柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

418号 ヒガンバナ。セロベギア。裏の林の生物8「ネズミの子。アサマイチモンジ。カマキリ。他」

2014年09月26日 13時53分51秒 | お知らせ

 今年のヒガンバナの開花は例年に比べやや早いように思います。9月23日(火)に笠間市方面に田の雑草の撮影に出かけましたその折に撮ったヒガンバナです。(雑草の写真は後日、よく同定したうえで紹介するつもりです。)

  あぜ道に植えられ、鮮やかに咲いたヒガンバナ。

 先日、園芸店で買った「セロベギア アンプリアータ」が咲きました。ガガイモ科の植物に多い、変わった独特の花を咲かせます。どうも、小生はこのような珍奇な花を園芸店で見つけるとサイフの紐がゆるくなる傾向があります。

  セロベギア アンプリアータ。

 久しぶりに「裏の林の生物」 8号です。

 庭の草むしりをしているといきなり土がもこもこと盛り上がってきました。「おやおや、早くも冬眠に入ったカエルでも起こしてしまったか」と思っていると、穴の中から小さな生物が飛び出して逃げていきました。そのあとから、もっと小さなものが出てきました。よくみるとネズミの子供でした。まだ目が見えないようでした。大きさから察するとハツカネズミではないかと思いますが。

 まだ目が見えないネズミの子供。

 アサマイチモンジ。

 ヒメウラナミジャノメ。

 チャバネセセリ。

 モンシロチョウ。サナギ。

 ハラビロカマキリ。

 コカマキリ。

 オオウスバカゲロウ。

 ウスカワマイマイ。

 

 

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417号 常陸国総社例大祭「石岡まつり」。キャベツの被害。ハギの花。リコリスの花。

2014年09月18日 21時07分33秒 | お知らせ

 9月13日(土) 朝早く起き、東京から茨城に帰りました。石岡駅を降りると「ピーヒャラ、ピーヒャラ、ドンドコドン」とお囃子が聞こえてきました。[おお、そうだ、今日は石岡祭りだ」と気がつきました。駅近くの町内の幌獅子と山車が路地から巡航に出かけるところにちょうど行き会いました。軽快なお囃子やきれいなお姉さんたちが引く山車を観ているとなんとも気持ちが高揚してきます。お祭りはいいものですね。

 幌獅子の獅子頭。

 幌獅子。大きな獅子頭に幌がついた車がついている。車にはお囃子が乗っています。

 山車を引いているきれいな若いお姉さんたち。いつもは街中で見かけないのですが、このきれいなお姉さんたちはどこから沸いてくるのか不思議です。

 山車の上の静御前。

 山車の上のお囃子とヒョットコ踊り。

 自宅に帰り、野菜畑を見ると先日植えつけた数株のキャベツがきれいに葉の軸まで食われてしまっていました。「やや!虫に食われたか!」と思い、近くにキャベツを食った犯人はいないかと探しました。すると丸々太ったセスジスズメの幼虫がノコノコと歩いていました。「こやつが犯人だ」と思いました。しかし、「セシジスズメは大食漢ですが、それにしても数株ものキャベツを食い尽くすものか」と一瞬いぶかりましたが「憎っくき虫め」とすぐにニワトリの餌に与えました。

 

 食われたキャベツの苗。

 セスジスズメガの幼虫。

 ところが庭を歩いているとピョコピョコと動く何か白い物体がいました。よく観るとウサギでした。近所のKさんが飼っているウサギが逃げ出し、我が家の菜園に来たようです。どうも、キャベツの苗をきれいに食った犯人はこのウサギのようでした。この件に関してはセスジスズメはとんだ冤罪でした。しかし、セズジスズメガも野菜や花を食べる害虫なのでいずれにしても見つけしだい駆除します。

 キャベツの苗を食ったと思われるウサギ。

 果樹園に植えたクリ‘ぽろたん’の収穫をしました。植えつけてからまだ3年の若木ですがそこそこ収穫できました。

 クリ ‘ぽろたん’。渋皮が簡単に取れるという品種ですが、焼き栗にしましたが、渋皮は簡単はむけませんでした。しかし、渋皮は渋くなくそのまま食べても苦にはなりませんでした。

 線路きわに植えたハギが今盛りと咲いています。ハギの名の由来は生芽(はぎ)で春に若芽がたくさん叢生することによるという。「万葉集」で142首詠われ、草木では一番多い。「わが屋前(やど)の芽木(はぎ)の花さけり見にきませ今二日ばかりあらば散りなむ」(巫部麻蘇娘子)。{ 金田洋一郎 著。実業之日本社 刊。[散歩で見かける草木花の雑学図鑑」より}.

