柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

139号、コジュケイ、小品盆栽、バケツラン、ヒスイカヅラ、ガマガエル

2009年03月27日 17時18分51秒 | 花、写真、家庭菜園
   日曜日に、この冬中、温室でニワトリと一緒に飼っていたコジュケイが温室の植物に水をやっている間に逃げてしまいました。
 ニワトリはインフルエンザにかからないように冬鳥から隔離をするために温室で飼っていたのです。コジュケイはニワトリによくなついてニワトリについて温室に一緒に入ったのでそのまま飼っていました。
 いずれ春になれば放そうとは思っていたのですが、いざいなくなると少し寂しい気がしました。
 次の日は裏の林で「チョットコイ、チョットコイ」と甲高い声で鳴いておりりました。月曜日と火曜日は全く鳴き声が聞こえず猫にでも獲られてしまったのかと大いに心配しました。
 水曜日に朝から裏の林で「チョットコイ、チョットコイ」と甲高く鳴く声を聞き「やれ無事だったかと」安堵しました。こちらが口笛で「チョーイチョイ、チョーイチョイ」と呼びかけると「ケーン」「ケーン」と答えてくれました。しばらくすると林の中から出てきて私のことを見ていました。慌ててカメラを取りに走り写真を撮りました。ニワトリの餌をばら撒くとそれを拾って食べ始めました。近くまで寄って手のひらに餌を載せ見せるとはじめは警戒していましたがその内に手の平から直接餌食べ始めたのです。こんなに感動してうれしかったことは最近ありませんでした。

 神奈川のイオンモール大和で小品盆栽展があったので撮影に出かけました。その折に売店で買った小品盆栽です。値が安いと思ったので9点も買ってしまいました。 
 盆栽には高いもの安いものがありましたが小生には安いと思われるものが高かったり、高いと思うものが安かったりで その値段がどのような価値観でつけられているのがわかりません。
 買った盆栽と値段です。
  イソザンショ 500円   ウマノスズクサ 300円
 サンシュユ 800円   ズミ(黄実) 3500円
 乳イチョウ 500円   チョウジュバイ 700円
 ノボケ(白) 2500円   ムラサキシキブ 2000円
 ヤナギ 500円
 
 火曜日に筑波実験植物園に撮影に出かけました。
 以前遠くに展示してあったバケツランが近くに展示してあったので、アップで撮影ができました。この花の作りはどうなっているのかと思うほど不思議な形をしています。
 
 ヒスイカズラも咲き始めていました。この花も不可思議な色をしています。最初に見た時はよくもこんな色の花があるものかと驚きました。 
 
 今年は池にガマガエルが卵を産みにこないなと思っていたら3月半ば頃から沢山のガマガエルがやって来ました。池に20匹以上のガマガエルがおり、カエル合戦をやっていました。23日頃には皆産卵を終えて林に戻り、池は静かになりました。
 
 blustarflowersさんへ ムスカリ‘ゴールデンフラグランス’はほのかな香りがします。

  
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

138号 プシキニア、シラー、ムスカリ、ラケナリア、チューリップ プルケラ テタテタ、コレオネマ 他

2009年03月17日 14時40分27秒 | 花、写真、家庭菜園
 毎週木曜日に更新してます我がブログですが、今週木曜日は所用がありますので本日更新します。
 ここ数日は春本番かと思われるような暖かい日が続き、我が栽培棚でも一気に小球根類が咲き始めました。
 写真は多品種を栽培したく、一品種の購入量が少ないので、結果として迫力がないのが欠点です。

 Puschkinia scilloides var.libanotica ‘Alba’です。このPusckiniaはどのように発音すればよいのでしょうか?。プシュキニア?プスキニア?プーシキニア?プシキニア?良くわかりません。
 以前、京都大学農学部教授をやっていた後輩に学名の発音の仕方を聞いたことがあります。彼が言うのには現在このラテン語を国語としている国はないので発音の検証の仕方がなく、どのように発音しても良いのだと言っていました。以前はローマ字読みのようにしていたように思いますが、今は英語読みが普通のように思います、しかし、綴りが英語にないようなものがあるので困ります。
 写真はプシキニアの特徴の花弁に青い筋がないのでアルバです。
 シラーシベリカです。この花をアップでよく見ると、雄しべの葯についている花粉が綺麗な青色であるのに気づきました。ユリなどは茶色ですが普通花粉は黄色が多いですね。
 さて、Bluester Flowersさんなど、ご心配おかけしているシラー ランブレイですが残念ながら写真の品種はムスカリのようです。ネットで調べるとランブレイは草姿全体はムスカリに似ていますが、花の花弁は一枚ずつ散るような構造で写真のようにスズラン形ではないようです。
  ピンク色のムスカリ‘ピンク サンライズ’です。売れ残り見切り品コーナーで偶然見つけたものです。球根が古いのが原因かもしれませんが花がラベルの写真よりやや小さいようです。
 一昨年に買ったムスカリ‘ゴールデン フレグランス’です。球根はよく増えますが、花つきはあまりよくないようです。今年は肥培しようと思っています。
  ラケナリア マーシュシーです。これは室内の窓辺で育てていますので少し徒長気味です。
  八重咲き原種チューリップ プルケラ テタテタです。真っ赤な八重咲きで花茎がほとんどなく地面に置いたように咲いています。
 最近買ったコレオネマ プルケルムです。ミカン科で花にも葉にも香りがあります。庭植えにしたいのですが、茨城では寒すぎてだめでしょうね。
 クズの葉痕です。人面か猿面のように見えるのが面白いと思い写真を撮りました。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

