柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

55号 優曇華、鶏小屋の増築、ノコギリカミキリ、オトシブミ 他

2007年07月27日 20時24分25秒 | 花、写真、家庭菜園
  優曇華(うどんげ)が咲きました。鶏小屋にぶら下げておいた、懐中電灯の先にありました。
 優曇華は想像上の花で、3、000年に一度咲くと言われています。この花が咲く時は、金輪王や如来が世に出現すると言われています。
 花が咲くのが非常に珍しいので、吉兆、または凶兆と言われています。
 子供の頃、近所の小母さんの家の電灯の傘に写真の様な優曇華が咲きました。小母さんは「こんな珍しいことが起きるとは、何か悪いことが起きる予兆だ」と大混乱になっておりました。「この悪いことから逃れるには、この花を3,000の人に見てもらわなければ」と人の集まる神社の拝殿にぶら下げておりました。
 写真の優曇華は実はクサカゲロウの卵で、奇怪な形をしているので、優曇華と言われるようになったそうです。私はこれは凶兆でなく、吉兆だと思い、宝くじでも買おうかと思っています。下の写真はブルーベリー畑で見つけた、違った種類のクサカゲロウの卵です。
  庭はあまり殺虫剤を散布しないので、昆虫やクモなどが沢山います。写真は、ノコギリカミキリとヒゲナガオトシブミです。庭にいる昆虫は大半が害虫で木の幹や葉を食害したり卵を産み付けます。オトシブミは、卵を産んだ巣が昔の落文(人に言えないことを、文書に書いてわざとに落としておく文書)に似ているところから昆虫の名になったそうです。ノコギリカミキリは触角がノコギリに似ているのこの名がつきました。
  鶏小屋を増築しました。私がいる時はニワトリを庭に放し飼いにしています。しかし、週に2日は東京に出て留守にするので、狭い小屋ではかわいそうなので、小屋を倍の広さにしてやりました。
 ニワトリは広くなったのが嬉しいのか、そうでないのか顔に出しませんが、昼間は主に増築部分にいるので、居心地は良いのでしょう。上部の板の部分は鉢置き場になります。
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54号 サンパチェンス、ヤブキリ、ウスバカゲロウ、ヘチマ

2007年07月20日 17時04分48秒 | 花、写真、家庭菜園
  (株)サカタのタネ発売のサンパチェンスを5種育てています。サンパチェンスはインパチェンスの園芸品種で、インパチェンスの日陰の花のイメージを一掃した日向でも旺盛に育つ品種です。一株でも相当大きくなります。‘斑入りサーモン’と‘マジェンタグランデ’という品種は、鉢で栽培していますが、このところの雨と曇天が生育に良い環境なのか沢山の花をつけてくれました。日照りに強いサンパチェンスとは言え、やはり半日陰の方が良いようです。水切れ、肥料切れ、ハダニには要注意という事です。切り戻しにも強いそうです。
  このところの長雨で、花が雨にあたりサンパチェンス以外はあまり状態がよくありません。なにかブログ用のネタ無いかと庭を探したら、ヤブキリとウスバカゲロウを見つけました。ヤブキリのメスは成虫ですがオスはまだ幼虫でかわいらしい顔をしていました。メスはどうも、温室で越冬したのではないかと思います。この冬に温室で何度か見かけたことがありましたから。
 ウスバカゲロウはアリジゴクの成虫で、幼虫のアリジゴクは軒下などの乾いた所にすり鉢型の巣を作って、アリなどの小動物が落ちるのを待っています。
 子供頃、アリジゴクにアリを放り込んで、アリが必死によじ登ろうとするのを、アリジゴクは砂をパッパと投げかけるとアリはズルズルと鉢底に落ち、ついには鋭いあごに捕まってしまうのを興味深く見ました。アリジゴクには餌にありつき良いことでしょうがアリにとってはとんだ災難でした。
 幼虫は相当恐ろしげで、醜い姿をしていますが、成虫は目が大きく可愛い姿です。昆虫は幼虫と成虫の姿が全く異なるものが多く、その変化は神秘的です。私も昆虫のように脱皮をして、華麗に生まれ変わりたいと何度も思いました。もう無理ですが 子供の頃読んだ昆虫エッセイストがウスバカゲロウのことを「薄馬鹿下郎」とも書けると書いていたのを印象深く今も覚えています。
                                    