 

 シロハギ。

 

 ハギ ‘江戸絞り’。

 ソメワケハギ。白花と赤花が混じって咲く品種。

 庭の隅にリコリス(ヒガンバナの一種)が咲いています。

 リコリス。ピンク、黄、赤の三色です。

 

 

 

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416号 筑西市 明野のヒマワリ、キバナコスモス、ソバの花。スーパー満月。ダイコンの種まき。

2014年09月11日 21時41分59秒 | お知らせ

 9月9日(火)は朝から久しぶりに青空が広がっていました。先日、テレビニュースで茨城県筑西市明野で「あけのひまわりフェスティバル」を開催していると放送がありました。実はフェスティバルは7日(日)で終わっていたのですが、放送では開花がやや遅れているとのことでしたので、ちょうど見ごろではないかと期待をして出かけました。花畑ではヒマワリのほかキバナコスモス、ソバの花が満開でした。ソバは今年から植え付けをはじめたそうです。筑西市は筑波山が美しく見られる場所ですので、ヒマワリ、キバナコスモス、ソバ、稔ったイネを筑波山をバックに撮影しました。

 ヒマワリ畑。筑波山をバックに。 花のおおかたが筑波山に向かって咲いているので、筑波山をバックにするとヒマワリの後ろ姿を撮ることになってしまいます。こちらを向いて咲いている花を見つけて撮影しました。

 筑西市のヒマワリは‘東北八重’という八重咲きの品種です。

  キバナコスモス。

 キバナコスモス。黄色、オレンジ色、濃いオレンジ色と咲き乱れてにぎやか。

 ソバ畑。

 ソバの花とキバナコスモスの中を歩く女性たち。

 ソバの赤い茎。「ソバの茎はなぜ赤い?」。地方に悪さをした山姥や天狗の血の色が染まったからとか寒い冬の川を神様を背負って渡ったから茎が赤くなったなど地方に多くの民話があります。神様が川を渡るのを断った麦は寒い冬に育たなければならず、また、人にふみつけられますが、ソバは暖かい時に育ち、夏ソバ、秋ソバと年二回育つようになったと言う。

 稔ったイネと筑波山。ヒマワリ畑を撮る人は多いけれど稲田を撮る人は皆無。

 黄色く稔り頭を垂れる稲穂。

 

 先日、ダイコン‘エベレスト’の種をまきました。昨年買った残り種でしたので発芽率が悪いだろうと思って多粒まきをしました。ところがなんと発芽率100パーセントで全部発芽しました。

 たくさん芽が出たダイコン。

 多く芽が出てやや徒長気味。

 一箇所3個に間引き。

 間引いたあとのダイコン畑。間引きが少々大変でしたが、間引き菜はおひたしにして食べました。

 月のことはよくわからないのですが中秋の名月は満月とは限らないそうです。今年は中秋の名月は9月8日で満月は9月9日だそうです。9月8日の中秋の名月は天候不順で見られませんでしたが9月9日のスーパームーンは見られました。十三夜の月とは新月から13日目の月ではなく、旧暦の毎月13日の月のことらしいです。特に中秋の名月の次の旧暦9月13日の月を満月に次いで美しい月といわれ、古くから宮中で月見の宴がもようされたといいます。今年は旧暦の3年に一度の閏(うるう)年で正常の9月のほかに閏9月があり、十三夜の月が2回見られます。後の十三夜の月を「後の十三夜」といい、「後の十三夜」が見られるのは171年ぶりで次は今世紀中は見られないとのことです。