137号 春の「野の草」料理、茨城県植物園、コットンヒース、ベルセミア、オウレン 

2009年03月13日 16時38分17秒 | 花、写真、家庭菜園
  

先週の土曜日(3月7日)陽光穏やかで暖かかったので、石岡市の八郷地区に妻と出かけてました。あちらこちらの田の畦や川の土手にはみずみずしい草の芽やオオイヌノフグリ、ホトケノザ「サンガイグサ」などが咲き始めていました。
 水辺ではアシの芽が出て綺麗なカエルの卵がありました。


 筑波山山中にあるレストラン「ひつじの郷」で昼食をとりました。「ひつじの郷」は以前埼玉県飯能市内にあったのですがこの地に引越しして来たのです。名のとおりジンギスカンなどヒツジ肉料理を食べさせる所で、飯能時代から時々利用しています。 まあまあ美味しいレストランです。
 帰りに川の土手に西洋アブラナと西洋カラシナが沢山生えていました。
西洋アブラナと西洋カラシナの違いは葉がトウ立ちした茎を抱くか抱かないかで区別します。茎を抱くのが西洋アブラナです。生葉を食べると西洋カラシナは辛く、西洋アブラナは甘い感じがします。
 妻がアブラナは胡麻和え、カラシナは浅漬けに他で採ったセリはおしたし、ナズナは油いためにと酒の肴を作ってくれました。これらは非常にうまいもので、これで酒を飲むのが我が家の春の楽しみの一つです。

   火曜日(3月10日)に以前テレビで茨城県植物園にザゼンソウが咲いているという放送があったので出かけて見ました。
以前から出かけようと思っていたのですが、天気の状況や私の都合でなかなか出かけられませんでした。ザゼンソウにはやや遅いかと思いもしましたが他にも写真を撮れるものがあるだろうと陽気に誘われて出かけました。ザゼンソウはなんとか写真になるものが1株ありました。園内ではウメやロウバイは終わりになり、大花ミツマタが盛りでした。温室では洋ランが展示されていましたが、ゴレンシ(スターフルーツ)が沢山なっているのには驚きました。
  三越本店の園芸店で買ったコットンヒースです。店頭で一見したときはスズランエリカだと思っていたのですが近づいてよく見ると、小さな丸いワタ坊主が沢山付いていました。他のエリカ類と様子が異なるので買いました。なかなかかわいいです。
 S百貨店で鉢植えをシラー ランブレイとして買ったのですが、以前と同じくこれもまたムスカリでした。2種も異なる花なのは単純なミスではないのではないかと疑いたくなります。
  今、咲いているベルセミア カペンシスです。これは本当のカペンシスでは無いとも言われています。カペンシスは栽培は容易ではないそうです。ブラクテアタではないかと思っています。室内で育てているのでやや徒長気味です。

  裏庭で咲いているオウレンです。コゼリバオウレンに比べ花期が遅いようです。



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

136号 ザゼンソウ、セツブンソウ、ウメ、春咲き球根、寄せ植え、石岡からくり時計

2009年03月06日 14時17分56秒 | 花、写真、家庭菜園
 鉢植を池の浅瀬で栽培しているザゼンソウです。3日の夕刻から雪が降るというので池から取り出して棚の上に置いておきました。4日の朝、雪が積もったところを撮影したものです。

 上記と同じ日、シダレウメに積もった雪です。
 ウメの‘思いのまま、輪ちがい’です。鉢植えで沢山花は咲いていますが咲き分けているのはこの一輪だけです。枝の付き方が樹形に対して悪いのですが、輪ちがいに咲くのはこの枝だけなので切れません。
 庭の一隅に咲いているセツブンソウです。増えもせず枯れもせず毎年咲いています。

以下の写真は今咲いている小型の春咲き球根の花です。
  「ラペイロウジア フィラミダリス」です。
 「デュピタクサ トリケトラ」=「クリスタルリリー」です。
 ヘスペランサ バックマニーです。
 シラー チュウベルギニアナです。
  ビオラとイベリスの寄せ植えです。今、我が家で一番春らしい所です。

     常磐線石岡駅の架線橋の脇の広場にあるからくり時計です。毎正時にやぐらがせり上がって石岡総社祭りの山車で披露されるヒョットコ、おかめ、キツネがお囃子と共に舞を演じます。なかなか良くできたからくり時計です。ヒョットコの口が不人気のどこかの国の首相に似ています。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする