柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

581号 改組 第4回 日展。我が家の木々の紅葉。

2017年11月30日 20時55分20秒 | お知らせ

 11月30日(木) 。日展に行ってきました。

  私は美術家ではありませんのであまり偉そうなことは言えませんが、観賞者として感想を言わせていただくと、日展の作品の印象は全体に、こじんまりと整っているということです。どこかキリッというか、スカッとした所やパンチが無いというか、全体におとなしくおさまり、何か食い足りないように思いました。工芸・美術部門は中には面白いものがありました。彫刻部門も例年通りで、特別、目新しいものは目につきませんでした。書は残念ながら全く、わかりません。これを理解するにはかなりの教養が必要と思います。字の形だけ見るのなら、中国古代文字を面白く思いました。

 今年も従姉妹の娘の寺山 三佳さんが例年通り、彫刻を出品しました。彫刻界では中堅以上で、日展では3度ほど特選をとり常連になっています。今は無審査ではないかと思います。彼女の作品は他の出品者とは少々、異なり、重厚さというものはありませんが、少年や少女の若く苦悩する心象を表現しながら、どこか、メルヘンチックな雰囲気の彫刻が得意です。以下は彼女の作品と各部門の会場風景です。各部門の総理大臣賞や特選などの作品を紹介したいのですが、作者から許可を得ていませんので残念ながら出来ません。

 題 「水玉カルテット」。  頭部。

 犬の前顔は書いてありませんでした。

 彫刻部門。

 工芸・美術部門。

 日本画部門。

 洋画部門。

 書部門。

 日に日に寒さが迫ってきています。我が家の林の木々も紅葉し、秋風に吹かれて落ち葉が天高く舞っています。 

 冬枯れし、カラスウリの実が朱色に色付きました。手入れが行き届かず、うらぶれた林のわきを常磐線特急が走ります。

 我が家の林。

 メグスリノキ。

 ナツヅタ。

 コナラ。

 コナラ。

 エノキ。

 ヤマモミジ。

 ハナミズキ。ステラ種。

 ガマズミ。

 ハクモクレン。

 

 

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580号 サツマイモ、ヤーコン、サトイモ、ショウガの収穫。サボテンと多肉植物の寄せ植え。他

2017年11月23日 16時43分13秒 | お知らせ

 茨城の我が家の畑にも霜が降り、栽培していたパパイヤ、サツマイモ、ヤーコン、ショウガなどの葉が霜枯れしてしまいました。このところ、なにやかやと忙しく、収穫もままならなかったのですが11月13日(月)、なんとか収穫しました。今年の畑はなかなか手が回らず、ほとんど雑草の中で育てたものです。あまり、収穫は期待してはおりませんでしたが、予想をはるかに下回る出来でした。

 霜枯れしたパパイヤ。実は1個も収穫できませんでした。パパイヤは寒さに弱く、枯死してしまいます。

 霜枯れしたサツマイモ。

 サツマイモ。‘パープルスイートロード’。小さく、細いものが多く不満です。

 ヤーコン。太いものもあり、放任栽培にしては許せる範囲です。

 サトイモ。ほとんど凶作といった状態です。

 ショウガ。在来種なのでやや細めですが、なんとか収穫出来ました。

 園芸店で買ったサボテんと多肉植物でチョコチョコっと寄せ植えをつくりました。

 サボテんと多肉植物の寄せ植え。

 シダのフレボディウム オーレウム‘ブルースター’が見ごろになりました。

 フレボディウム オーレウム ‘ブルースター’。

 

 

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579号 江都青長ダイコン「ビタミンダイコン」の栽培。ヤーコン茶つくり。花と木の苗。 

2017年11月16日 20時05分49秒 | お知らせ

 このところ、仕事の写真撮影が忙しく、ブログ用の写真を撮る時間がありませんでした。今週のブログは少し前に栽培した、小型のダイコン「青都青長ダイコン」、別名「ビタミンダイコン」の栽培過程でお茶を濁すことになってしまいました。あしからず。小型の大根ですので大きくなるダイコンと少し栽培法が異なります。

 畝をつくる。

 栄養ドリンクのビンの底を土に押し付け種を蒔く穴をつくる。

 種を蒔く穴。深さ1㎝程度。

 種を5粒蒔く。

 種まき穴の間隔は15㎝。大型ダイコンより狭い。

 発芽。

 よい芽を3本残して、あとは間引く。

 本葉が出始める。

 本場が5~6枚になる頃、2回目の間引きをする。

 2回目の間引き。株を1本にする。

 追肥をする。

 株元に土寄せをする。

 順調に育っている。

 収穫間近のダイコン。

 収穫。生育途中で台風が襲来。株がぐらついて、少しゆがんだダイコンもあります。

 ヤーコン茶は一頃、大変に人気がありましたが、今はあまり話題にならなくなってしまいました。我が家の庭に1株のヤーコンがあり、放任しておいても大きく育ちました。このまま地上部を枯らしてしまうのも、もったいないと思い、ヤーコンの葉を採取し、日干しにしました。

 日干しにしたヤーコンの葉。細かく刻んで、先日作ったクワ茶とブレンドして飲んでみようと思っています。

 今、一緒に仕事をしているKさんから、花苗と木の苗をいただきました。

 モモシキブ。‘ピンク パール’。やや珍しいピンク色のコムラサキ。

 花ユズ。「一才ユズ」。

 イタリアカサマツ。「ピナス ピネア」。‘シルバー ウィンド

’。

 セロシア。‘レッド モンスター’。

 

 

