柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

110号、コジュイケイ、イタリアトマト、クフェア、ツマグロヒョウモン幼虫、モンキアゲハ

2008年08月28日 16時15分15秒 | 花、写真、家庭菜園
 先週はコンピューターのブログにトラぶって発信できませんでした。原因はタイトルの文字が多すぎたらしいです。やり直しの時間がなくなりタイムアウトに成ってしまいました。皆様には大変ご心配をおかけいたしました。申し訳ありませんでした。

   
 またまた今週もコジュケイです。コジュケイもよく馴れて、1メートルくらいまで近づいても逃げなくなりました。ニワトリを小屋に入れてからエサを投げてやると「ポイ、ポイ。ポイ、ポイ」」と小さな声で独り言を言いながらエサをついばんでいます。時々、チラっと、こちらを見ますが、警戒しても逃げることはありません。
 メスとばかり思っていたのですがどうもオスのようです。夜中の3時ころや明け方に下手ながら「チョツトコイ、チョットコイ」と鳴くことがあります。今のところまだ、ニワトリについて回っていますが、メスならオスが来るでしょうが、そのうちこの子はいずれメスを求めて出て行くでしょう。残念ですが。
 
 キッチンガーデンに植えたイタリアトマト‘Costoluto fiorentina’が赤くなりました。
 今まで、赤くなりかけるとニワトリ達に食べられてしまい、なかなか赤い実の写真が撮れませんでした。これは高いところに成ったんので、被害に会わず撮ることができました。
 実の形は菊形で扁平です。味は水っぽくあまり美味いとはいえません。借りている畑にもたくさん成ったので、トマトピューレにしました。
 クフェア‘タイニーマイス’の花です。どう見ても赤い耳のミッキーマウスです。よくもここまで似ているものだと感心します。何ともユーモラスでかわいい花です。
 
 ツルスミレが丸裸になっていました。これは何事かと見ると、グロテスクな毛虫がたくさん付いていました。これはツマグロヒョウモンの幼虫ではないかと調べるとやはりそうでした。
 このチョウは南方系だそうですが温暖化のため生育地を北に広めているようです。
 食草がスミレなので、パンジーの苗の運搬と共に急速に生育範囲が広まって被害も増えているようです。

 成虫は中型で幼虫に似ず、優雅に飛ぶなかなか美しいチョウです。庭に飛んでいたのですが撮ることに失敗しました。
  庭にはいろんなチョウが訪れますが、一番大きなチョウはモンキアゲハです。ナミアゲハより一回り大きく羽に大きな黄紋があり目立ちます。
 この写真はモンキアゲハとナミアゲハ(キアゲハかもしれない)が戯れているのか縄張り争いをしているのかわかりませんが一緒に飛んでいるものです。
 高校時代、チョウの研究をしている友人と探蝶に出かけた時、このモンキアゲハを見て「この近くにカラスザンショウの木があるな」といいました。「何でわかる」と私が問うと「カラスザンショウはモンキアゲハの食草だから」といいました。
 この時に一つの現象を見て、他の見えていない現象を知る、または予測するということを学びました。
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109号 ニワトリ、コジュケイ、サルスベリ、ダルマホトトギス、ネクタリン、クワズイモ

2008年08月15日 15時11分13秒 | 花、写真、家庭菜園
 ニワチリに占拠されたベンチ  オスのしっかりした顔  メスの馬鹿面 
 庭にある妻用の白いベンチがいつもニワトリに占拠されています。日陰で涼しいので格好の遊び場です。
 この子達は本当に頭の悪い生き物で、オスはいまだに私のことよく判別できないようです。どうも人を顔、手、足と3分割して認識しているようで、顔は食べ物をくれる人、手は俺を捕まえるもの、足は敵と認識しているようです。足は敵ですので、うっかりしていると突然、足蹴りをくらわされてしまいます。足蹴りはかなり強烈で長靴の上からでもかなり痛く、ズボンの上からでは足の皮がむける場合もありますので危険です。メスはほとんど頭が働いていることはなく、エサの事しか頭にありません。
 獰猛なオスでも良いところもあります。メスをよく庇護して守ります。パンや青菜、虫などを与えても自分は食べずに小さく食べやすくして、メスを呼び与えます。襲われてもなかなか憎めないところがあります。
     どこかに行ってしまわないかと心配していたコジュケイですが
、すっかり慣れて庭の住人になっています。私が1メートルくらいまで近づいても逃げることはなく、エサを投げると、「フュイ、フュイ、フュイ」と小さな声を出してエサを食べます。相変わらずニワトリについて回っています。
  鉢植のサルスベリ‘夏まつり’が咲きました。この品種は赤に白覆輪で発表されたときは衝撃を与えました。人気の花はいたるところに植えられ、今はそれほど珍しくありません。この花は近くで見るときれいですが、遠目ではややボケた色に見えます。
 今年神奈川の通販業者から買ったダルマホトトギスです。葉が丸く肉厚です。花はそれほど美しいと思いませんが、葉の形が他のホトトギスと異なり面白いです。何ホトトギスの系統かわかりません。
 鉢植えで育てているネクタリンの‘秀峰’ですが、今年1個のみ実がなりました。まだ味は試していません。 
 

