暑い暑いと言いながらも空を見上げると秋雲がかかる日もあります。プロ野球のセ・パ両リーグのマジックナンバーも早々と点灯し、いよいよ秋の到来を感じます。以前は早く涼しくならないかと思っていたのですが、肌に秋風を感じるとなぜか夏をおしみ、感傷的になるのは不思議です。
空に広がるウロコ状の秋の雲。
まだまだ夏は優勢で残暑厳しく、畑仕事もままならないので、8月27日(火)、久しぶりに筑波実験植物園に出かけました。
今、温室で世界最大のラン「グラマトフィルム スペキオスム」が開花中とあったので見に行きました。この花は一花が大きいのではなく株全体が大きくなるそうです。自生地「東南アジア、ニューギニア、ソロモン諸島」では長さ7メートル、重さ2トン、花数10,000輪が咲いた記録があるそうです。
温室に入り最初、遠目に見た時は花が茶色に変色しており、「アレ、既に枯れている」とガッカリしましたが、近づいて見ると茶色で地味な花ですが沢山穂状に咲いていました。
グラマトフィルム スペキオスム。 温室栽培でこれほど多くの花を咲かせるのは記録的だそうです。
穂状に咲く花。
一つの花。
果実。中には何十万個?の種が入っているのでしょうか。
以下は温室で撮影した花。
トーチジンジャー。オリンピックのトーチリレーのトーチをイメージする花。
ウンカリナ ステルリフェラ ゴマ科。
パッシフローラ シトリナ。黄花のトケイソウ。
ツルラン。
タイリンヒメフウロ。これで咲いている。他のハイビスカスのように平開しない。
ハナツルクサ。
グレープフルーツ。果実の色がやや悪い。
筑波植物園へいく途中にある緑花木センターでグレープフルーツの実付き苗(900円)を買いました。
グレープフルーツ。ビニールポット植えのものを鉢上げしたもの。
長年鉢栽培をしているイチョウ‘藤九郎’が例年は数個しかギンナンがなりませんでしたが今年は沢山なりました。イチョウは50年から100年ぐらいたたないと実がつかないと言われますがこのイチョウは毎年雌花は沢山咲きます。今年はうまく花粉が飛んできたようです。鉢植えのサルスベリ‘夏まつり’も今年は沢山花を咲かせています。
実が沢山なったイチョウ‘藤九郎’。
サルスベり ‘夏祭り’。白い覆輪の花が艶やか。
裏の畑はカボチャがますます生い茂り、手がつけられない状態になりました。早く、ダイコンやニンジン、カブなどの冬野菜の種を蒔かなければならないのにどうしたものでしょうか。
カボチャの海のようになった畑。雑草も生い茂っており足を踏み入れる余地もない。
裏の畑はしかたなく放任のままにして、8月28日(水)、表の花壇にハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの苗を植え付けました。台所脇のキッチンガーデンにはダイコン、カブ、ホウレンソウ、ニンジンの種を蒔きました。
キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、カリフラワーを植えた花壇。