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578号 日比谷公園とその周辺。

2017年11月09日 18時45分41秒 | お知らせ

 11月9日(木)。久しぶりに青空が広がり、少し風が強いようでしたが、ふと思いついて日比谷公園に出かけました。日比谷公園は飯田橋の会社から東京メトロ、有楽町線で桜田門駅下車、およそ20分くらいで行ける所です。桜田門駅の5番出口を出ると堀の向こうに桜田門があり、右側には法務省、警視庁があります。

、桜田門。重要文化財。近くで幕末に大老 井伊直弼が水戸藩士などに殺害された「桜田門外の変」が起きた所。

 法務省の門。 

 法務省。旧本館。重厚なレンガつくりの建物。重要文化財。

 警視庁。テレビのサスペンスドラマでいつも見かける風景。

 有名地名が書いてある交通案内板。日比谷交差点。

 日比谷公園は元、仙台藩の外桜田上屋敷跡で、伊達政宗、終焉の地です。公園は都心のド真ん中にあり、周辺はビルに囲まれていますが、日本で初めての洋式庭園や池や噴水を配した和風庭園、多くのモニュメントがあります。また、有名レストランなどもあり、都会のオアシスとして、サラリーマンなどの憩いの場になっています。

 ビルに囲まれた公園。

 公園の紅葉。

 ちょうど見ごろのツワブキ。

 小音楽堂。

 雲形池の「鶴の噴水」。日本で3番目に古い噴水。

 水飲み。日比谷公園開設当時(明治36年)のもの。馬も水が飲めるようになっている。

 古代スカンジナビア碑銘譯。スカンジナビアのバイキングの古代北欧文学碑を模したもの。北極航路開設10周年記念に寄贈されたもの。

 ルーパロマーナ。「ローマの牝狼」。祖父を殺され、王位を奪われ、川に捨てられた兄弟が牝狼に育てられ、祖父の仇を討ち、ローマを統一したという話の像。昭和13年にイタリアから寄贈されたもの。

 埴輪。昭和40年に日比谷公園と宮崎県立平和台公園が姉妹公園になった記念として宮崎県から寄贈されたもの。

 松石。珪化木。3~5千年前の木の化石。

 日比谷茶廊。

 フェリーチェガーデン。

 松本楼。

 結婚式の記念写真撮影がさてていました。お幸せに。小生の息子は40半ばでまだ未婚です。残念。

公園では「東京都観光菊大会」が催うされていました。

 大菊。

 盆栽菊。棚飾り。

 菊苗売り場で菊苗を@300円を4株買いました。1株おまけでくれました。

 

 

 

 

 

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577号 野菊のいろいろ。柿の苗。グズマニア。

2017年11月02日 16時35分58秒 | お知らせ

 野菊と言えば、私のような年代の者に、すぐに頭に浮かぶのは伊藤左千夫の小説「野菊の墓」です。小年と年上の薄幸の少女との淡い恋物語ですが、小生にもこの小説を読んで涙した青い時代がありました。

 さて、植物学的に一般に言われているノギクには色々なものがあり、いずれもがよく似ており、その区別は難しいです。

 ノギクは同じような所に生え、慣れれば大方の見当はつきますが、これを文章で表現するとなると、かなり難しいものです。以下はノギクと言われ、田や土手などに生えている種を写真で区別してみました。

 ヨメナ。中部地方以西に多い。花は淡紫色~青紫色。直径約3㎝。

 カントウヨメナ。関東地方以北に多い。草丈はヨメナよりやや小型。花は淡紫色~青紫色。直径は3~3.5㎝。

 ユウガギク。花は白~淡青紫色。 直径約2.5㎝。

 ノコンギク。花色は淡青紫~青紫色。直径約2.5㎝。花が重なるように咲く。

 ヨメナ。葉は卵状長楕円形で、縁は浅く粗い鋸歯があり、3脈がやや目立つ。深緑で、光沢はあまりない。

 カントウヨメナ。葉は卵状長楕円形で、質は薄く、縁に粗い鋸歯があり、切れ込みが深い。

 ユウガギク。葉は薄く、披針形~卵状長楕円形、縁は浅く裂けたり、羽状に中裂し、変化が多い。葉の基部は楔形。

 ノコンギク。 葉は卵状長楕円形~長楕円形、両面に短毛が密生して、ざらつく。

 ヨメナ。果実の冠毛は短く目立たなく0.5㎜程度。

 カントウヨメナ。果実の冠毛は短く目立たなく0.5㎜以下。

 ユウガギク。果実の冠毛はほとんどない。

 ノコンギク。果実の冠毛が長く目立つ。

 「野菊の墓」の「民子」に似た野菊はどのような種だったのか?とよく言われます。小説の舞台は千葉県ですので関西地方に多いヨメナは別として、カントウヨメナかユウガギク、ノコンギクのいずれかだと推しします。私が思うにはノコンギクは花が重なるように咲き、にぎやかで、ユウガギクは花が白く、全体の姿がやや粗いようのに思います。カントウヨメナは淡い紫色で楚々とした姿でこれが似つかわしいように思いますが?

 ある園芸店からカキの苗とグズマニアの鉢植えをいただきました。我が家の庭にできた「ポポーの種」をあげたお礼です。

 カキの苗。‘富有’、‘禅寺丸’、‘太秋’。

 グズマニア。花の色が、赤、オレンジ、黄と鮮やか。

 庭に派手な文様のチョウチョがいます。ツマグロヒョウモンの雌です。この蝶は雄より雌のほうが派手です。スミレ類が食草なので、気をつけていないと、パンジーやビオラが幼虫の食害にあいます。

 ツマグロヒョウモン。雌。

 

 

 

 

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