柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

60号 ハエマンサスと丸い花、ナンバンギセル

2007年08月30日 19時36分00秒 | 花、写真、家庭菜園
   ハエマンサス ムルチフロルスが咲きました。3月に一球900円で買ったものです。買った時はまだ寒かったので、球根が腐らないかと心配しながら、とりあえず、鉢に植えにしておきました。
 8月中ごろから少し芽が出て急に花茎が上がり、見事に咲きました。以前、フイリッピン ネグロス島の森で見たときに、まん丸で美しく、不思議な花だなと思いました。
 ヒガンバナなどは花の時期に全く葉がないので、一本での鉢植えではバランスがよくないのですがこの花は小さな葉があるので、何とか写真のバランスがとれています。
 他に、まん丸の花を咲かせるものがないかと、写真をさがしました。載せた写真以外にネギ、クローバー、サンタンカ、ポンポン咲きキクなどがありますが。
  
 ナンバンギセルの花が咲きました。毎年、買って、更新しようと種をまくのですが今までうまくいきませんでしたが、今年は少しですが咲いてくれました。種は、数万も出来ると思うなですが、当方では発芽率が悪いようです。他のススキに蒔いたものは全滅でした。
 
 先日、還暦を迎えられ、それと共に定年退職をされる方の「還暦を祝う会」がありました。
 その方には一方ならずお世話になったものですから、これからは、そう頻繁にお会いできなくなるのではないかと残念で、淋しく思いました。
 現在の60歳は昔と比べると、歳の70パーセント掛けだそうです。という事は実質の体力は42歳という事です。まだまだ、体が動く歳ですので、少し静養をして、また、新しい生活に頑張られるよう祈っております。時々、遊びに来てください。
 私は、還暦を過ぎても仕事に追いまくられていますが、サラリーマンの方々は、定年の次の日から会社に行かないのは、どのような気持ちなのかなあと思います。
 ☆ 初卵は目玉焼きにして食べました。味は、産んだ鳥から横取りしたものですから何となく後ろめたく、あまり美味いと思いませんでした。水曜日で10個目を産みました。
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59号 精神的成長著しい、まもる君と初卵、庭の雑草

2007年08月24日 15時19分31秒 | 
   ニワトリの雄のまもる君は1ヶ月ほど前から「時の声」を張り上げるようになり、2週間ほど前から交尾もするようになっていました。因みにメスの名は 茶に白が混じっている方を「チャシロ」全体が茶色を「チャチャ」と妻が名付けました。
 彼は肉体的にも精神的にも成長著しく、一家の主として、2羽のメスを従えて充実した生活をしています。
 以前は、餌などは我先にメスを押しのけて食べていましたが、今は、メスに最初に食べさせます。庭で、虫などを見つけると「ココココ」とメス達を呼びます。メス達はトットットと駆け寄り2羽で奪い合います。
 先日、庭に近所のネコ(子猫)が入ってきた時も身を挺して威嚇し追い払いました。その態度を見ていると威厳があり、なかなか立派で感動ものでした。
 鳥小屋から出る時はメス達が我先に出ようとするとコツンとつつき先には出させません。自分が先に出てからメスを呼びます。
 先日は妻がまもる君に襲われ、数箇所つつかれ、青あざが出来てしまいました。つつく力や足で引っかく力は想像以上に強く、注意が必要です。
 メスたちが8月22日初卵を産みました。成長が早く、家に来てからまだ4ヶ月に満たないのですが、初卵も感動ものです。産んだ後つついたらしく少しキズがありました。
           先日、炎天下の中、妻が庭で草抜きをしておりました。妻は雑草の中に芽生えた花の芽などを除けて抜くものですから、手間がかかります。私は草抜きなどは嫌いなものですから、ホーなどで一気に欠き切ってしまいます。
 山頭火の句に「ぬいてもぬいても草の執着をぬく」という句がありますが、草はこの炎天下で抜かれても抜かれても生えてやるという執着を持っています。
 庭の雑草を見ていると、ふと、この庭には一体全体何種類の雑草が生えているのかと思いました。ノートを持ってきて、メモをしました。
 庭に生えていた雑草はツユクサ、斑入りツユクサ、オヒシバ、メヒシバ、アキメヒシバ、ニワホコリ、スズメノカタビラ、チジミザサ、ゲンノショウコ、チチコグサモドキ、ウリクサ、トキワハゼ、ハルジオン、ヒメジオン、ワルナスビ、ニワゼキショウ、コゴメガヤツリ、スベリヒユ、エノキグサ、ミズヒキ、アカザ、ゴウシュウアリタソウ、アメリカアゼナ、アゼナ、シュウカイドウ、カタバミ、オトギリソウ、エノコログサ、タイヌビエ、ハキダメギク、エビズル、ヤマノイモ、オニドコロ、ユウゲショウ、コミカンソウ、ヒメムカシヨモギ、アオツヅラフジ、ササ、オオイヌタデ、イノコズチ、ヘビイチゴ、ドクダミ、コアカソ、センダングサ、ノゲシ、イヌキクイモ、ヘクソカズラ、スズメウリ、イヌホウズキ、ヨモギ、アマチャズル、カラスウリ、ハハコグサ、シダ類。他に名前を知らないものが2,3あります。写真は庭の雑草の一部です。センナリホオズキ、斑入りツユクサ、ミズヒキ、ユウゲショウ、シュウカイドウなど一部は庭に入れた後雑草化したものもあります。
 オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、オランダフウロなど秋に芽生え、春に咲く雑草もかなりあるので来春にまた調査しようと思います。
 
