11月30日(木) 。日展に行ってきました。
私は美術家ではありませんのであまり偉そうなことは言えませんが、観賞者として感想を言わせていただくと、日展の作品の印象は全体に、こじんまりと整っているということです。どこかキリッというか、スカッとした所やパンチが無いというか、全体におとなしくおさまり、何か食い足りないように思いました。工芸・美術部門は中には面白いものがありました。彫刻部門も例年通りで、特別、目新しいものは目につきませんでした。書は残念ながら全く、わかりません。これを理解するにはかなりの教養が必要と思います。字の形だけ見るのなら、中国古代文字を面白く思いました。
今年も従姉妹の娘の寺山 三佳さんが例年通り、彫刻を出品しました。彫刻界では中堅以上で、日展では3度ほど特選をとり常連になっています。今は無審査ではないかと思います。彼女の作品は他の出品者とは少々、異なり、重厚さというものはありませんが、少年や少女の若く苦悩する心象を表現しながら、どこか、メルヘンチックな雰囲気の彫刻が得意です。以下は彼女の作品と各部門の会場風景です。各部門の総理大臣賞や特選などの作品を紹介したいのですが、作者から許可を得ていませんので残念ながら出来ません。
題 「水玉カルテット」。
頭部。
犬の前顔は書いてありませんでした。
彫刻部門。
工芸・美術部門。
日本画部門。
洋画部門。
書部門。
日に日に寒さが迫ってきています。我が家の林の木々も紅葉し、秋風に吹かれて落ち葉が天高く舞っています。
冬枯れし、カラスウリの実が朱色に色付きました。手入れが行き届かず、うらぶれた林のわきを常磐線特急が走ります。
我が家の林。
メグスリノキ。
ナツヅタ。
コナラ。
コナラ。
エノキ。
ヤマモミジ。
ハナミズキ。ステラ種。
ガマズミ。
ハクモクレン。