 9月7日の月。

 9月9日の月。スーパームーン。

 フレンチタラゴンの花が咲きました。フレンチタラゴンの花は咲かないと言われています、鉢植えのフレンチタラゴンの1穂のみ花をつけました。非常に稀なことではないでしょうか?何か良いことでもありそう。

 1穂のみ花をつけたフレンチタラゴン。

 夏咲きエビネ‘交配種’の花が咲きました。

 夏咲きエビネ‘交配種’。リュウキュウエビネなのかオナガエビネなのか小生には区別がつきません。

 

 

 

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415号 那珂市総合公園のヒマワリ。ママコノシリヌグイ。コスモスの挿し木苗の発根。ネギの再生。

2014年09月04日 21時23分31秒 | お知らせ

 9月2日(火)は、ぐずついていた天気もようやく回復、青空の広がる日でした。数日前、NHKで那珂市の総合公園でヒマワリが見ごろというので出かけました。

 近くの常磐道のETC専用入り口から高速道路に入ろうとしたのですが、いつまでたっても入り口のバーが上がりません。通話口から、「カードの読み取りが出来ません」と通話があり、ETCカードの期限切れを知りました。8月31日で切れていました。係員にバーを開けてもらい、退出口から出ました。仕方なく一般道で那珂市に出かけました。

 それでも9時半には目的のヒマワリ畑につきました。ヒマワリ畑は東京ドーム3個分の広さがあるそうです。ところが、ヒマワリは咲いていたのですが、大方のヒマワリが下を向いて咲いているではありませんか。ガッカリの風景でした。まだ眠っているのか、盛りをすぎていたのでしょうか?

 ヒマワリ畑。

 下を向いて咲いているヒマワリ。午前9時半ころに撮影。

 ヒマワリは太陽に向かって花が咲くといわれるので、太陽が高く上がれば少しはましだろうと思いました。幸いすぐ近くに茨城県植物園あるので撮影をしながら時が経つのを待つことにしました。午後2時半頃ヒマワリ畑に戻ってみるとヒマワリがこころもち上を向いて咲いていました。想定していた風景とは異なりますが、何とか撮影をしました。

 何とか上を向いて咲いているヒマワリ。午後2時半ころ撮影。

 青空をバックのヒマワリ。ヒマワリ畑の真上に高圧腺があり、目障りです。

 

 那珂市からの帰り道で遠めにピンクの小さな花が咲いている草群を見かけました。あれはママコノシリヌグイではないか?と一瞬思いました。近くに車を止め、花を観察するとまさに、ママコノシリヌグイでした。恐ろしい名前の植物で名の通り、茎や葉柄に下にまがったトゲが多数生えています。このトゲはかなり鋭く触るとかなり痛いです。昔は田の溝や湖沼の水辺で普通に見かけたものですが、最近はあまり見かけません。似たものにイシミカワがありますが、イシミカワの葉柄にはトゲがありますが茎にはトゲはありません。

 ママコノシリヌグイの群生。

 ママコノシリヌグイ。 花。コンペイトウのようで可愛い。

 ママコノシリヌグイ。茎。鋭い下にまがったトゲが生えている。さわると痛い。

 ママコノシリヌグイ。葉。鉾形で葉柄にもトゲがある。以上、城里町で。

 

 413号で紹介したコスモスの挿し木が早、発根しました。まだ半月ほどですがかなり根が伸びていました。

 発根したコスモスの挿し木苗。早速、花壇に植えつけました。

 

 食べた青ネギの根をプランターに植えつけてみました。

 青ネギ。

 根の部分をプランターに植え付け。8月26日。

 9月3日の状態。かなり葉が伸び、再生しています。野菜高騰の折、重宝するかも。プランター、土、肥料代の方が高い?

 今の春に食べた黄色のパプリカのタネをまいたところ、たくさん発芽しました。どんな実がなるか楽しみにして育てていましたが、どれにも実がつき、色づき始めました。実の形は写真のように扁平なものから普通のパプリカ形のものまでありますが、不思議なことに全て赤実でした。

 まいた黄色のパプリカ。

 出来た鉢植えのパプリカ。赤実で扁平。あとは地植えで育ています。

 

 

 

 

 

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