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58号 ピーマン、ナス、霞ヶ浦環境科学センター

2007年08月17日 18時08分31秒 | 花、写真、家庭菜園
   
    毎年ジャンボカラーピーマン栽培に挑戦するのですが、うまくいったためしがありませんでした。カラーピーマンは栽培期間が長く、ビニールハウスなど施設栽培でないと難しいようです。
 今年は管理がしやすいように鉢栽培で試みました。思いのほかうまくいって、なんとか撮影できる状態のものができましました。
 借りている畑では白ナスと仙台長ナスを栽培しました。白ナスはフランスナスとも呼ばれ、料理に色が着かないのでフランス料理に使用されるそうです。花は白ではありません。
 仙台長ナスは若取りで漬物などにすると美味しい品種だそうです。小生はそれを知らなくて大きくなってから収穫していたので皮の硬いナスだなと思っていました。
       8月14日、「霞ヶ浦環境科学センター」に職員が作ったビオトープがあると言うので、何か珍しい水生植物が撮れるかと思い行ってきました。お天道様がこれでもか、これでもかと照りつける炎天下の中、顔から滝のように汗をたらしながら撮影しました。ビオトープは思いの外荒れていてよく整備された状態ではありませんでした。この暑さでは仕方ないかと思いました。撮影できたのは写真の他にヒメガマ、ササモ、ポプラ位のものでした。
 水辺の植物は絶滅危惧種が多く、このような施設しか見られ無いものが多くなってきて残念です。大切に育てて欲しいと思います。
 あまりの暑さに2時間ほど撮影して早々に帰りました。
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57号 トマト、アブラゼミ、マツタケ、スズムシ、カマボコ