 妻が「クワズイモの花が咲いていますよ」と言ったので見るとまだつぼみの状態のように見えました。それで撮影をしなかったところ、だんだんと黄色くなってきたので慌てて撮影したものです。この花はどうもミズバショウのように苞が開かないで咲くようです。
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108号 グロキシニア、パパイヤ、ニホンミツバチ、コジュケイ

2008年08月07日 19時26分12秒 | 花、写真、家庭菜園
   グロキシニアがたくさん花をつけました。グロキシニアは美しい花ですが、花屋さんで売られている花はどこか痛んでいて、なかなか買う気がしません。どうも、移動や環境の変化に弱いようです。
 写真の花は、球根と葉を挿し木したものが2株入っています。温室で水やり、肥料やりなどは気を遣って静かに栽培したものです。
  昨年買ったパパイヤの花が咲きました。パパイヤは寒さに弱いので、冬は室内で、最低温度16度以上を保ち育てました。
 パパイヤは雌雄異株(雄株と雌株が別れている)ですが、この株は雌雄両性の花をつける品種のはずでしたが、花は雌花のようで、残念ながら雄しべがありません。実はならないでしょう。まだ木が若いからかもしれません。
  ニホンミツバチが我が家の裏玄関の上がりがまちの隙間に巣を作っているようです。何か虫がたくさん小さな隙間から出入りしているので見るとニホンミツバチでした。以前から西洋ナツヅタの花などにたくさんのニホンミツバチが来ていたので近くに巣があるのだろうと思っていました。
 ニホンミツバチを飼いたいと思っていたのですがこんなに近いところで巣を作ってくれてうれしいことです。この巣はセメントで塗り固められたところで、蜜を採ることはできません。
来年、分蜂するときに新しい巣が作れるような箱を今から用意しておこうと思っています。ニホンミツバチの上手な飼育方法を教えてください。
   コジュケイがだんだん大きくなってきました。相変わらず庭に放したニワトリの後について行動しています。コジュケイはニワトリに関心がありますが、ニワトリは無関心のようです。コジュケイが余り近くに来るとニワトリの雄が威嚇して追いますが、あまり遠くまでは逃げません。いつまでも我が庭にいてほしいのですが、いなくなるのが心配です。
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107号 スイレン、スカシユリ、センノウゲ、コマツヨイグサ、キバナミソハギ、コジュケイ

2008年08月01日 14時32分23秒 | 花、写真、家庭菜園
 今週の月曜日に盆栽家の時崎先生のお宅に取材の途中、少し時間があったので日立市の鵜の岬海岸によって見ました。ちょうど海岸に近い砂場や岩場にスカシユリが 咲いていました。スカシユリの名前の由来は花弁の間が透けていることによるらしいです。
 
 海岸にはスカシユリの他にハマニガナ、ラセイタソウ、コマツヨイグサなどが咲いていましたが、コマツヨイグイサの花は早しぼんでいました。午後6時ころ取材の帰りにまた寄ってみましたところ、きれいに咲いていました。
 朝のコマツヨイグサ  夕方のコマツヨイグサ
 近くの国民宿舎「鵜の岬」の池のスイレンが朝に見た時はきれいに咲いていましたが、帰りには皆しぼんでいました。
 植物の解説書などにスイレン「ヒツジグサ」の花の名の由来は羊の刻「午後2時」ころに咲くことに由来する書いてあるものがありますが、これは間違いで羊の刻ころしぼむことに由来します。
 午前のスイレン  夕方のスイレン
 コマツヨイグサは夕方に咲き、朝にしぼみ、スイレンは朝に咲き、昼過ぎにはしぼみます。このように花の咲く時間が決まっている植物はかなり多いです。花の咲き方で時間を知ることを花時計と言います。

  鉢植のセンノウゲが咲きました。センノウゲは中国原産のナデシコ科の花で、名の由来は京都の仙翁寺で栽培されていたことに由来するそうです。朱紅色の花が鮮烈で美しい花です。マツモトセンノウに似たところがあります。

   先週、ニワトリになついていたコジュケイがメスのニワトリに追われたため、もう帰ってこないかと残念に思っていました。ところがうれしいことにまた帰ってきてニワトリのすぐ近くにいつもいるようになりました。
 どこかでスリコミ(動物、特に鳥は卵からかえった時、一番名最初に見た動くものを親と思う)の間違いがあったようです。このコジュケイは雛の時に、親とはぐれてしまった時にたまたま近くにいたニワトリを親と間違ったのではないかと推測しているのですが。ニワトリ達がいなくなるとピョピョと鳴いてニワトリを探します。眺めていると親に似た茶色のメスではなくて白い大きなオスになついているようです。
 人間も最初に習った知識がインプットされると、新しい正しい知識が入ってもなかなか頭が認めようとしないことがよくあります。
 先日も庭にポポーがなっているおじいさんに「これはポポーですね」と聞いたところ「いやこれはライチーだ」と言うのです。「いや、これはポポーです」と言っても「これはライチーだ。貰って食べた実の種を庭にペッ、ペッと飛ばしたものが発芽して実がなるようになった」と言っていました。このペッ、ペッの2回が味噌で、ポポーは2種類の品種があると実がなりやすいのです。運よくこの性質の違う2個共が発芽して育ち、たくさんの実がなったようです。
 最後までこのおじいさんはポポーを認めませんでした。どうも最初に間違ってライチーと教えられたようです。
コメント (2)
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