 ヘチマが二階まで伸びました。葉の脇には小さな蕾が付いています。
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53号 クラインガルテン栗源、熱帯スイレン

2007年07月13日 12時16分00秒 | 花、写真、家庭菜園
 乗っていった市のバス。  利用者との会話  畑作業をする人  農機具収納庫                        今年も、7月7日に畑を借りている小美玉市運営の「シビックガーデン」の行事で、他所の農園見学会があり、参加しました。
 今回は、千葉県香取市運営の滞在型市民農園「クラインガルテン栗源(くりもと)」にお邪魔しました。
ここは1区画310㎡で個々にラウベ(休憩施設)が付いており、10畳の居間、台所、洗面、トイレ、押入れ、ウッドデッキなどが設備されています。全部で20棟有ります。他に共同の集会所、手洗い、管理室のあるピロティー、駐車場、駐輪場、トイレ、農機具収納庫などが完備されています。
 使用料は年間40万円で、他に共益費が月4、000円だそうです。水道代、堆肥代は無料ですが、電気代ガス代は個人持ちだそうです。
 私達が借りている、日帰り型農園が1区画(30㎡)が年5、000円に比べると相当高いように思いますが、趣味の世界ですから、高い安いは個人の考えによるものでしょう。これでも施設経営側は当然赤字になっています。
 作付けの指導者もおり、適切なアドバイスも得られるとのことで、どの区画畑も非常にキレイで、作物の出来も良い印象を受けました。
 我々は親しく施設運営者や使用者と話が出来、有意義な見学会でした。
  お昼は近くの道の駅「くりもと」でいただきました。「くりもと」の裏は谷間になっており、上海ガニの養殖池(特別の飼育許可を取っているそうです)、クジャク飼育舎、ザリガニつり池などがありました。上海ガニは秋には食べられるそうです。
 ザリガニ池では子供、大人がスルメを餌に釣っていました。そうは簡単に釣れないだろうと思っていましたが、女の子が見る間に釣り上げたのには驚きました。
  帰路、ヒゲタ醤油工場の見学をし、銚子の魚市場でイワシ19匹700円で買いました。だいぶおまけしてもらいました。
  このところ、熱帯スイレンの人気が上がっているようです。私も2種類ほど買って、栽培しています。熱帯スイレンは大きな施設がないと無理だと思っていたのですが、これは、小さい容器では小さく、大きな容器では大きく育つようです。夏中咲き続けてくれます。葉にムカゴが付く品種は簡単に増やせます。雨にも強い「浜野ウッド」さん自慢のウッドデッキに置いています。これなら水がこぼれても心配ありません。
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52号 アワチドリ、ヘチマの生長

2007年07月06日 19時24分49秒 | 花、写真、家庭菜園
 
アワチドリです。昨年買ったものの生育がよくなく、葉の先が茶色に変色してしまいました。写真は近くの園芸店で咲いているものを買って撮影したものです。
 アワチドリはウチョウランの変種でアワチドリはウチョウランに比べて距が小さいと覚えているのですが、写真のものは大きいように見えます。最近、園芸店で売られているものは、園芸的変異をしたものが多く、自然の基本的なものが見られなくなってしまいました。自然では絶滅寸前で、簡単に見られなくなってしまいました。園芸店では変異ものしか見られなくなり、残念です。
       
ヘチマの日よけを作ろうと思い、5月5日にタネを蒔きました。発芽後、約1ヵ月後の6月9日で本葉がようやく展開して来るような状態でした。これでは失敗かなと思いながらも、プランターに植えました。ところが茎が伸び始めるとぐんぐん生長するではありませんか。6月20日から30日までの生長記録は写真の通りです。1日でどれくらい伸びるものかと思い、朝7時に赤い印をつけ、次の日の7時に計ってみました。1日で14.5cmも伸びており驚きました。生長が早いといわれるタケノコはどれくらい伸びるのでしょうか。
 「浜野ウッド」さんが7月1日にパーゴラの残りの工事をしてくれました。遠いところから来ていただき申し訳なく思っています。ありがとうございました。
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