柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

9号 サギソウとお父さんの木、クロッサンドラ

2006年08月25日 17時21分57秒 | 花、写真、家庭菜園
  



 
 先週、2花が咲いたサギソウが今週はたくさん咲きそろいました。せっかくだから鷺の写真も入れようと近くの田んぼに行きました。アマサギとチュウサギが混ざって群れていました。きれいに並んで飛べばよいのですが、警戒して逃げ飛ぶ姿はイメージと少し異なりました。
メモ  アマサギ サギ科 学名 Bubuleus ibis 特徴 夏鳥。頭、胸、背の羽毛が燈色になる。

 
 サンゴアブラギリ「ヤトロファ ポダグリカ」。木の下の方がぷっくりと膨らんでトックリ型になるのが特徴です。Kさんの娘さん達は、この木を「お父さんの木」と呼んでいるそうです。なるほどといたく感心しました。
 この木は数年前、町内の祭りのチャリティーで100円で買ったものです。
メモ サンゴアブラギリ 珊瑚油桐 トウダイグサ科 学名 Jatropha podagrica
原産地 西インド諸島、中央アメリカ、コロンビア 園芸分類 高温で水があれば常緑。普通、冬は落葉する。5℃以上は必要。
  

クロッサンドラは左の写真‘イエローバタフライ’のように黄橙色系の花が多いのですが、右の写真‘リフレブルー’のようなヒスイ色の花は珍しいと思います。このような色の花はヒスイカズラ以外には思いつきません。‘イエローバタフライ’は数年前、‘リフレブルー’は昨年買ったものです。
メモ クロッサンドラ キツネノマゴ科 学名 Crossandra infunbuliformis 原産地 インド南部、スリランカ 園芸分類 非耐寒性多年草。温度があれば1年じゅう開花。   
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8号 サギソウ、サラシナショウマとジュズダマほか

2006年08月18日 09時15分14秒 | 花、写真、家庭菜園

 サギソウの花が咲き始めました。白い清楚な花は毎年見ても見飽きません。私は7種ほどの品種を栽培しています。花期が少しずつズレ、長く楽しめます。
 サギソウも白い花だからこそこの名の由縁なのでしょうが、淡いピンクやブルーの花があればと、いつも思っています。
 メモ サギソウ 鷺草 ラン科 学名 Hebenaria radiata 生育地 本州~九州、朝鮮、台湾の低湿地 園芸分類 耐寒性球根

  
 ここ数年、鉢で栽培しているレンゲショウマです。ある村の山野草店で購入したものです。日陰で栽培をしていますが、特別の管理をしなくても毎年2本の花茎を出します。今年は地に下ろしてやろうと思っています。
 メモ レンゲショウマ 蓮華升麻 キンポウゲ科 学名 Anemonopsis macrophylla 生育地 東北南部から近畿中部の太平洋側の低山。園芸分類 耐寒性多年草。

 ジュズダマの花です。子供の時、この実で作ったネックレスやお手玉で好きだった女の子と遊んだ淡い、甘い思い出が心をよぎります。今は野原でもあまり見かけなくなってしまったので、庭の片隅で2,3株栽培しています。
 メモ ジュズダマ 数珠玉 イネ科 学名 Coix lacryma-jobi 生育地 東南アジア原産で暖地の野原に帰化している。園芸分類 非耐寒性 1年草 

 シロタエヒマワリです。ヒマワリの花はいつも、太陽に向かって咲いているといわれますが、これには少々疑問があります。シロタエヒマワリは太陽に向かって咲く性質が強いといわれています。この写真は午後4時過ぎに太陽を背に取ったものです。咲いている花は向こうを向いたままですが「つぼみ」は皆、こちらを向いています。どうも、花茎が柔らかい「つぼみ」のうちは太陽に向かうようですが、花茎が硬くなった花は東の方を向いたままで咲き、動かないようです。
 メモ シロタエヒマワリ 白妙向日葵 別名 ハクモウヒマワリ キク科 学名 Helianthus argophyllus 原産地 北アメリカのテキサス州 園芸分類 非耐寒性1年草 
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7号 アサガオの開花過程とブシュカンの花ほか

2006年08月12日 08時37分04秒 | 花、写真、家庭菜園


 長い間の日照不足でしたが、梅雨明けと同時に、強烈な太陽と暑さで、人も植物も青息吐息です。
 ところで、しぼんでいないアサガオを見ましたか?朝寝坊の方にアサガオの開花過程をお見せしましょう。アサガオはまだ暗い早朝に咲き始め、夜明けごろには咲き終わっています。このアサガオはたまたま遅れて咲き始めたものを撮ったものです。
メモ アサガオ 朝顔 牽牛花 ヒルガオ科 学名 Pharbitis nil 園芸分類 非耐寒性つる性1年草



 ジュウロクササゲの花です。花は夜が明けてから咲きますが、午前10時頃には早々と閉じてしまいます。淡い水色の美しい花です。
メモ ジュウロクササゲ 十六豇豆 別名 三尺ササゲ マメ科 学名 Vigna sesquipedalis 原産地 西南アジア 園芸分類 非耐寒性1年草。マメ類



 菜園でミニトマト‘アイコ’がたくさん成りました。とても甘いと好評です。
メモ トマト 蕃茄 ナス科 学名 Lycopersicum esculentum 原産地 ペルー、エクアドル、熱帯南アメリカ 園芸分類 非耐寒性1年草




 鉢植えのブシュカンの花が咲きました。この花は不定期に咲きますが、残念ながら当方では小さなうちに実が落ちてしまいます。今回は何とか実を成らせたいと思っています。
メモ ブシュカン 仏手柑 学名 Citrus medica 原産地 インド、ヒマラヤ山麓 園芸分類 非耐寒性中高木



 今年、通販で買った、フウラン「富貴蘭」‘金鏤閣’が咲きました。今年は開花が無理と思っていましたが、少し咲かせてくれました。富貴蘭は花より葉や根が鑑賞の対象です。
メモ フウラン 風蘭 別名 富貴蘭 ラン科 学名 Neofinetia falcata(=Finetia falcata) 原産地 本州中部以西 園芸分類 半耐寒性常緑多年草



 友人とその友人の母子、総勢7人が遊びに来てくれた。9日は台風の雨であいにくな日でしたが、翌10日は台風一過、抜けるような青空で、太陽ギラギラになりました。子供たちは家の近くのトウモロコシ畑で虫取りに夢中でした。梅の木にはたくさんのアブラゼミがいましたが1匹も取れず、取れたのは、トンボと小さなバッタなどでした。帰りには「かわいそうだから」と言って皆逃がしていました。心優しい子供達でした。秋にまた再開を約束して別れました。









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6号 ホタルブクロ‘白糸の滝’、ボウランの開花と「庭の昆虫達」1

2006年08月04日 16時00分49秒 | 花、写真、家庭菜園

 先週、紹介した、ホタルブクロ‘白糸の滝’が開花しました。花弁は深く裂け、袋になっていません。本来は、一本の花茎に6~10くらい花がつきますが、今年は、1茎しか立たず、しかも長雨でつぼみが腐り不調でした。栽培は普通のホタルブクロよりやや難しいようです。

 今年の東京ドームでの「世界洋蘭展」で購入したボウランが咲きました。葉と茎が区別できません。茎葉は棒というほど太くありませんが、細い円柱状線形です。唇弁が濃い茶褐色で動物の顔のように見えます。



メモ ボウラン ラン科 学名 Luisia teres 分布 近畿地方南部、四国、九州、沖縄、台湾 園芸形態 常緑 半耐寒性多年草 

 7月29日に庭に出しておいた洋ランの葉の裏に、チョウのサナギを見つけました。何チョウだかわかりませんでしたが、8月1日にチョウなりました。図鑑で調べたところ、どうもゴマダラチョウのようです。平地、雑木林、公園、庭などに見られ、幼虫はエノキ、エゾエノキを食べるそうです。

      

メモ ゴマダラチョウ タテハチョウ科 学名 Hestina japonica 分布 北海道南西部、本州、四国、九州

 庭のネグンドカエデが大きくなり、いろんな昆虫が来ます。写真はニイニイゼミの交尾とヒグラシです。アブラゼミも来ますが、用心深く、アップの写真が撮れません。


    

メモ ニイニイゼミ セミ科 学名 Platypleura kaempferi 分布 日本全土
メモ ヒグラシ セミ科 学名 Tanna japonensis 分布 北海道南部、本州、四国、九州、奄美大島

 アメリカリョウブを撮影中に来たクマバチ。この蜂は相当に自信家らしく、このずんぐりした図体でこの小さな羽。どう計算しても飛べないそうですが、本人は飛べると言う自信だけで飛んでいるそうです。ほかの蜂のように刺す針は持っていませんが人を恐れず堂々としています。私の好きな昆虫の一つです。



メモ クマバチ ミツバチ科 学名 Xylocopa appendiculata 分布 本州、四国、九州

 庭の小さなケヤキの上にいたキリギリスの仲間の幼虫です。幼いものはかわいい。名前はよくわからないがヒメギスと思われるます。詳しい人がおられましたら、名前を教えてください。



メモ ヒメギス キリギリス科 学名 Metrioptera hine 分布 北海道中南部、本州、四国、九州



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