よし」に戻ると席があり、「乳茸すいとん」各自一つずつ700円、「ののひろ(ノビル)餃子」500円、「ニラ餃子」500円、「卵焼き」600円を一皿ずつたのみました。
「乳茸すいとん」は醤油だけで乳茸以外は一切味付けは使わないという事です。乳茸、ナス、すいとん、油だけでどうしてこんなに濃厚な味が出るかと思うほど美味いものでした。汁は一滴の残さず飲み干し、「ののひろ餃子」も皮が厚いのも特徴でした。腹が非常に空いていたのですが、腹にドンと来るようで、満腹で歩くのが難儀なほどでした。栃木県では乳茸はマツタケについで重宝されるキノコだそうです。値段もリーゾナブルで大変満足しました。
 
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