柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

187号 スミレ、イヌツゲのトピアリーとアーチ、日本ミチバチの巣の落下

2010年02月26日 14時34分22秒 | 花、写真、家庭菜園
 先日買ったスミレがちょうど見ごろになりました。ビニールポットに植えてあったものを陶器の小鉢に植え替えたものです。ヒゴスミレ、エイザンスミレ、ヒラツカスミレ、ナンザンスミレは葉が細かく切れ込むタイプですが、見分けはなかなか難しいです。ヒゴスミレの葉は大きく5裂し更に細かく分かれ、エイザンスミレは葉が3裂して更に細かく分かれます。ナンザンスミレは朝鮮半島、中国に産し、日本では対馬のみに産すると言うことです。ヒラツカスミレはエイザンスミレとヒゴスミレの交配種だそうです。いずれも花の色、葉の形など固体にかなりの違いがあるようです。写真のものはいずれも花の綺麗な固体の選抜種と思われます。
 純白スミレ  純白スミレ  ヒゴスミレ  ヒゴスミレ  大輪エイザンスミレ  大輪エイザンスミレ  ナンザンスミレ  ナンザンスミレ  ヒラツカスミレ‘くれない’  ヒラツカスミレ‘くれない’

 
 先日の大風で鋳物製のアーチが倒れました。駐車場の近くなのでまた倒れると困るので、それは他所に移し、イヌツゲでアーチを作ることにしました。花木センターで10日に続いて20日も3割引きの日でしたので、1本1,380円のものを966円で2本買いました。アーチが出来るのはまだまだ先のことですが。また鳥の形のトピアリーも15,000円が10,500円になりましたのでこれも購入して庭の入り口に植えました。やや荒れた感じであった庭先にフォーカルポイントが出来ました。
 アーチのための2本ノイヌツゲ
 鳥の形をしたイヌツゲのトピアリー

 ニホンミツバチの巣箱に行ってみると巣箱の下に巣のかけらのようなものが見えました。、また、スムシが入ったのかなと思い巣をのぞいてみると、巣が重みで落下して崩れていました。あたりにハチミツが流れてもったいないことになってしまいました。また、多くのミツバチも落下した巣に押しつぶされて犠牲になってしまいました。
 落ちた巣を何とかしなければならないのですが、ハチはブンブンと飛び回るし衣類はミツでべとべとになるわで、巣をボールに入れるのに苦労しました。
 以前から、もしかしたら巣が落ちるかもしれないとうすうす感じていたので、巣が落下しないような枠が入った巣箱を作っておきました。ところがハチを新しい巣箱に移動させるのがまた大変でした。私は女王蜂がどれだかわかりませんので、ハチの塊が出来たらそれをチリトリですくって新しい巣箱に何度も放り込みました。何度入れてもハチは外へ出てしまうのでこれはだめかなと思いながらやっていると、だんだんと新しい巣箱にハチが固まりはじめました。これで何とか女王蜂が入ったのではないかと思います。巣箱にエサになる蜂の巣を入れておきました。翌朝、巣をのぞいてみるとまだ、ハチの塊がありましたので、少し安心しました。このまま落ち着いてくれることを願っています。
 巣箱の下の巣の破片  落下した巣  枠の入った新しい巣箱
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186号 世界らん展日本大賞2010、都会の雪、新しい本

2010年02月19日 15時02分13秒 | 花、写真、家庭菜園
 東京ドームで今年も「世界らん展日本大賞2010」が開催されています。今年は20回目の節目の開催です。しかし、最近は以前のように観覧の人たちが熱に浮かされているような熱気がありません。私も、洋ランはチョット食傷ぎみです。今まで、色々な品種を買いましたが、今も残っているのは皆無です。昨年は洋ランをやめて、カンランやシュンランなどの東洋ランを買いましたが、これも生育が芳しくありません。今年はサワランの球根2球で700円と原種に近いウチョラン2球で1,000円を買いました。
 日本大賞になったランもやや地味な感じでした。あまり、写真をとる気もおきませんでしたが、少しですが会場の展示作品をお見せします。假屋崎省吾氏の作品はピンク色のハートが目立ちましたが、洋ランはピンクのハートに負けてしまっていたようです。
  会場
 日本大賞   優良賞  優秀賞  假屋崎省吾氏作品 
 ディスプレイ作品 らんの里堂ヶ島  デイスプレイ作品 向山蘭園  日本大賞副賞のメルセデスベンツ

 今年の2月は雪が降る日が多く例年になく寒く感じます。歳のせいばかりではないと思いますが。
 18日(木)の朝、都心でも雪が降り少し積もったので、靖国神社から北の丸公園付近を散歩がてら写真を撮りに行きました。雪の北の丸公園など普段とは少し異なる写真が撮れました。
 靖国神社  千鳥が淵  田安門   北の丸公園  北の丸公園のベンチ  雪とヤブツバキ

 妻の文章、私の写真の「花の事典820種」が西東社から出版されました。以前出した「花の事典」よく似ていますが、文章も写真も新しく書き、写真は一部を除き新しいものです。
 本屋で見ていただき、お気に入りになればお買い上げいただければ幸いです。
 
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185号 強風、花木センター特売日、土偶展、当りくじ、イチゴ苗、スミレ

2010年02月12日 10時17分23秒 | 花、写真、家庭菜園
 2月6日(土)は強風が吹き荒れました。遠慮がないと言うか、品が悪いと言うか、気が触れたたような荒々しい風でした。
 窓から見ていると、目の前でバッタリとブドウを絡ませているアーチが倒れてしまいました。すぐ近くに先日買った新車がありました。アーチの倒れる向きが車側だったらとゾーとしました。車に当らなくて良かったです。茨城は冬に「筑波おろし」と言うのか時々強烈な風が吹くときがあります。以前にも大き目のビニールハウスが跡形もなくフッ飛んでなくなったことがあります。東側に高さ20メートルくらいの防風林がありますがそれを越えて飛んでいってしまったようです。もしかしたら、太平洋まで飛んで行ったかも知れません。
 風で倒れたアーチ