2007年08月10日 19時14分01秒 | 花、写真、家庭菜園
  
  
 今年育てたトマトです。トマトの栽培は毎年、あまりうまくいかないのですが、今年は特にうまくいきませんでした。途中まではよく育っていたのですが、ある日突然枯れはじめ、何とか撮影できたのがこの写真です。
 トマトは露地栽培では難しく、雨がかからないようにビニールトンネルで栽培をしないと良いものが出来ないようです。
 レモントマトは、形がレモン形というだけで、レモンの味はしません。グリーントマトは青いうちにサラダなどにします。
 近くに植木溜がありサルスベリがきれいに咲いていたので、撮影に行きました。足元を見ると枯れ枝に脱皮中のアブラゼミを見つけました。脱皮は朝早くするものと思っていたのですが、このセミは午後2時過ぎにまだこの様な状態でした。のんびりしたセミだなと思いました。
  暑い日が続くので涼しい声でも聞こうと思いついて、ペットショップにスズムシを買いに行きました。
 雄3匹、雌2匹買いました。雄が一匹100円、雌が50円でした。以前買ったヒヨコは雄が一匹198円、雌が598円でした。虫とニワトリでは値段を比べると、何か間尺に合わないように思います。ヒラタクワガタなどは何十万もするのがいるので、ビックリします。
 庭にも天然のスズムシがいますが、まだ鳴きません。今年はトラップで捕まえて、買ったスズムシと交配しようかと思っています。血統が狂うのでだめですかね?
  玄関を開けっ放しにしておいたら、シジュウカラの幼鳥が部屋に入ってしまいました。外に出すのに一苦労しました。
 鳥が家に入ると何か良いことがある、と、いわれるので期待していました。ところが、庭でイラガにさされ、やけどをしたような痛さでした。その後、そこをやぶ蚊に刺され、「痛い、痛い、かいかいかい、痛い、痛い、かいかいかい」でした。
 そのうえに、食器棚の上に置いて育てているポトスに水をやり、戻すときに鉢を落下させてしまいました。下にあるシダの鉢カバーが割れ、床が土だらけになってしまい、掃除にまた、一苦労。
 今日は鳥が入って良いことがあると思っていたのに、ろくなことがないなと思いました。だが「まだ、日は長い。これから良いことがあるだろう」と気を取り直し、東京の事務所に向かいました。色々あったので、事務所に着いたのは午後10時過ぎでした。
 事務所に着くと妻が「紫竹さんから紋別のカマボコと大阪の叔父さんからマツタケが届いていますよ」言いました。やっぱり良いことがありました。
 紫竹さんは帯広の紫竹ガーデンの園長です。先日、NHKの「趣味の園芸」40周年記念番組「北海道に花園を造った人たち」にも出演されておられました。園芸の世界や北海道観光では有名な方です。
 以前より懇意にしていただき、何度かお庭を撮影させていただきました。
 マッタケを送ってくれた叔父は、人にものをあげるのが趣味で、この時期は毎年マッタケを送ってくれます。以前は、叔父の別荘がある瑠璃渓はマツタケとイノシシ(ボタン)の肉で有名な所で、そこから送ってもらっていました。最近はさすがにその産地も採れなくなってしまいました。今回は中国産はよくないということで、韓国産が出るのを待っていたという事でした。香りは日本産とまではいきませんが、ああマッタケだと思う良い香りです。
 関西ではマツタケをマッタケと言います。
 叔父は初夏には山形のサクランボ、冬は福井のマツバガニも送ってくれます。ありがたいことです。
 お二人とも本当によい方です。健康に気をつけて長生きをしてください。ありがとうございました。 
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56号 羽鳥祭り、ネムノキ

2007年08月03日 17時25分19秒 | 花、写真、家庭菜園
           
              
  先週7月28日(土)と29日(日)にJR常磐線 羽鳥駅周辺を中心とした「羽鳥祭り」が催行されました。
 この祭りは始まってから16年という、まだ歴史の若い祭りです。しかし、いくつもの神輿、山車、獅子頭などがあり、小さな町としては中々、にぎやかな祭りでした。
 祭りは、隣の市の有名な「石岡祭り」を小型にしたようなものです。山車の「宝船」は町内の若衆が作ったそうです。
 山車の上でひょっとこを演じる子供は腰の使い方、手振り、身振りがとても上手で感心しました。
  ネムノキの花を見ると芭蕉の「象潟や雨に西施がねぶの花」の句を思い出します。「西施」は呉の国の絶世の美人だったそうで、呉王夫差は西施の言いなりになり国政を怠り、ついには呉の国が危ういことになったと言われ、傾国の美女とも言われます。
 ネムノキの花を見ていると、ピンクの花が風にソヨとなびく姿は、今にも触れれば折れんとするような姿であったであろう西施の面影と重なります。私は風に揺れるヒナゲシにも同じような思いをします。
 私がお会いする多くの女性達はヒマワリの様な気丈な美人が多く、一人でたくましく生きています。しかし、夜には一人淋しくベットの中でおお泣きするそうです。優しく、慰めてあげたいのですが、私では役不足だそうです。残念。
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