 2月10日(水)は花木センターの特売日でした。植物、園芸資材などが3割引きになります。寒い日でしたが私も園芸資材や野菜のタネなどを購入のため出かけました。
 園芸ブームも下火になり、普段は客もそれほどではありませんが、この日ばかりは大勢の人でごったがえしていました。盆栽のオークションなども催されていました。
 花木センター売り場

 カゴいっぱいに買われた商品

 盆栽のオークション

 買った園芸資材と苗、タネ、〆て18,800円

 買ったタネ。これからタネを蒔いて世話をすることを考えると少々気が重いです。

 写真はジョイフル本田 荒川沖店でかったヒゴスミレを鉢に植え替えたものです。ポット植えが399円でした。ところが同じものが花木センターでは売値が380円。ここから3割引きで266円で購入できました。イチゴ苗もジョイフル本田では‘宝交早生’が199円、‘夏姫’が299円でしたが花木センターでは‘ジャンボ’‘とちのか’‘章姫’‘女峰’がいずれも売値が150円。ここから3割引きで105円で購入できました。ジョウフル本田はやや強気の値付けのようです。

 花木センターでこの日は購入金額5,000円ごとに一回くじがひける催しがありました。いつもはカラクジばかりでしたが今回は2等賞が当り、1,000円の商品券が当りました。ラッキーでした。

2月11日(木)に妻と上野の東京国立博物館で催されている「土偶展」に出かけました。土偶は思っていたより大きなものもありました。教科書などで見た土偶もあり、形や文様などデザインがなかなか洗練されており興味深く見ることが出来ました。土偶を見学している人の顔を見ていると、だんだん土偶の顔に似ているように思えるようになったのは可笑しかったです。
 帰りに地下のミュージアムショップで博物館展示品のレプリカ(皿)、尾形光琳のカキツバタ図の缶入りクッキーなどを購入しました。

 購入した品物

 帰りに上野駅近くの「銀座ライオン」で遅い昼食をとりました。ビールフェアをやっており、ビールを飲んだ人にはくじ引きがあり、妻が3等賞が当りました。次回の飲食の時に、飲み物が1杯無料という券が当りました。ただのビールを飲みにもう一度こなければならないので面倒です。ややラッキーと言うところです。クジ引きで2等、3等が当ったので次は1等かもしれないので宝くじでも買ってみようかと思います。

 当った飲み物無料券


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184号 アオサギ、雪の日の庭で、サギソウの植え付け、パパイヤとハマボウフウの発芽 ウスタビガのまゆ

2010年02月05日 09時22分04秒 | 花、写真、家庭菜園
 先日、庭仕事をしていると、背後の池あたりで何かがいる気配がしました。振り返ってみると、そこに小さな白髪の老人が立っているではありませんか。ゾクとしながら良く見るとそれは大きなサギが池の水面を見ている姿でした。サギはアオサギのようで、池に放したワキンを狙っているようでした。池にいるワキンは20匹以上おり、真っ赤でちょっと自慢の魚でした。しかし、池を見ると残念ながらほとんどこのアオサギに食われてしまったようです。
 追っても、一度味をしめたアオサギは何度も飛来するようになってしまいました。仕方がないので池に紐を張りました。池は寂しくなり、紐で見苦しくもなってしまいました。

首を伸ばしたアオサギ  飛ぶアオサギ  寂しくなった紐を張った池

 先日、2月1日の夜から2日の未明にかけてに雪が降りました。雪の庭と雪の中で咲くロウバイとロウアガキの実を撮りました。なかなかきれいに撮れたと思います。
 雪の庭  雪の日の栽培棚
 ロウバイ  ロウアガキ

 妻が植木鉢の土を掘り返していたところ、中から卵のようなものが出てきました。ヘビかトカゲかの卵かと思いました。しかし、今の寒い時期に卵を産むことは無いと思い一つ割って見ました。硬い卵?でしたが中から出てきたのはイラガの幼虫でした。イラガのまゆは小枝につくものだとばかり思っていたのですが、土の中でしかも集団でまゆをつくるイラガがいることをはじめて知りました。
 イラガの一種のまゆ 
 庭のトウカエデの枝にもガのまゆがぶら下がっています。おそらくガですから害虫と思いますが形がユニークで緑色でかわいいのでそのままにしています。ウスタビガのまゆのようです。ネットで調べたところウスタビガは秋に羽化するそうで、写真のまゆはもう空のようです。
 ウスタビガのまゆ

 
 サギソウの球根の植え付けをしました。‘輝’と言う品種ですが良く増えて114球にもなりました。小さな鉢と大鉢に分けて植えつけました。写真は小鉢に植えつけた手順です。

 植え付け材料 
 球根を殺菌剤につける 
 鉢に防虫網を入れる 
 鹿沼土を入れる 
 湿らせたミズゴケをしく 
 球根を並べる 
 上にミズゴケをしき軽く押さえる 
 名札を立て水をやる

 Iさんに買っていただいた「発芽・育苗器」にパパイヤとハマボウフウのタネをまきました。いずれも順調に発芽しました。
 Iさんに買っていただいた「発芽・育苗器」  発芽したハマボウフウ  発芽したパパイヤ

 晴れた日のテラス風景です。晴れた日はなるべく花に日光浴をさせます。朝夕に花を室内や温室から出し入れするのはなかなか面倒なことですが花が喜んでいるように見えるので、毎日必ずやるようにしています。
 日光浴中の花

 
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